ROSASOLIS

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常緑

冬は冬枯れでもちろんかまわないのだが、そこに常緑の木などがあると安心感があるというのか、ほっとするものがある。

冬の山を散策すると、意外なほど常緑樹の多いことに感慨を新たにする。
里に近い山だから当然人の手の入ったものではあるけれど。
ひとつひとつ特定はできないけれど、カシの類はとても多い。
あれだけどんぐりを落とすのだから当たり前だけれど、実生の小さな木があちらこちらに生えている。
もっともそれらの中で生存競争に勝ち抜いて大木になれるのはほんの数%にすぎない、いやもっと少ないかもしれない。
まるで魚の卵のようだとおもう。


話は変わり、ナンテンは元々うちの庭に数カ所生えていた。

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とりたてて強く惹かれるというのではないのだけれど、朝日をあびた時の葉姿や秋に色づく姿、紅い実がおいしそうになっている(鳥にすれば)ことなど、主役ではないけれど、名脇役のように時にしみいるものがある。

庭は好きなものだけを植えれば良いというわけではないとよく言われるけれど、近頃はとみにそうおもう。
好ましくおもわないものをわざわざ植えることまではしないが、芝居にも脇役やエキストラが必要なように、一つの植物をきれいに見せるには庭にもそういったものがあるとよいのかもしれない。
お互いをひきたてあえれば、脇役だってエキストラだって悪くは思わないのではないか?


先日ホームセンターで見かけた 細葉ヒイラギナンテンというもの。

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この頃は秋に紅葉、黄葉するものがたくさんあるとうれしいとおもい、これは通常は緑葉なのだが、このように紅葉し、また葉の趣もさらさらとしていて悪くなさそうだったので買ってみた。
この手のものはやたら大きくならないのもいいとおもう。




ところで、苔の養生には松を使うとのことなので、山で少しだけ拾ってきた。

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手前で咲いている原種スイセンはナルキサス・カンタブリクス・モノフィルスとおもうのだが、よくわからない。

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(販売元の示した名はおそらくまちがっているので)


苔のその後はけっこう悪戦苦闘している。
霜であがったり、育つ環境が違ったりで・・・
でも、雨のあとでは復活するので可能性はあると観ているが予断は許さない状況だ。


常緑の話をしながらも、また、こういう枯れ姿もやはり新鮮である。

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by sakillus | 2009-01-21 02:16 | 植物 | Trackback | Comments(8)
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Commented by seedsbook at 2009-01-21 16:16 x
南天など昔は気に留めることも無い植物でしたが、
段々に趣向が変わってきて面白いと思うようになるので不思議です。
お仕舞いの写真は花のがくの名残でしょうか?
原種水仙美しいですね。薄暗がりの中からちょっと顔を出したような水仙の写真。
香りがしてきそうです。
(香りありますか?)
もう一つのブログの記事も拝見しました。
ちょうど私はこちらで見つけた金柑を砂糖に煮していたのです。
風邪を引いたときにこれを。。と思っていましたがすぐになくなってしまいました。
(ジャムやらピクルスのような物を作るのは何故か面白い)

Commented by saki at 2009-01-21 20:55 x
seedsbookさん、わたしもナンテンも悪くないなと思い始めたとはつい最近のことです。
ここにあるのを見た時も最初はあってもなくてもどっちでもいいなぁぐらいにしか思っていなかったのですが、今はある方がいいなぁとおもっています。^^。
最後の写真は山で見て素敵だったので1本いただいてしまいました。
たぶん野菊だとおもうのですが・・・ 萼が星みたいですね!

原種水仙はヨーロッパが主に原産なのですね。
スペイン、ポルトガル、地中海沿岸、それに北アフリカだそうです。
何日も咲いているせいなのかどうか?香りはしないんですよ。寒さの中で花弁が透明になってきて
消え入りそうです。水仙は有毒なのであまり増えすぎても猫のためには困るのでほどほどにしようと思っています。

金柑の砂糖煮ですか! わたしもまさに今日煮ていました!
わたしははちみつと塩少々です。あまり甘くない方が好きです。
すっごくおいしいです。♪ シロップもいけますよね。
風邪ひきそうだと言って少し早めに帰ってきた娘がグッドタイミングでこれにありついていました。
Commented by sakae at 2009-01-23 17:22 x
新鮮な話、苔に松が相性いいなんて。
松の成分の何とかってヤツがいいのかな?
Commented by saki at 2009-01-23 22:23 x
sakaeさん、この頃忙しそうですね。お身体大事になさってくださいね。

え〜、苔に松葉はどうなんでしょう? 成分というより、日照をさえぎることと見た目なのではないでしょうか?
お客様に見せるのには藁ではまずいでしょうからね。松葉は緑できれいだからいいんじゃないでしょうか。
(わたしはちゃんとやっていませんけれど・・・)

なにしろせっかく採ってきた苔なのでだめにしないようにしたいとおもいます!
Commented by MiscellaneousOGRs at 2009-01-24 20:23
sakiさん

こんばんは。
今日は寒い一日でしたね。
昨日は電車を降りても汗ばむほどの夜だったのに。
なんともさえない薄曇りの週末ですが、
こういった空模様も時には冬らしくていいのかもしれません。

南天は僕がこの家に越してきた時、たった一本植わっていた庭木でした。
薔薇を置く為に、切り詰めに切り詰めて今では隅に追いやられています。
縁起のよい花木ですから、もう少し手を入れて復活させてあげないと
罰があたりそうな気がしなくもないです...(汗)
2枚目の写真は「コンフューサー」と同一のものでしょうか?
でしたらコメントでお返事さしあげた友人宅にも二株植えました。
(その二株はその家の奥さんの方が選んだものという事でした)
玄関へと続くアプローチに高低差をつけて植え込み、
手前に我が家から嫁に出したDDのヘレボルスを植えたんです。

苔の養生に松というのは初めて知りました。面白いですね。
アカマツなんて樹としても洒落ていると感じる事があります。
ちなみにいちばん最後のお写真。
ちょうど今、白山菊がこんな姿になっています。

G d D
Commented by sakillus at 2009-01-24 23:18
G d Dさん、こんばんは。

今日はこちらはめまぐるしく天気が変わり朝は明るく暖かかったのに、急にかき曇り、雪になり、
曇り、雨になり、夜にふと見ると雪が3㎝ほど積もっています!

なるほど、南天はポピュラーなのですね。主張しすぎないのが利点ですね。
それで、細葉のは‘ナリヒラ’とありました。ネットで今「コンフューサー」も見たのですが似ていますね。
それこそ「confusa」じゃなくて「confuse」だわ、な〜んて。
G d Dさんの友人ご夫婦の新居にいろいろな植物を植えたなんて素晴らしいですね!
さぞかし喜んでくださったでしょうね。

苔の養生に松というのは本当なのですが、きっとプロはもっとうまくやるのでしょう・・・
それでなくても、「道路にあった苔はアルカリ好きだからむずかしいでしょうね。」とか、「樹木の株元ってむずかしいかも。」などといろいろ言われて、、、^^;

アカマツ、わかります! 洒落ていますね。カラマツの黄葉もすばらしいですね。
白山菊、そうですか! やはり。山に野菊は何種類かあって、この背の高いタイプの野菊はたしか
すきっとしていました。
Commented by ukishimakan at 2009-01-30 02:18
はじめまして、ukishimakanです。
素敵なブログですね!
自然に囲まれて その隅々までこころを通わせ 美しく暮らされている様子がよく分かります。
これからもときどき伺いますので どうぞよろしくお願いします。
リンクさせて頂きました!

Commented by sakillus at 2009-01-30 10:03
ukishimakanさん、はじめまして!ようこそ。

訪問どうもありがとうございます!
東京から田舎に引っ越してきてはや10年ほどの歳月が流れました。
今の家に来たのは2年前ですが、やっとこころおきなく庭や植物と関われる生活を得ました。
田舎に越してここに来るまでは借家でしたが、わたしも民家にはずっと憧れていて、ずいぶん捜しましたが、すでに借りられているところがほとんどで叶いませんでした。

ukishimakanさんは大正時代の民家におすまいなのですね!
その時代の建物って作り方も意匠もとても凝っているのではないでしょうか?
あとでゆっくり拝見させていただきますね。
場所はどこなのだろうとたぐっていって、わかりました。
バラのネットの友人で九州の方は何人かおりますせいか、一度もいったことのない場所ですが親しみがあります。
こちらこそどうぞよろしくお願いいたします。リンクどうもありがとうございました!
わたしもリンクさせていただきます。
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