わたしの持っているカメラのレンズは、ズームの調子が悪くなった今、
90ミリマクロのみといっていい。 だから広い範囲のものを撮れない。 そこそこの広さを撮るのであれば、少し下がって撮ることもできる。 カメラでは余計なものをはずすことができるので、たとえばこんなところでは実際よりも きれいに見えるかもしれない。 いずれも道路から見て 朝の光は魔術師のようだ この庭はそれほどカラフルではない。そうなることを望んでもいない。 緑の中に淡い色とたまに濃い色が点在していればよいのだ。 これからわずかな季節はそんな庭であっても、一番華やかな時だ。 この時点でも淡い色がまばらに点在してあり、わたしはけっこう感激している。 そして光 光はドラマの重要な演出者だ。 さてと話を戻し・・・ ところがどうしても実際の感触を表せないものがある。 それはわたしの技術の未熟さにもよるのだろうが。 つるバラの圧倒的なボリュームである。 たとえばこんなところ、 Reve d'Or や Parks' Yellow... 、Mrs.Herbert Stevens.cl もちらっとみえている。 それに、イボタノキ、ツリバナなどがひしめきあっているところ。 ここなどは何度も撮ったが写真ではその臨場感はわたしには表せない。 その二つのバラも予想以上に伸びてくれて、 しかも、格子の右側のCarriereと開花期も見事に合ってくれるのは、 計算していなかったことだけれど、とてもうまくいったとバラに感謝したい気持ちである。 何度か出したこのCarriereの圧倒的な存在感、わたしの目に見える様が 写せればどんなにか良いのだけれど・・・ この両側、来年はどうなっているか? たのしみだなぁ・・・
by sakillus
| 2009-05-14 23:56
| 植物
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Comments(8)
KOUは携帯カメラで水遣りや花摘みしながらのついでにパチパチ撮ります。
花のUPは撮れますが~空間の広がりやバラで埋もれた屋上風景は何故か?とても薄っぺらな部分にしか写しきれないです。ズームと広角の同居した人の目には遠景の中の煌くバラの花姿が浮き上がって見えてるのに~画像では小さな染みになってしまうのはとても残念です。
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seedsbook
at 2009-05-15 14:04
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写真では表現できないですね。。。
でもまあ、それはそれで仕方ない。 見る側の共鳴と想像力にも差が出てくるし。。。でもデジタルになってありがたい事に誰もがそこそこの写真をとれるようになりましたね。Sakiさんの庭、薔薇の香りで一杯でしょうね。
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sakae
at 2009-05-15 17:57
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写真はどうしてもその枠に入れなければならないので大変と言えば大変っす。
オイラはそんな感性無いから悩まなくても済むんですけどね。 そうかぁ写真って云うものはそういう事を意識してとっているのかぁみんな(汗汗
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sakillus at 2009-05-16 00:00
KOUさん、さきほども言ったようにKOUさんの屋上は今やバラの海でしょうね。
鉢であれだけの生育を見せられるのはすごいとしか言いようがありません。 やることなすことスケールがでかいし。 人の目とカメラのレンズがいっしょでも困るし、限界があってくれた方がかわいいというものですが、 その雄大さを表したいというのもこの時期バラ愛好者としては普通の感覚ですよね?
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sakillus at 2009-05-16 00:11
seedsbookさん、そうですね。写真では限界がありますね。
しかしながらある意味の限界(limit)はあっても、すぐれた写真は現実以上にリアルさを表現できたりしてますね。 まさしく、見る側の共鳴と想像力にも差が出てくる。なにかを喚起できるものが撮れればいいなぁなんておもいます。 それも二次的なことで、第一は記憶しておきたい、見せたいという単純なところなのですが。 本当に今は良いデジタルカメラが続々登場し、プロには困った世の中になりましたね? 薔薇の香り、そうなんです!家の中にいてもかすかに漂ってくるし、外ではかなり香ります。 今日、甲州街道を歩く妙齢のおばさまたちが「いい香り〜」と言葉を残していきました。
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sakillus at 2009-05-16 00:13
sakaeさん、わたしもそんなに悩んではいないのですが、こうやってブログなんぞをしていると
ついつい欲が出てきますね。 実際に目で見るのが一番といのは確実なことなんですが・・・ みなさんはどうなんでしょう?
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kaffe
at 2009-05-17 08:20
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やっぱりsakiさんのお庭には、実際にお邪魔しないといかんのね と思いました。
あの石、この景色、写真だけでみるよりこの目で見ないと、とっても損した気分になります。
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sakillus at 2009-05-17 18:56
kaffeさん、そうですか〜!
うちもまだまだ見苦しいところ、これから手をつけなければならないところが山積みなのですが、 ひとまずいい形にはなってきたかなぁという感慨があります。 kaffeさんは遠いですから恐縮なのですが、折の良い時にどうぞいらしてください! なにもできませんが歓迎いたします。^^。 そんなには広くないですよ〜。
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