夏の終わり頃の緑につつまれた庭は色に対する欲求が深まるものの、
それはそれでも良いと思っている。 秋明菊やホトトギスは秋の花への助走みたいなもので、野菊の咲いてきた昨今は いよいよ秋本番とばかりに心躍る。 少し前から撮りだめていたものも含めて幾つかアップしてみようとおもう。 ゲンノショウコとイワシャジン このゲンノショウコはどこからか種が飛んできたのか、芽が出るやあれよあれよと大株になり、 いい感じに広がりまとまってくれた。 実は花が咲くまで、このフウロソウはなんだろうと思っていた。ふふふ ホソバヒイラギナンテン ’ナリヒラ’ 去年ふたつ買ってひとつは地植え、もう一つは鉢植えで。 咲いたのは鉢植えのみ。 さもありなん 清澄シラヤマギク だとおもうのだけれど・・・違うかなぁ ヤブランと キイジョウロウホトトギス アキチョウジ アキギリ 今年2度目の開花のエルサレムセージと なんだかすごくいいなぁとおもった フジバカマ とても和風なのだけれど、花開くとロマンティックでもあり、 それが抑え気味のロマンティック加減だからなおいいとおもった。 ヴェロニカさんの器に入れてみました。 定点観測 10月4日 ミカ ***************** ps.to kaffeさん Rosa agrestis Caninae (カニーナ節) agrestisは、ラテン語で「野の、畑の」の意。 ヨーロッパに自生するようです。(野村和子さんの「オールドローズ花図譜」より) 高さは1,5メートル この写真は草ぶえの丘バラ園で撮ったものです。半つるとあります。 花弁が桔梗のようにとんがって見えますが、ハート型のもあるようです。 その時も印象に残ったバラです。 とても野性的で、荒野に生きているという印象のバラでした。
by sakillus
| 2009-10-12 22:03
| 植物
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Comments(14)
最後の石畳の写真やっぱいいわぁ。
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クミン
at 2009-10-13 13:31
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sakillus at 2009-10-13 15:58
sakaeさん、石っていいですよね〜
器が載っても猫が乗ってもナイスですね!
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sakillus at 2009-10-13 16:09
クミンさん、こんにちは。^^。
先ほど、植え込みほぼ完了しましたよ。^^v ちょっと前までは赤みの色が欲しいなぁと思い、今は黄色に気持ちが傾いています。 それで、この間深山アキノキリンソウというのを買ったら、ちっこいのですがとてもかわいいんです♪ 黄色の花です。 ホソバヒイラギナンテン、これも黄色の花です。紅葉がなかなかきれいなんですよ。 >’ナリヒラ’って、プレイボーイの名前ですか(笑)? あはは〜、在原業平、関係あるんでしょうかね? 〜世の中に たえて櫻の なかりせば 春の心は のどけからまし〜
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sakillus at 2009-10-13 22:54
クミンさんへ
偶然ではございますが、能の「井筒」は、『伊勢物語』23段の「筒井筒」に取材した能であるようですが、 『伊勢物語』は在原業平が主人公ともいわれます。 して、能の「井筒」はシテが業平の亡き妻であり、その霊が男装して(業平の役になって) 井筒の前で舞うシーンがあります。(見たことはありませんが) 上の画像の竹、なにやら井筒に見えなくもありません。 少し前まで広がるダリアの枠だったものですが・・・ やはりこの’ナリヒラ’は勝手に在原業平にしてしまいましょう。 細い葉が流し目みたいでありますし・・・ と、わたくしの口調もなにやら古めかしくなるのでございます・・・ 筒井筒 井筒にかけし まろがたけ 生いしけりしな 妹見ざるまに
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クミン
at 2009-10-13 23:25
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sakiさん、こんばんは^^。
ナリヒラがくしくもsakiさんのお庭の井筒の前で風に舞うと? こりゃ~えらいこっちゃ! しかし日本の恋話って霊とか生霊とか好きですよね。 『ずぅ~~ん』って重くて、ちょっと怖い(笑)。 アメリカだとラブコメにしちゃうんだろうけどな~♪
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sakillus at 2009-10-14 13:52
クミンさんこんにちは。^^。
>霊とか生霊とか好き そうですね〜。電気のない時代の夜の闇は深く長かったでしょうからねぇ。 六条御息所みたいにライバルを呪っちゃうのはどうかなぁとおもいますが、この 在原業平の妻みたいに、死んでも夫をいちずに慕っちゃうのは悪くないなぁとおもう 今日この頃であります。^^。
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kaffe
at 2009-10-15 15:32
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sakiさん
こんにちは。 ああ また・・・アキキギのお写真、繊細な光に包まれていて・・ なんて静寂な空間なのでしょう。 sakiさんのお庭は、勝手に 秋 と決め込んでいるわけですが(笑) 色に対する欲求度が 増す季節であって、仰るとおりだと思います。 無いものねだりなのですね。人間は、どこまでも欲深な生き物です。 キイジョウロウ、まだ健在ですね。私は、ほんとダメでして、うっかり八兵衛で水を切らしてしまいました。 葉も枯れ枯れ、花はシワシワ・・ 株自体ダメになってはいないので、今後こんなことが無い様にと反省。 sakiさん、余談ですが、もしご存知でしたら・・・ ロサ・アグレスティス・・・ どんな流れの(系統)バラなのでしょう? (急いでおりません)
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sakillus at 2009-10-15 20:45
kaffeさん、こんばんは。
あ、もしかして、繊細な光に包まれていてと言ってくださるのはフジバカマのことでしょうか? 私、基本的に名前は画像の下に入れるんです。^^;でも、たまに基本は破ります。 いいかげんですね〜。 この庭でまだ3回目の秋なんですが、今年はしみじみ秋の草木がいいなぁとおもいます。 とても心情にぴったりくるんですね・・・ 秋の彩りは今の私には春よりも好ましいです。 とはいえ、そんなにあるわけじゃないんですけれどね。 それから、わたしは全然色彩計画しないタイプなんです〜。だから、kaffeさんの期待をすでに 裏切っています。 だいたい原種同士だと嫌みなく合うとおもうんですよ。園芸品種が入ると時々まずいなとおもうことがあります。そしたら、抜いて移植しちゃいますね。ははは。 キイジョウロウ、そうでしたか〜。kaffeさんでもそのようなことがあるんですね。でも、大丈夫でしょう。
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sakillus at 2009-10-15 20:47
kaffeさん、続きです。
ロサ・アグレスティス、記事本文に追加してみました! わたしのわかることは少なくてすみません。 去年春に草ぶえに行ったとき写したものです。 印象に残ったばらしか写しませんから。 某ナーセリーで売り出していましたよね? すでに売り切れ。。 なんつうか、大地にしっかと立っているようなバラでしたよ!
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kaffe
at 2009-10-17 06:14
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sakiさん
おはようございます。 ロサ・アグレスティス・・・ ありがとうございます。 記事本文にアップしていただいて。 >花弁が桔梗のようにとんがって見えますが、ハート型のもあるようです。 草ぶえのものは、とんがっているタイプのほうですね。 ハート型は、某所の販売終了してしまったものがそうでした。 このとんがっているほうが、断然好みです。 私もとても印象に残りました。 >とても野性的で、荒野に生きているという印象のバラでした。 野生的で、荒野に・・ う~~ん 悩ましいお言葉。 もう、何がなんでも見たくなってきました。 枝が赤みがかっているのですね。何の血が入っているのかしら。 どんな系統のものか、本当に気になるところです。
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Noir-Z at 2009-10-17 09:46
ミカちゃんの脚、可愛いですね。
他人の僕などが近づくとやはり威嚇するのでしょうか? ハナちゃんは、僕のツレが一緒に暮らしていた猫になんとなく似てるんですね。 で...僕も暮らした経験があるにはあるんですけど 僕の飼い猫じゃなかったんですよ。当時の恋人でした。 お付き合いする方が猫と一緒に暮らしているパターン...非常に多いですね。 僕も一緒にお世話しましたけどね。一緒に寝たりも。 毛並みはキジトラがいちばん好きかなぁ。 やはりいつか引っ越して一緒に暮らしたいですね。 清澄シラヤマギクは例のあのものですか? 秋が深まり、気温がさがると花弁が極々淡い青紫に染まります。 あとは黒軸か否か...ですね。 『〜agrestis』、懐しいですね。 あの時、僕もいちばん最初に撮った記憶があります。 記事もトップに持ってきたような。 でも恐ろしく弓なりのデカい株でしたよね?(笑) ホント野生あるがまま...って感じでしたね。 G d D
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sakillus at 2009-10-17 18:40
kaffeさん、こんばんは。
ロサ・アグレスティスのこと、現物かネットで見てkaffeさんのつぼにはまってしまいましたか? もしかして買う気満々ですか? うふふ たしか2年前、草ぶえの新苗であったような気もします。うろおぼえですが。 花がとてもしっかりしていますね。よくある野ばらのように集団での雰囲気がどうのではなく、 ひとつひとつがとても印象に残ります。 なんの血が入っているのかはなかなかむずかしいところだとおもいます。 モスカータ、アルウェンシスみたいにやたら(暴力的に)伸びるタイプじゃないですね。 kaffeさんの庭だったらばっちりOK!
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sakillus at 2009-10-17 18:54
G d Dさん、こんばんは。
ミカの足、かわいいでしょう? うちの猫は2匹とも足が白くてチャーミングポイント。おなかもね。 威嚇はしませんよ〜。気は強いような弱いような猫なので。 ハナはそうでしたかぁ。そのせいもあって贔屓? G d Dさんの数々の猫遍歴をお聞きし、いつの日か・・・待っている猫もいることとおもいます。笑。 私も物心ついたころからほとんど猫とはいっしょでした。 あったかくていいですよね〜! 寝るときは最低1匹はいっしょです〜。 清澄シラヤマギク、こちらはYUKIさんにいただいたものかどうか?というものです。 G d Dさんにいただいたのは、清澄のつかないものでしたよね? ひとつ、それらしきものがあるのです。下の方の葉がハート型で、上の方になるとすっと細くなります。 花弁の変化と黒軸かどうかですかぁ・・・軸は上の方が特に赤っぽいんですけれど・・・^^; agrestis、記事になさっていたの、良く覚えています! とても素敵な写真でしたね。 恐ろしく弓なりのデカい株、あはは〜、でも、kaffeさんちだったら大丈夫ですね?
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