ROSASOLIS

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地中深くから
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地上の枯れ草を少し整理したらすっきりと見えてくるものがあった。

シュンラン、クリスマスローズ、ゲラニウムも。


また山野草の種をたくさん播いた。
今日は夕方ヴェロニカさんに話をするために伺った。
終わりの方でその種まきの話も話題に上がる。

園芸品種と違い山野草の発芽はいっせいに行われないものも多々あるという。
それは、自然の干ばつなど不測の事態に備えて、絶滅から逃れるために種の保存をはかっているのだ。

その種のことを、我々人間の潜在意識のようだという話をした。
わたしたちの潜在意識には生まれてからこのかた、自分では忘れているようなことも
地中に埋まっている種のようにたくさん持っている。
もしかすると、自分が経験していないこと、遠い過去の記憶も積もっているかもしれない。
別の生物であったことも。

それらひとつひとつの種が何かをきっかけとして、地上に小さな芽を出す。
ほんの小さな。

既存の経済システム、価値観が大きく崩れていくこのような時代には小さな芽がひょこっと出てもおかしくはない。
苦境にあって逆に大切なことが見えることもある。

小さな芽のうちのたったひとつでもいい、豊かな実ができてくれればいい。
たとえ実がならなくても、それはそれでいい。
とにかく長い年月をともに過ごさなければいけない。ゆっくりと。


ヴェロニカさんに話したかったことは森林再生の話だった。
以前からヴェロニカさんが願っていたことである。



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去年の秋あたりからずっと咲く気満々の様子のショウジョウバカマ。
でも、本当に咲くまであとしばらく待たなければならない。
常緑の葉をロゼット状に広げて、寒さの中けなげである。
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by sakillus | 2010-02-01 22:33 | 自然物 | Trackback | Comments(6)
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Commented by sakae at 2010-02-02 02:25 x
春は確実に近づいていますね。
Commented by sakillus at 2010-02-02 13:42
sakaeさん、そうそう、そうですね。
色があまりなかった庭にもすこしづつ春の気配が漂ってきています。
Commented by fairyhatskyoko at 2010-02-02 18:43
こんにちは。
潜在意識の話、おもしろいね。
自分の中には、ほんといろんな種が眠っている?
実ってもよし、実らなくともよし・・・
いいないいな、そんな大きな気持ちで自分をみるっていいな。
森林再生の話、それも大きいな。
私はすぐに小さくなってしまうから(笑)
Commented by sakillus at 2010-02-02 22:05
kyokoさん、こんばんは!

なかなかおもしろいでしょう?
このごろ私自身、自分の潜在意識に何があるか、なにをしようと欲しているのか?探ってみたりしていますが、簡単には出てくれません。でも、なにかきっかけがあったとき、自分自身の反応に自分が驚くことがあります。そんな自分がいたんだって。
怒りも悲しみも喜びも揺り動かされるものがありました。
潜在意識を通じて、もしかしたら人や人同士、また、ほかの生物や物とも、わたしたちは通じあえるのではないかしら?

わたしだってしぼんだ風船のようになってしまうことありますよ。
kyokoさんの行動力には敬意を表していましたよ。ずっと。
でも、お体大切になさってくださいね。

森林再生の話は無理の無いことからはじめようとおもっています。楽しめる要素を忘れないことも大事ですしね!
Commented by すみごん at 2010-02-03 18:43 x
こんばんは。
私も潜在意識のお話を興味深く読ませていただきました。
その通りだと思います。
自分の奥底に何があるか、正確に知っている人はいないで
しょうね。だから、面白い。
自分が知らなかった自分に出会うという経験には、どこかワクワク
するものがあります。
森林再生・・・私も漠然と考えますが、単純な話ではないのでなかなか自分の意見を言えずにいます。
今の日本人の価値観の根本を変えていかないと、きちんとした対策はとれないような気もします。
が、森林再生は、心の底から願うものですね。
ちなみに、我が息子は「森(しん)」という名前です(^.^;)
私なりに、森林への愛情を子どもの名前にこめました。
Commented by sakillus at 2010-02-03 22:55
すみごんさん、こんばんは。
そうですか、同意していただけますか!うれしいですね。
何を秘めているかわからないこそ、そうですね、そこにおもしろさがあるし、人間の奥深さのようなもの、これからの生き方にもおおいに関わってくるようなものがあるのではないかと思う次第です。
また、こういうことって年齢と関係ないというのか、いくつになっても衰えない情熱の源になるのではないかなどとおもうのです。

今の日本人の価値観の根本を変えていかないと、というところ、実にいろいろな局面でそう言えるとおもいます!
特に戦後ばく進してきたことのほころびがあちこちで見えてきて、あれもこれも平気で自然を搾取してきた罪科が人間へと逆襲してきているようにもおもえます。
私の住んでいるようなところでは、森林の荒廃がいやでも目につきます。途方に暮れてしまうほどのことですが、ほんの少しできることでもやっていけば、何か変わる、かもしれないということで、すこしづつでも動いてみようかなとおもっています。

息子さんのお名前そうでしたか!いい名前ですね。
何かの意味を名前に託すっていいことだなぁとつくづくおもいます。

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