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ムシカリのゆくえ〜かすかな可能性
日に日に可能性のない枝が増えることに驚きと悲しみを胸にしつつ、
しかし、これは夢の中で起こっていることではないので、できる対策をしてみた。

とにかくこの夏は雨が降らないので庭土も渇く。
すっかり根は地に足を下ろし張っていたとしても、水が足りなかったという単純な理由で枯らすことがないよう気をつけた。
ちょうど今年の春から常緑の山紫陽花を近くに植えていて、それは水切れするやいなやしぼむので、それがしぼむのを合図に水をやった。
そして、株もともあやしかったので少し周りを掘って炭を入れた。
(活力剤はあったのに忘れていた。)

ところで、わたしはこのような弱ったものに対してさわって様子を伺ったり、祈ったりするのだが、このムシカリはそれが気のせいにすぎないとしても、大丈夫だと言っているように思えた。

以前、やはり北側に植えたタムシバについても、予想外の強光で急激に衰えたときもそうしたが、
その時はか細い声でなんとかなると若い女性のような声を聞いた。
そのタムシバはかなり短く伐った後芽を出し、今では数本が高さ80センチになるまでになった。


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タムシバはムシカリ以上に(低地では)むずかしい木だ。
それを半ば賭のような気持ちであっても植えたかったのだ。


    **********************

ムシカリの、大丈夫という答え(感触)をどうやって信じたらよいのかわからなかった。
それほどもうすっかり枝がなくなってしまったのだから・・・

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ムシカリ、現在


そうこうしていっこうに衰えることのない夏の日射しを恨めしげに見つつ、
最悪の事態へ対処できるよう気持ちを準備させた。
そうなることが運命ならばと。

一度葉を落としたタムシバに新芽がふいたのは9月だった。
だから、わたしは9月に期待していた。
そして、それに気づいたのはやはり数日前のこと。



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このぽちっとした突起!、以前はなかったとおもう。

これはかすかな可能性だとおもう。
いや、わからない。
樹皮を破って芽が吹くことを祈るしかないのだ。



タムシバについて




この土地に来て、モクレン科の大きな木について、それがなにか特定できなかったので、わたしは庭師さんにあれは何の木か?聞いた。
彼はコブシだろうと言った。そして、僕は同じモクレン科のタムシバがとても好きなんです。と続けた。
白い花が不規則にひらひらとあちらこちらにむいて咲く様が。

わたしはタムシバの花を実際に見たことがなく、その説明を気持ちがほどけるように聞いていた。
タムシバの花を見たい。
しかし、それは標高の高いところの木であり、東京ではまず無理、ここで五分五分かなと言われた。
でも、植えたい。
わたしはその五分に賭けたかった。それがタムシバにとってしあわせなことなのかどうかわからないが。

その後、庭師さんからメールをもらった。
東北での修業時代、休みともなれば、山に出かけた頃の記憶。



タムシバは東北の山の春です。 
冬のあいだ雪の中に眠るように倒れて埋まっているタムシバが、
雪どけとともに徐々に雪をはねあげて日ごと幹をまっすぐにして いきます。 
雪の中でひそかにふくらんでいた蕾は四月終わりころの雪どけから、
たくさんの光と水をもらって五月、まだ残雪におおわれた山にポツポツ と白い花を咲かせます 
残雪の白とタムシバの白。遠くを見渡せばあそこにもタムシバの花。 
清楚でいながら優雅な花は香りもすばらしく、あちらにこちらに顔を向け春の光におどっているようでもあり、
消えゆく雪への手向けの花の ようでもあります。 
とにかく、美しいです。 
タムシバ、ムシカリ、ムラサキヤシオ、キクザキイチゲ、カタクリ、シラネアオイ、サンカヨウ、エゾエンゴサク 。 
東北の春

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by sakillus | 2010-09-05 00:49 | 植物 | Trackback | Comments(12)
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Commented by school-t3 at 2010-09-05 18:01
きっと大丈夫^^

こんな風になった木から芽を吹くのを何度も体験しました。
もっとも私の場合、
転んでも死なないような丈夫な木ばっかりですけどね。
Commented at 2010-09-05 18:31
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2010-09-05 18:40
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2010-09-05 18:47
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sakillus at 2010-09-05 22:57
school-t3さん、ご声援どうもありがとうございます。

school-t3さんがブログで復活の記事を書かれていましたね。
なんとかという石けん、おもしろそうだなぁと見ていたんです。
もうあとは祈り見守るだけです。なんとかなるといいのですが!
Commented by sakillus at 2010-09-05 23:07
18:40、鍵コメさん、こんばんは。

太陽の動きだけは秋になっているのに、今日もまた蒸し暑かったですね!

そうでしたか!それは本当に良かったです。
すんなり次の展開に行ってすごいじゃないですか!
そうやって旧交を温めるのもいいですよね。
わたしも今日は珍しい昔の友人から電話があってゲラゲラ笑ってしまいましたよ。

男女問わず、40を超えると自然と脂肪が付いてしまいますから要注意!
わたしは、筋肉質だった高校時代の体重を超えないようにしたいとおもっています。今はかろうじてセーフ♪

不思議とおもわぬ展開があるものですね?ひょっとさしだされるみたいな。
苦労させたいんだなぁ・・・神様って。
それが良い環境であることを祈っています。
Commented by sakillus at 2010-09-05 23:19
つづいて鍵コメさん、いえいえまったく問題ないです。
良かったですね。しみじみおもいます。
伺ったときはなぜそのようになったか(決めたか)よくわかりませんでした。しかし、なんとなくまたそうなるのではと予感がありましたよ。
人との関係はいつも新鮮であることは難しいとしても、腐らずとどまらず新たな気持ちで接することはできますよね?
誰しも日々変わってゆくのだから。

わたしの良い点といえる?ことをあげれば、「たいていのことには驚かないこと」、でしょうか。^^。
ですからいつでも大丈夫ですよ。(真夜中は除く〜)

ムシカリへの声援、どうもありがとうございます!心強いです!
Commented by sakillus at 2010-09-05 23:32
18:47、鍵コメさん、病気をした後って以前より強くなることがあるように、苦労した後も精神的に強くなることがあると、
私自身、自分のことでそうおもう今日この頃です。
何でそういことにあたるのかわかりませんが、人生障害物競走!でも、穏やかな心持ちになれて良かったです、本当に。

以前もちょっと話しましたが、自分のことを客観的に見られることができるようになったことが大進歩でした。
しかし、すべてではなくて、感情移入から抜け出せずにいることもあります。それが長い課題です。

ありがとうございます。
人が誰かを想い、想われるってありがたいことですね。
Commented by sakae at 2010-09-06 15:48 x
ムシカリ復活は近いのですね(笑
Commented by sakillus at 2010-09-06 18:39
sakaeさん、そうだといいんですけどね〜。
今はほんのちょっと光が見えたってとこですね。
Commented by junko at 2010-09-06 22:36 x
sakiさんこんばんは。
その後ムシカリさんのご機嫌はいかがですか?
小さな突起が左右に二つありますね。
相変わらず真夏の様な日差しですが、
どうか負けないで頑張って、という気持ちです。
私もガマズミの仲間の花や葉、実が好きで、うちではオトコヨウゾメを植えました。
実も付いて楽しみにしていたのに暑さのせいでしょうか。全部落ちてしまいました。
今年は特別過酷な夏だったから、と思いたいです。

Commented by sakillus at 2010-09-07 00:26
junkoさん、こんばんは!

ムシカリのこと、お気遣いどうもありがとうございます。
う〜ん、突起がわずかながら伸びているといえないこともありません。しかし、どうなんでしょう。安心はできません。

こんなたいへんな夏はないですね!
これだけ雨がないというのも!毎日庭にも水やりしています。

オトコヨウゾメはうちにはないんですが、あっさりとしていて、あまり大きくならず実もかわいいですよね。♪
暑さのせいはほんと、いろいろなところに出てますね〜。
ヤマボウシも葉枯れが目立ってきています。

ROSASOILのsakiでした〜。^^。ふふふっ。
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