ROSASOLIS

2017年 03月 17日 ( 1 )
初春の庭では枝垂れ梅が咲き、やや遅れてマンサクが咲く。地上部ではクリスマスローズがちらほら、今年はミニアイリスが美しく、この種は世界にはけっこうあって、これからも出会いたいと思う。

鳥が二羽、コブシ バレリーナの枝の上に乗りなにかを食べている。
何を食べているのだろうと見に行くと、あ、まずい!ほころび始めた花弁を食べているのだ。
冬から今でも庭にくだものを置くとあっという間に実が食べられる。いい食べっぷりだ。
食べるものがないのだからあたりまえといえばあたりまえ。
人間でも動物でもたべっぷりの良さを見ているのは楽しい。無表情で食べている様をみているのはつまらない。
だから、鳥がコブシ バレリーナの花弁を食べるのはいいともいえるしいやだともいえる。
ジキルとハイドのように半分に分かれる。隣りを見るとコブシ バレリーナよりも数倍大きなコブシが
今年もたくさんつぼみをつけて枝を雄大に伸ばしている。

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あぁ、きれいだ

長い枝、短い枝、神経細胞のようにプチプチと伸びている。
同じような形
顕微鏡で小さい枝を見るところから拡大して木そのものの大きさぐらいまで大きくしてゆくと
同じ形が繰り返しで大きくなっているのがわかる。
それを幾何学的なことばでいえばフラクタル、日本語では相似象、古代の言葉ではヒトツカタと言う。

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こちらはマンサク

余談ではあるが、私は少し前から、本当に目がみえなくなったヴェロニカさんの事務的な用事を済ますために1ヶ月に一度小一時間だけお手伝いをしている。

ラジオで聞いた方の本を読みたいという、もちろん本の文字は小さく私が読むのだ。
まだ日本語訳が出ていないので英語版(本来はドイツ語のようだ)を読み、ヴェロニカさんが聞き、
英会話の勉強もしている私が一応和訳を試み、なんていう作業も少しずつし始めた。

前回は私の発音が悪くてなかなか聞き取りにくいようだった。また、ヴェロニカさんの日本語も微妙にずれることがあるので、先が思いやられた。
私が思うに、ヴェロニカさんの英語はドイツ語っぽいので「R」の発音に厳しいのと、アメリカ英語のようにずるっと省略っぽい感じで発音するのではなく(わたしはネットのイムラン英会話を聞いているのでその方向に流れている)もう少しはっきり言ったほうがいいのかと思った。で、2回目は少し進歩した。

本の題名は「The Hidden Life of TREES」 Peter Wohlleben
森林学者であるPeter 氏の森での体験でわかったこと、木々のありよう、たとえば木が切られる痛み、あるいは記憶というものを科学的にもわかるのだという。

まだ導入部分であるが、2回目のこの間、著者があらためて木の奇妙な根やいびつな「繰り返し現われる」模様に注意を払い、驚きを感じる様が書かれてあった。

そう、木肌をよく見ると同じようなねじれがあったり、同じパターンがあるのだ。
そういう発見は新鮮だ。木はいいね、ゆがみさえ美しい。

わたしはまだほとんど森の生態系を知らないのだ。

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by sakillus | 2017-03-17 20:53 | 植物 | Trackback | Comments(4)