ROSASOLIS

カテゴリ:手縫い( 21 )
仕覆
陶芸家、長谷川奈津さんは隣町、藤野に住む方で少し前から陶芸とは別件で知り合っていました。
茶箱〜この中にコンパクトにお茶道具一式が詰まるセットをつくるのだが、その袋を作ってもらえないかとのお話をいただいたのは約1年前のこと、それから今年5月におおかた中に入るものができ、いよいよ本格的に製作、という段階にきてはたと悩みました。

長谷川さんからは、今までもこのシリーズは数回作ってきて、カジュアルな感じでいいと言われたものの、単なる巾着のようなものではいやだという思いがありました。(それまではそんな感じで作られてあった)
で、どうするか?お茶道具の本格的な袋物は仕覆なのだろうけれど、わたしは作り方を知らない、
いつも縫い物をしているのだから、あなただったら習わなくてもできるわよと周りから声は聞こえてきます。いやぁ、そんなことないですって。本をパラパラめくると作れそうな気もしますが、えぇい、せっかくの機会なので習いに行こうかなということで、ネットでさくっと調べて電話してみたひとつ目のお教室は、今回のリミットと個数を伝えると絶対無理、プロに頼んだほうがいいとあえなく断られました。さて困った。仕覆の教室はそれほどあるわけではなくて、次は銀座でやっておられる教室に理由を話して伺ったところ、かなり厳しいがやってみましょうと快諾してくれました。

それから、長谷川さんといきさつを話し、本格的な仕覆の数は大幅に減らしたものの、本来ならその数とて無理がありました。なにせ仕覆づくりは思いのほか行程が多く縫い方も全然べつで時間がかかるのです。
その無理を承知でなるべく教室の回数も増やしてもらい苦行の末に〆切までのめどが立ちました。
(まだ終わっていないけれど・・・)


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No.1 茶箱

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No.1 茶碗

これらはきちんと仕覆

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No.1 茶筅、茶杓、茶巾


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ぼけてるけれど、こんな感じで茶碗、茶入れ、ふりだし、茶巾、茶杓、茶筅が入ります。

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No.4 茶箱

これもきちんと仕覆  この布には泣かされました。。。

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No.4 茶入れ ふりだし

これは仕覆をふまえてなんちゃって仕覆

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No.3 茶箱

これは自分で型紙つくってなんちゃって仕覆 紐も縫って作りました。

まだ残りがあるのでがんばります!!

長谷川奈津さんの器は使いやすく品があり、〜〜過ぎない感じがいいなぁと思います。

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これは今回の出品ものではなく、わたしが持っているもので、「和楽」という雑誌にも載ったものだそうですが、茶碗としてもご飯茶碗としても使えます。釉薬の色がきれいです。



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  長谷川 奈津 陶展

2017年 10月20日(金)〜10月24日(火) AM 11:00~PM7:00

              茶
              箱


漆    小林 慎二

焼き物  長谷川 奈津

織り・布合わせ いしいゆみこ

仕覆   矢崎 恵子


       桃居
    東京都港区西麻布2-25-13
       03-3797-4494
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by sakillus | 2017-10-13 22:05 | 手縫い | Trackback | Comments(2)
印半纏ワークショップ 2017.春 2
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ワークショップの場所が藤野だからってわけじゃないのだけれど、藤がきれいに咲いています。
もうずいぶん伸びました。

 ついでに、コンパクトデジカメ買いました。軽い〜。最近のコンデジの画質は急激に良くなってますね〜〜

  
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Kris.. フィンランドから来ました。 履いているのもフィンランドのブーツ

彼女は歌の先生で、姿同様透明感のあるきれいな歌声を披露してくれました。
ジブリ映画の最近の映画の主題歌も日本語できっちり歌ってくれました。

天は二物も三物も与えるのね。彼女は絵も上手でセンスがあります。
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扇子は染めてあとで縫い付けました。
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これは1枚目のほうなのだけれど、裏地がとても素敵なんです。
フィンランドの森の感じなのかなぁ、彼女にとてもよくお似合いで涼しげ

それでもって、彼女は以前来たある人のガールフレンドです!
その以前来たある人とは?

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イルカです。 さすが彼は期待を裏切らないよね〜、地下足袋だもの!
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前からみてパックンとしているのは「はさみ」でした〜。
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「針」ですよ、針。そういうとこも好きだなぁ。
服飾の道で生計を立てたいと思っているイルカ、きっとうまくいくでしょう。
この日は風邪をひいて具合が悪かったのだけれど、がんばってくれました。
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裏側だってばっちり、衿にマークがあるお見えますか?
これは、松の葉なのです。


今日で皆紹介したかったのでけれど、わたしの具合が悪くて、またつづく。
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by sakillus | 2017-05-10 23:04 | 手縫い | Trackback | Comments(8)
印半纏ワークショップ 2017.春
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日本クマガイソウが満開にまりました♪ いい感じです。

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報告が遅くなりましたが、先月またブライアンのところで海外からのゲストの印半纏ワークショップが開かれ、そのお手伝いをしてきました。
今回は年齢層が若返り個性的でユニークなものができました。
今回も2枚つくり、1枚目は例によってデニムで形を理解してもらい、
2枚目はおのおののデザインを染めて、裏地は前もって絞ってきたものを使いました。

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Gra..
アメリカ在住の台湾人で、彼女はノートもきっちり丁寧に書く人で、手縫いもとても好きと言う。
理解力が高くて、わたしの言わんとすることをすぐわかってくれた。
仕立て屋にならない?と言いたいところでした。
なぜ「恩」の字なのか不思議に思って聞いてみたら、彼女の本名がそれでした。
紹介された名前はアメリカでの名で、あぁ、そうか、amajing graceねと心の中で思いました。

デザインのマークは彫って型を作りました。
表地は墨で染めました。


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Zo.
アメリカ在住の韓国人です。
イラストレーターの彼女は大胆な柄で、1枚目のはんてんも布と皮を合体させるというチャレンジャーです。手絞りの裏地側もOKなリバーシブルです。
太っ腹な笑い方をする彼女は皆のムードメーカーで、手仕事もなんなくこなせました。
アメリカへは4歳のときに渡ったとのことですが、韓国語も話せるのだそうで、おばぁさんから教わり、韓国の古い歌も歌えるというのが印象に残っています。

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Ell...
ベルギー在住のアメリカ人
感受性豊かでシャイな彼女は日本人の感覚に近いものも持っていて、日本語もずいぶん話せます。
萩が好きでそれをデザインしたのですが、脇に入れたいというので、そこ目立たないよと言ってもそれでいいという。でも、それが以外と功を奏しました。
それだけでなく、
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ヒヒ〜ン 馬なのよ〜。
彼女は8年前ぐらい前に夫らとベルギーに渡り農場を開きました。
そこで羊やなにかを飼い、(馬はどうだったかな?)果樹園やら畑などをやっています。
控えめながら話すべきことはちゃんと言う、彼女とはなんだか話が合いました。
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仕事のことなども話して、わたしの仕立の仕事は「Vocationでしょう?」と言う。
「Vocation what?」と聞くと、なかなか説明できないようで、帰ってから調べると、
「天職」ということでした。
海外から来た若い彼女にそう言われて、なんだかとてもうれしかったです。そう、確かに天職


       つづく
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by sakillus | 2017-05-05 01:03 | 手縫い | Trackback | Comments(2)
印半纏ワークショップ 2016.秋 Part2 & Present
前回のは早くに終わった方で午前中に写真を撮れたのですが、ここからは仕上がりが夕方以降になり、
画像ががくっと暗くなります。
Bryanの家は昔ながらの日本家屋でだいたいが明るくない。それでも、仕事に関してはライトを追加しているものの、わたしのカメラワークが悪く、暗くてすみませ〜ん。

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Mrs.K のつくったこの[KUMO]というのは、息子さんのカスタム自転車のお店の名前です。
[CLOUD]ではなく[KUMO]にしたのは、息子さんが大の日本好きだからとか。
うれしいですね。これは息子さんへのプレゼント
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裏も緻密な絞りをほどこしたKさんは、縫い方もとても丁寧、ご本人も優しくエレガントだ。

何人かの方が裏地の絞りに円を描いていますが、仕立ての技術的なことを言うと、表地は背縫いを1センチほどしているのに対し、裏地の背縫いを縫うと円が丸くなくなります。
ゆえに背縫いは縫わない方法を取り、その分あとでやる「とじ」の作業が少しむずかしくなります。

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写真がぼけぼけで申しわけない(泣)
Mrs.M の住まいはたしかフロリダ、だったかな?
1年をとおしてほぼ同じ気温で暖かいので裏地はつけないことに。
背中のグルグルはバラの花にも見えます。
どうみてもアジアンな彼女は元々はインドネシアの人なのだそうです。
そして、ピアニストの彼女は藤野の某レストランではピアノを披露してくれたようです。

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Mrs.Mの夫君のMr.C
鯉ですね。下の赤い線も、背中も脇もちゃんと合っています。これはよくやった!(私の努力のおかげなの 笑。まっ、たいした努力じゃないけれど)
とても素直に説明をきいて実践してくれました。

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今回のゲストさんたちの中で最高齢のMrs.H
背中の染めでちょっと失敗があり、うまく合なかったので、あとで別に染めて、
実はこれワッペンのように上から縫っているのです。
Hさんは、自分で絞った裏地の出来がよく気に入って、裏に使うのがもったいなくなり
裏地はつけませんでした〜。笑


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今回の皆さんは余裕があるというのか、おおらかな雰囲気の方が多く、とてもフレンドリィに
楽しくやっておられた。オーストラリアの女性が半分ぐらいおられ、その方たちの懐の深さに触れることができてよかった。

最終日には予想外のプレゼントが次々と!
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f0160480_0531725.jpgみんな手作りの品で、なんか、うれしいです。うるうるとなりました。


さらにもうひとつ、最終日には驚きのディナーが!!

(実はわたしはワークショップの間は、昼、夜とブライアン家でご飯をごちそうになっていた)

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ブライアンの家から目と鼻の先にある「中丸」というのはその家に元々ついていた屋号である。
その家をブライアンの友人でもあるSさんが買ったのは2年ほど前のことで、天井から空が見えるほどボロボロだったその家を本人も含めて近隣の大工、また、知り合いの造形家で2年かけて手直ししていたのだった。Sさんは植物の件でもお世話になっている人で話は前から聞いていたが、そこのリフォームには県だか市の補助金も少し入っているので、「何か」催しをしなければいけないことになっていた。Sさんはどちらかというと社交的な人ではないように見受けられるので、けっこうたいへんかもと思っていたが、神様はそんなSさんに絶好のパートナーをあてがって、あ、あてがってという言い方はよくない、とにかく幸運な出会いがありましたとさ。

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その人こそ、デンマーク人であり、イギリス大使館勤務、総料理長のフレデリック氏でした。
先日のstudio fujinoの帯留展のときも「一粒スィート」をつくってくれた人でもありました。

ブライアンは内密に彼に話をつけ、ディナーをごちそうしてくれることになっていたのです!
わぁ〜い、感激!!

      またもや、つづく。
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by sakillus | 2016-12-02 01:18 | 手縫い | Trackback | Comments(6)
印半纏ワークショップ 2016.秋
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海外からのゲストを招き印半纏をつくるワークショップも恒例となり、今回は8人の受講生が製作にいそしみました。
2週間の滞在期間中に2枚の印半纏をつくるというのはかなりハードですが、1枚目のジーンズ地での製作はとにかく形を知ってもらうことに重点をおくのと、なにしろ生地が堅いのでミシンを使うことにして、2日半で終え(1日は長い)、その後皆さんのデザインした柄を配置するための布の割り振りに半日、それから、その布に染めの作業、そして、縫いと、どの段階も時間的余裕のない状態でドキドキしながらやっていましたが、終わってみると意外にスムーズに行ったように思えます。

2枚目の印半纏は袷(あわせ)仕立てにして、事前に宿題としてやってもらっていた「絞り」を裏地にして、これがまた功を奏していました。
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Mrs.D これは裏側なのだけれど、リバーシブルにも着れる
背中の上の柄は猫で
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衿に鼠の柄が!
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表側の背中

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Mrs.K 表側背中はシンプルに鳥ですが、
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裏の鳥の絞りが豪華
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絞りのあまりでスカーフに

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Mrs.Sの裏はたいへん手間がかかっています。

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脇で柄がつながるという難易度の高いわざをやったMrs.J
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裏も手間がかかっています。

彼女からはたくさんお褒めの言葉をいただいた。
You are patient. (あなたは辛抱強い)と。
それが仕事ですから。
楽しんで来られる外国の方の要望に応えるのがわたしの仕事です。
その方がどれだけのことができるのかを判断し、時間内にできそうでなければ手を貸す。
しかし、基本的には、言葉の未熟さはありながら、丁寧に教えじっくり待ち、その方の達成感を満たすことができるよう導くのが私の仕事です。

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そして、 BossのBryanです。「藍 古 庵」とあります。
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裏地は和手ぬぐいを柿渋で染めたものをはいで。



      つづく
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by sakillus | 2016-11-26 23:59 | 手縫い | Trackback | Comments(2)
やっとベストが!
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2年越しでできました。苦笑・・・

生地はイタリアのリネンで青緑色です。
緑色で本当はもっと濃く彩度のくっきりとしたものが欲しかったのですが、
リネンではなかなかないですね。

手縫いですがボタンホールだけは自信がないのでミシンを使いました。
横のボタンホールは手でやったのですが、どうも・・・^^;

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裏側の縫い代ハジがみえるの好きでないのでくるんでくけ縫いです。
なかなか自分の服はできないですね。。。

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これは普段やっている仕事、付け下げ小紋です。
こんなのは何日もかからない(当然)ですが、自分の服はいつも後回し

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ネコ日向棚はすっかりチロの独占となりました。
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by sakillus | 2016-08-08 09:30 | 手縫い | Trackback | Comments(2)
繕いもの
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今日はやっと日中暖房のいらない日になりました。よかった〜。
今年はバラの冬仕事は遅れに遅れ、先日で9割がたは肥料は施しましたが、
若干誘引残しが。。。

畑の草もほおっておくとずんずん伸び、耕運機ほしいぞと思う今日この頃です。
ジャガイモも植え込まないと〜と思いつつ,あと最低でも3日は手が付けられない。
ジュランビルの誘引とジャガイモの植え付けとどちらを先にするかというと
じゃがいも!という心の声にジュランビルは怒るだろうなぁ?

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今回もひきつづき手仕事です。

知り合いが作務衣の洗濯に失敗し裂けてしまったので,直してもらえないかというものでした。
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ちょっと暗いかしら?
かなりだいたんに裂けて経糸だけが残っています。

これは裏に当て布をしてぽつぽつ縫いとめて、
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緯糸(よこいと)のなくなっているところを縫い糸で「織りをする」ように
縫っていきます。
何度も何度も往復します。

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こんなものでも以外に手間がかかります。
かかるけれどこういった繕いもの、わりと好き。

でき上がったものをご本人に見せるとたいへん喜んでくれて、以前よりももっと大切なものになったと言ってもらえました。

つくろいものは好きですが、ちまちましているのでふだんのきものの縫いよりも疲れます。

普段のきもの仕事は、わたしはあぐらをかいて呼吸も深く座禅をくんでいるような格好なので、
たいがい肩はこらないというと、びっくりされます。
きものを縫う仕事は無駄がなく合理的、体に負担も(あまり)ない。

それは織りも同じできものの幅1尺(約38cm)は織るのにちょうど良い幅です。
トントンとオサを打ち込むのもリズミカルで力加減もちょうど。

この布の幅って人が扱うのに素敵!と思うのです。


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下垂するタイプのクレマチス・ペトリエイ
ツボミがたくさん!

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by sakillus | 2016-03-30 21:36 | 手縫い | Trackback | Comments(0)
イルカ君きものを縫う
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コブシ バレリーナ 背景にはコブシ

イルカ君は1月2月とブライアンのところに染めなどを習いにきていたフィンランドの青年だ。
彼はなかなかユニークな経歴の持ち主で,親族はみな医者でありながらまったくそっちのほうへは進まなかった。
13歳頃から洋服をつくり始め,サーカス団の一員であったこともあったようだ。
大学卒業後?数年間の洋服のデザイン、製作の学校を卒業しいざ仕事を始めるという直前で日本に来たのだった。

ブライアンのところで絞りや染めを実習し、このところ人気の印半纏つくりに彼も参加することになった。

わたしも1月2月は目一杯忙しくかろうじて数日教えることができた程度だったが,ブライアンもある程度は縫えるので(すでに10枚近く縫っているかも?)彼からも教わって、大人用ばかりか、こんな子供用のものまで縫い上げていた。
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ここで衿の色が違っているのはたぶん衿の長さが足りなかったからだ。でも、それも愛嬌♡
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裏側にはこんな刺繍もあって、地色はたしか茜で染めたということ。
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これはブライアンのつくったこども半纏
昔は火消しの印半纏がこのようなものを着ていた。かわいいね!

それからもうひとつイルカ君のつくった印半纏
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これもナイスな作品だ。
鉄など金属を主に使う造形作家、中里 繪魯洲さんがその日ブライアンのところに来ていたから、
「カ」という字を筆で書いてもらってそれを染めたのだという。
周囲の模様はフィンランドの古典的な柄でケルトですな。

よく見ると実にすごいのは、この布地模様が市松になっているのだけれど,その市松が合っているんだよね。これは高度なテクニックです。
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それからイルカ君はきものをつくることになった。
型染めで八王子の藍染め処で染めたもので桜の花びら模様だ。
いやぁ,時間が、、、間に合うのかどうかみなはらはらしていた。

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フィンランドで彼は服づくりはミシンを使ってつくっていたのだけれど、手縫いも器用にこなしていた。それ以上にきものの特殊な裁ち方や縫い方,仕組みを驚くほど理解してくれた。
だいたい着物を縫う初心者はほとんどが教えるほうがなにを言っているのかわからないうちになんとか仕上げるものなのだけれど、彼はうれしくなるほどよく理解してくれた。
さすがに小さい頃から服をつくっているだけあった。

時間がなかったので、少し教えてはあとは宿題ね、という繰り返しだったがすべてクリアして、
帰国数日前、もうこの日しかできないという日に最後の追い込み、そして、
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(ほぼ)できました!

この柄を合せるために布の長さを「あげ」のところでコントロールするということを一度で理解してくれる初心者はまずいない、ありがとう!

これは本人のだそうだけれど、ガールフレンドも同じサイズらしいので共用できるね?
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そういうわけで、手仕事、手縫いをわたしは広めたいので,日本人はもちろん外国人でも教えますよ。(そのためにもっとスムーズに会話でき伝えられるよう I am learning english conversation.)
このごろはちらほらとわたしの教室の生徒も増えてきている。
日本の大切なものが次々とないがしろにされなくなされそうになっているこのとき、
守っていきたいものね。

合理化では味わえない、獲得できない世界がある。手仕事がなくなることは日本語がないがしろにされることと同じだ。(この件についてはできれば後日)
興味ある方はご連絡下さいね。

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by sakillus | 2016-03-23 23:11 | 手縫い | Trackback | Comments(2)
曾祖父さんのきもの、フランスに行く
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椿 雪舟
小輪一重 松江の薮椿から採取したとのことです。
筒咲きが乱れることなく、花弁のやわらかさを感じることのできる、楚々とした美しさ、
なにげないように見えて心にしみる美しさをもつ椿です。
かなり気に入りました。

  ..............................................................

ひきつづきメイン仕事の話で恐縮です。

その仕事は隣町藤野の着付けの先生を介してで、ガラス作家であるご本人も何度か着ていた曾祖父さんのきもの、長着と羽織を洗い張りして仕立て直してほしいということでした。

そのひいおじいさんのきもの、表地はそれほどの痛みはないようでした。羽裏は使えそうでしたが、長着の裏地は痛みがかなりで新しいものに替えることにしました。

問題は裄(背中心から袖口まで)ができればあと10センチ欲しいということでしたが、
縫い代があればできるのですが、まずそれだけの縫い代が古いきものであろうはずはないだろうと。
案の定縫い代はぎりぎりしかない、そもそも布の幅が9寸1分しかないというのはかなり狭かった。

ご本人着用のお写真を見せていただき、やはり裄の短さをなんとかしてあげたいと強く思いました。
さてどうする?
ご本人はガラス作家さん(アーティスト)ということなので,袖にべつ布をはぐのもありでしょう。
しかし、わたしも他の仕事に追われべつ布を吟味している時間がない。ご本人もフランス行きを前にお忙しい。

そのときピンときました。思い出した、あれが中にあれば!
羽織の衿でした。
羽織の衿は基本的に反物の幅全部を使い折ってできています。ところが中には約半分の幅しか使ってないものもあるのです。
あってくれ! えりをほどくと、よかったありました!
べつ布をはぐのは冒険であり,うまくいくかもしれないが、台無しにすることもあるかもしれないのです。それにひきかえ共布は違和感がないはず。
羽織の衿は最低幅が衿幅の3倍あればよい、内側に入る部分はべつ布を足して芯を入れればよいのです。


長さもまったくほぼぴったしありました。羽織と長着4枚分の長さです。
ただし、これを使っても最大で幅6センチぐらいしか出ません。でも、6センチ伸びるとだいぶ違うはずです。

仕立て上がった着物を送り、約束通りフランスでの着用写真をメールで送ってくれました。
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ばっちり決まってパリジェンヌにもずいぶんと注目されたようです。

それにしてもこの背景は?
ルーブル美術館ですね。

わたしは田村さんのフランスに行く目的は知りませんでした。
まぁ仕事がらみかなぁとは思っていたのですが、
なんと!ルーブル美術館での展示だったのですね。

ご本人のfacebookで記事がありました。


うふふ

普段は着用者のことはほとんど意識しない、わたしは布に向かうだけでどなたがどのように着ようともほとんど頓着しないのですが、
こうして縁の下の力持ち的な仕事ができて、田村さんにも喜んでもらえてうれしかったのです。

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                             (「舟」つながり?)


その展示は書家 紫舟さんがフランス国民美術協会から日本代表アーティストに選出され、ルーブル美術館に展示した,彼女の書をガラスで表現したものを田村さんがつくったようです。









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by sakillus | 2015-12-23 01:22 | 手縫い | Trackback | Comments(13)
気の早いクリスマスローズと年末追い込み
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12月にクリスマスローズが、ニゲルではないものが咲いたのは初めてです。
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やわらかいクリーム色の八重、大好きなクリスマスローズ


仕事はますます追い込められ、これからあと6.5枚を縫わなければならないという、
今までにない苦境にたたされています。苦笑〜。
その他、講習会に丸一日、その他雑用もあり、
あと1日足りない計算。

しかし絶対やります。意外とできるもので、集中してやっているとおもしろい、
早さの自己新記録も出るかも。
単純に労働時間が長いだけかもしれないけれど。笑



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コリダリスはよく茂っています。

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サツマノギク
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ゲラニウム・マクロリズム アルバは今年3回目の開花
夏の日照にもう少し強ければ言うことないのだけれど



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これは白大島 「雪輪」という美しい文様
袖には和裁のすべての技術が入るといわれるほど難しいところなのです。
何十年経ってやっと得られる技術もあったりして・・・
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裏地も水色というクールビューティな取り合わせ


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猫の手も借りたいとはいうけれど、キミじゃできないもんねぇ・・・

でも、チロ、最近急接近してきました。
なでるのもOK!
あのチロが!!
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by sakillus | 2015-12-16 08:52 | 手縫い | Trackback | Comments(6)