ROSASOLIS

カテゴリ:自然物( 73 )
落ち葉
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  ヤマコウバシ

庭の紅葉はすべての樹木、草木が一気に来るのではなく、リレーをするように
色づき散ってゆきます。
うちでは毎年紅葉もほとんど見れずに早々に散ってしまうのはナナカマドとヤマボウシ。

今はマンサクとコブシ、ヤマボウシ、ヒメシャラ、シャラ、アオハダ、ジューンベリーなどが目に優しく変化を楽しませてくれています。

色の変化のみならず、葉の質感も変わってゆきます。
薄くなるというのか軽くなるというのか、はらはらっとしてきます。

ヤマコウバシ・・・いい名前ですよね。
この木は名前にひきずられているのか(わたしが)香ばしい感じがします。


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   ヒメシャラ
黒っぽい実がついているのがいいですね。

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  アオハダ
手前はカイナンサラサドウダンなのですが、今年は真っ赤にならないかも。


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シダは胞子であちらこちら、よく殖えるものとあまりふえないものがあります。
この手のシダはよくふえます。
ふえすぎたら抜けばよいのです。

黄金色に輝いてきれいです。


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マンサクの葉がはらはらと散っています。

あちらにもこちらにも、猫の上にも私の上にも、
小さい人の上にも、微生物の上にも、
ばかやろうの上にも降ってきます。
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by sakillus | 2013-11-13 00:48 | 自然物 | Trackback | Comments(2)
最後のひとり
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  ギボウシ タマノカンザシ 
  やや黄緑を帯びた葉色が野性的で清々しい
  地植えして2年もすれば大株になる


人類史を研究されている篠田謙一氏によると、近年の研究で、数十年前までの通説、「人類は100万年以上前にアフリカを出て世界各地に広がり、長い年月をかけて黒人や白人へと進化した」を覆し、「世界中に広がる人類の歴史はそれほど長くない。人類は6万年ほど前にアフリカから出発し、その時には今の私たちと同じ体格・能力を持っていた」と語っています。

ヒト細胞の中の、母からこどもに伝わるというミトコンドリアDNAを分析することによって、「世界中に生存している(た)人類の祖先はたったひとりのあるアフリカ人女性にたどりつく(ミトコンドリアイヴと言われる)」のだそうです。

それは、その女性が最初の人類であったということではなく、その女性の母もいただろうし、同時期に生きていた他の人類もいただろうけれど、現在の人類のミトコンドリアDNAとつながるという意味において最初の祖先だということになるでしょう。


東アフリカを出た祖先たちはアラビア半島を越えてオーストラリアへ、アジアへ、ヨーロッパ、そして日本にもたどり着きます。日本にたどりついたのはおそらく4万年ほど前だろうといいます。
その後人類はベーリング海を渡り北米へ。しだいに南下して最後に南米の南端にたどりつきます。
それが1万年ぐらい前です。その後にアジアにいた人々がメラネシアに広がってゆきます。
ハワイなどはすごく遅くて今から千年ほど前なのだそうです。

わたしは若い頃、日本人はいつ頃どこからきたのかとか、宇宙はいつどうやってできたかというようなことにすごく興味をもっていた時期があって、サイエンス雑誌なので気になる特集があるとしばしば買って読んでいたものでした。
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   タマノカンザシ 蕾


しかし、今日はアカデミックなことを書きたいわけではないんです。
篠田謙一さんのお話の中で興味深いことがありました。
南米の先端、ナバリーノ島にヤーガンという部族がいます。かろうじて生き残っています。
19世紀までは裸族だったということです。今純粋なヤーガンはクリスティーナ・カルデロンというひとりの女性しかいない、つまり最後のヤーガンです。
彼女にはこどももいますが混血しているので純粋なヤーガンではないのです。

そういった立場で彼女は言葉を伝えているということです。

篠田さんは彼女に聞きたいことがありました。最後のヤーガンとして人類にどんなことを言いたいかということです。
そこで彼女はなんと答えたかというと「酒を飲むな。」でした。
あまりにも無邪気な言葉に気が抜けるかもしれません。

まるで居留地に押し込められたインディアンのように、ヤーガンはある程度暮らしを保証されていますが、逆に言えば彼らが本来していた暮らしをすることを邪魔されているとも言えます。

これまでなかった酒を昼間から飲み始めました。発酵することができないほど寒い地なので酒はそれまでなかったのです。
彼女のまわりの人間、こどもたちもそうしてだめになっていったというのです。

かつて、裸なんて野蛮だから服を着ろとも言われた。しかし、服を渡されてもそれを洗うとうことを知らされていなかったがゆえに病気が流行り死者も出ました。

「酒を飲むな。」

実に示唆に富んだ言葉です。
今までなかったもの、快適なもの、便利なものには気をつけなければならない。
そういうことを言いたかったのだろうと篠田氏は言います。

われわれ現代日本人にもそういったものがあふれています。
原発などはもっとも顕著なものでしょう。

今わたしたち日本人はすぐには最後のひとりとなることはないでしょう。
が、過酷な天災、人災に遭い、今後土台を覆されかねないTPPがやってくる。
多国籍企業が土足で踏み込んできます。すでにゆうちょはアフラックの下請けになり・・・

ここでわたしは大切なものを守らなければならないと思ってきました。
参院選、いや、その前の衆院選で自民党が圧勝するかもしれないと感じられたころからいっそう強くなりました。

まずは言葉、日本語です。それから手仕事。(←わたしの第一の仕事)
もちろんほかにもありますが、人にはそれぞれの役目があるので自分が最大限やっていかなければならないことはそれだと感じています。

TPPでは公の文書は英語でと言われています。日本語が障壁になるからという理由で公用語を英語にしろと言われない保証はありません。
わたしたちがあたりまえに享受してきたありがたいものが壊れてしまうかもしれません。

わたしには日本語に対してはきわめて特殊な言葉であるという認識があります。たやすくは言えませんがそのことを20年を越えて身に染みつかせてきました。
手仕事も約30年、わたしの指先と脳はたしかな結びつきでわたしのいのちを支えてくれています。

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白花姫ギボウシ
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   珍しくツーショット
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   縁側にのぼって
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by sakillus | 2013-08-23 08:53 | 自然物 | Trackback | Comments(0)
植物のまっとうさ
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写真の中央にショウジョウバカマがあります。

ショウジョウバカマは花後しばらくこの形でとどまり、
やがて花茎から水分がなくなり、茎に斜めに縦の筋が入り、ゆるやかな螺旋を描き、
ねじれるようになり折れてゆきます。

そうするとそれまで萼によって受け止められていた種が地面に落ちてゆきます。

そうやって地面に落とした種でいのちのバトンを渡すわけですね。

  オスヒナリ

それがショウジョウバカマの ヒ =根源であり、まっとうさであります。

植物や人間以外の動物はそれなりにまっとうさを通して命をついえます。

人間のまっとうさとはどういうことでしょうね?

複雑で高等な脳を持つ我々はそれを追求していかなければと
わたしは思っています。

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庭は「美」とはなにかを学ぶ場でもあります。

自分の感受を磨いてゆけば「美」も変わってゆくはず

庭は人と植物の、植物同士の調和の場であります。


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鉄器のイシダテホタルブクロも咲きました。
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by sakillus | 2013-06-09 23:53 | 自然物 | Trackback | Comments(4)
バレリーナ
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   Magnolia x loebneri 'Ballerina'


この花が咲くのを見ると心が明るくなる人が少なからずいる

わたしは「希望」という言葉にさして希望を感じてはいないが、
 
「絶望」という言葉もなかなかつらい

そのふたつのあいだに、この花は浮かんでいる

かつて心の師が教えてくれた「無から有が生まれる」という真実を はっと思い出し

転んだ手のひらとなにもない地面のあいだに生まれるであろう なにかを握りしめ

静かにその握りこぶしを高くかかげる
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by sakillus | 2013-03-23 23:53 | 自然物 | Trackback | Comments(0)
十六夜
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実際、我が家のクリスマスローズはまだまだこれから。
やっとクリーム色の、これもデュメトルム交配だったと思うが、、咲いてきたところ。

 

急に昔のことを思い出した。

仕事のことを習い始めたとき、
74歳の師匠は「初心者はなかなかわたしの言うことをくみ取れないと思うから、10のうち2でも
覚えてくれればよい。」と言われた。

でも私は、冗談じゃない、2だけなんて。10は無理としても8は覚えようと思ったし、
一挙手一投足を見逃すまいと思っていた。

わたしは職人の仕事を見ているのが本当に好きだ。
こなれた無駄のない動き。
なぜ師が、手や足をそのように動かすのか意味を想像し、自分がそう動くかのように
追っていた。


それから、それから、後年、庭づくりにおいても。

  レンガで径をつくるときは縦には並べない、方向が決まってしまうから。
  目地は少しさげたほうがいい。立体感がうまれるから。

ものを覚えることはたのしい。
熟練者の手技はまちがいない。

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今夜は十六夜
星のない夜空に月だけ煌煌と

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おつきさんのようなハナ


  十六夜の欠けたかけらはどこに行く
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by sakillus | 2013-02-28 00:50 | 自然物 | Trackback | Comments(4)
雪景色
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ひとは食べたり、見たり、聞いたり、触れたり、話したり、

愛したり、好きになったりすることで

育つものである。


    


      あぁ、なんてきれいな雪景色
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by sakillus | 2013-02-20 08:31 | 自然物 | Trackback | Comments(4)
ここにきて急に仕事が忙しくなったため、
考えがまとまらない雰囲気、です。
超絶技巧でばりばりしごとをこなせないものだろうかと
ユジャ・ワンのピアノなどをyoutubeで見ていたり。笑。

こんな時は自然や動物や小さい人を見るのがいいです。

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ヒヨドリが細い枝に乗ってきしんでいます。
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バサバサッ

なにも餌がないような木によく飛んできています。
この間は雀が数珠つなぎに。

昨日はガラスになにかが2回ぶつかりました。


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思索にふけるチロ

  ・・・去年の冬は野宿で寒かった。
  もう二度と戻れまい・・・



あぁ、それにしても、わたしは小泉政権時代が大嫌いです。
あの進次郎とかいう息子だって、アメリカの戦略国際問題研究所(CSIS)にマインドコントロールされているらしいです〜。
竹中平蔵が日銀総裁になりませんように!


  小泉進次郎・・・コロンビア大学に留学。ジェラルド・カーティス教授に師事する。

  ジェラルド・カーティス・・・ジャパンハンドラーと呼ばれる人
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by sakillus | 2013-01-19 00:04 | 自然物 | Trackback | Comments(6)
大つごもり
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今年もいろいろなことがあり、
出会いがあり、
愉しいことも心穏やかならぬこともありましたが、
こうして暮れてゆきます。

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年内にやらなければならないことは
あいかわらずいくつか残したままですが、
それよりも何よりも気がかりなことが心を占め
暗雲を感じてはいますが、
今は、お日様に雪の融ける様や
静かに降っていた雨の音を感じながら、
どうにもならない流れの中においても
一雫の潔さに、自然の采配に祈りをこめましょう。

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わたしは、この度総理になったあのふにゃふにゃした顔の男から出る、
原発を再稼働するとか新たにつくるという言葉に憎しみを感じます。

関東でもそこここで幼いこどもに甲状腺や心臓に異常が出ていることを
彼はどう考えているのでしょうか?

それから同様に危ないこと、憲法を変えたいという恐ろしい願望を
どうにも許すことができなないのです。

それは国民投票を通さなければ実現しないことですが、
権力者たちはどうとでも変えられるということが
今度の選挙であからさまになってきました。

だまされてはいけません。
今ある事態を冷静に判断しなければなりません。
次の衆議院選挙まで、わたしたちは、日本は持ちこたえることができるでしょうか?
もちこたえなければなりません。

大切なものを残してゆかなければならないのです。

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と、こんなことを年末に書かなければならないことに忸怩たる想いがあります。

ともあれ、今年も一年いろいろお世話になりました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

みなさま、どうぞよいお年をお迎えください。

More 
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by sakillus | 2012-12-31 16:31 | 自然物 | Trackback | Comments(10)
これから
12/20日追加

「2012年、東京都知事選挙についてのアンケート」
今回の衆議院選挙、東京都知事選挙について、おかしいとおもうあなた!
ぜひこのアンケートに参加をなさってください。


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   ヤブコウジ


これからも今までと同じように

‘生きる’ことをやっていく

いつでも少数者でけっこう

日々の暮らしを愉しいものにしてゆこう

まっとうで好きなことをしていこう

心のこもったいい仕事をしてゆこう








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by sakillus | 2012-12-17 09:57 | 自然物 | Trackback | Comments(8)
枝切風
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 枝切風 えだきるかぜ

木の間を切るように吹き抜ける風

秋の深まりと紅葉、黄葉、落葉は一気にやってきます。
ここのところは清らかな晴天がつづき、
木の葉を揺らす風は葉と枝を切り放してゆきます。
ちらちらと光を浴びせながら。


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ヒメシャラなど
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ロサ・マイカイ
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カイナンサラサドウダン
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家菊

 
   


ここのところ毎日祈っています。

まずは原発作業員のかたへ
つぎに脱原発運動を主体的にされている方へ、
福島の子どもたち、大人たち、
眼に浮かぶ顔、顔、顔、・・・つぎつぎと
浮かんでしまったからしかたがない経団連の粉なきじじぃにも
政治家に自分の欲望のために変なことを誓願しないように

これ以上過酷な事故が起きないように



それと、わたしは東京都民ではありませんが、
立候補者である 宇都宮健児さんを応援しています。

脱原発派が推す唯一の候補者です。
貧しいひと、弱者へのおもいやりのこころを持った弁護士です。
どうぞよろしくご検討ください。
  
  宇都宮健児氏インタビュー

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コブシ
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山百合も美しく枯れてゆきました。

小径はコブシの落ち葉でいっぱいになりました。
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by sakillus | 2012-11-16 07:55 | 自然物 | Trackback | Comments(4)