ROSASOLIS

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労働に報いてくれるもの
朝起きてまず庭仕事をする。
毎日、毎日、今日はなにをしようか決めている日もあれば、その日その時に気になったことを
やる場合もある。
来る日も来る日もよくもまぁやることがあるものだ。

夏草は茂りに茂り、方々に伸びた草、枝、そしてつるとの格闘。
手袋はするものの、うっとうしくなってとってしまうこともあり、
容赦なく照りつける紫外線に私の手は散々だ。(それでも木々のおかげで木漏れ日だけれど)
姉の手よりも年寄りの手になってしまっている。
腕はひっかき傷だらけ、まったくひどいものだ。

でも、なにはともあれ今、ようやく秋になり、草の、木の勢いも落ち着いてきた。
毎日数時間かけた報いがようやく形に色になってくれる。
ありがとう、ありがとう、
これらのために働いてきたのだ。

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早朝の光の中で
ツリバナ
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サワフタギの実は少しだけだったけれど

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よくわからない菊だけれど、まとまり方がいい、
そして、ホトトギスとの組み合わせもなかなか好きだなぁ。

  9/2 ps. この菊はアシズリノジギクの可能性が濃厚になりました。

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フジバカマ
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ヤマジノホトトギス(いただきもの)

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イワシャジン

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トウテイラン
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秋明菊
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朝顔もつるを整理して・・・ヤマブドウもちょっと見えてます。
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いただいたばかりの Phyllis Bide
一輪咲きました!  かわいいかわいい!
くださった方のイメージのような優しい花。

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正面の庭と水場まわりの重なりです。
下の方の大きな石のあたりを見て下さい。
その裏です。
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(G d Dさん、見ててくださいね。)
ここです。例のヤマアジサイを植えたのは。
なかなか愉快なところです。
キイジョウロウホトトギスも咲いてきました。
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そこからぐぐっと左に移動して。
今日の雨模様の中。
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by sakillus | 2009-09-30 21:04 | 植物 | Trackback | Comments(12)
鉢栽培
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バラの赤い新芽ってなんてきれいなのでしょうか!


バラ栽培で地植えと鉢植えでどちらがむずかしいかといえば、鉢植えということになるとおもう。
もちろん自植えでも不本意ながら生育を悪くさせてしまう場合もあるわけだが、
なにしろ鉢という小さな入れ物の中では様々なことの影響が大きく、それなりの知識と技術を要する。

用土を1年か2年おきに変えるならば、良い状態を継続できて、それも一つのやり方かとおもう。
しかし、なるべく用土を変えないでなんとかバラにとって良い環境を維持させてあげることができるならという願いは、そして、それにチャレンジすることはあながち無駄なことではないとおもう。

慣行農法では、同じ作物を続けて栽培することは嫌地現象が起き良くないこととされている。
が、しかし、無施肥農法では逆に微生物環境が整い、むしろ良いと言う。

そのようなことを鉢バラで可能か?と問うこともまた愉快なトライアルでもある。
それは不可能であると(自分で)結論づけるまでは可能性は手中にある。

ここでも、やはり通気性とそして、それを可能にする団粒化、また、それを可能にする微生物量(バイオマス)の多さが必要になってくると思われる。
しかし、微生物量を増やすためにやたら有機物を増やすのは危険だ。
あくまでも、土壌微生物が分解できる量を推し量ることが肝心である。

しかしながら、そうは言っても、見るからに用土がじめっ、めたっとしているもの
(だいたいそういうものはバラの生育も悪く、健康ならば夏の終わり頃から伸びる新芽も伸びず、芽もあまりなかったりする。)は、鉢の中でなにか悪いことが起こっていると疑った方がよく、用土を新しいものに変えてしまう方が良い場合が多い。

そうさせないようにやってみたい。

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今年新苗で鉢に植えたバラ、
Rosa gallica versicolor と Greate Maiden's Blush

両方とも順調に育っており、用土も団粒化を保っている。
ここにも生ゴミ未熟堆肥は入っている。

冬の凍結時にどれだけ壊れるか? 維持できるかが問題。



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以上3枚、 Lady Mary Fitzwilliam

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Mrs. B.R. Cant
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初鶯
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Yolande D'Aragon



それにしても、できることなら一粒の用土、一体の微生物、もしくは鉢に注ぎ込まれる一滴の水になってみたい。
それらのどれかになって、バラの根がどのように養分を吸収するか?微生物がわずかな有機物に群がり増殖し、また消えてゆくさまを知りたい。
バラが調子の良いとき、悪いとき、鉢の中で土中でどのようなことが起こっているかを知りたい。
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by sakillus | 2009-09-27 01:11 | 栽培 | Trackback | Comments(27)
レンガと石の小径
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なにもしてはいないけれど、どこからかやって来る彼岸花
ミョウガの間から顔を出している。
今年は二輪咲いた。
毒々しくも思えていた彼岸花だが、今年は悪くはないなぁとおもうから不思議

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さて、家のデッキを下り左に石段を三段あがると、飛び石があり、その先ほんの少しだけ
小径がとぎれていた。
とぎれた先にはレンガと石の小径がある。



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← 二つのまとまりの間の空間はわずか1mほどなのだが、いろいろ優先順位があって、なかなか手をつけられなかった。

数日前いよいよ着手することに。


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作業中
石もレンガも汚れて・・・。




さてできました!
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洗えばきれいになるのだ。
レンガは色を混ぜて。
石もレンガのような形のがあったので使ってみた。
やはり整っていないほうがここには合うとおもうし、単調なものより、
変化に富んだほうがいいかなぁとおもって。

反対側から見ると
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こんな感じ

乾けば
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こんな感じです。

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本当によく咲く姫フウロ
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眠れる森
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揺れるパンパス
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by sakillus | 2009-09-22 15:06 | 庭づくり | Trackback | Comments(14)
生ゴミ未熟堆肥その後


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怪しげな未熟堆肥、半信半疑ながら、「微生物に餌を」の理論としては納得していたので地植えバラにも鉢植えにもやっていた。
その後なのだが、これが予想以上に手応えを感じている。
このところの新芽の展開が例年よりも良い感じがしている。


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Baronne Henriette de Snoy



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そして、頑固に無肥料を粘っていたバラは,陽当たりの良くないところに植えていたこともあって、これまで蕾ができるものの咲くことができなかった。

そんなママンコシェも生ゴミ未熟堆肥を埋めて以後、サイドシュートも出て、
その先の蕾もやっと今度は開きそうだ。



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Cafe
これも最近は調子がよい
咲き始めの鮮やかな色もなかなかだが、2日後の退色した色が良い。

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Alister Stella gray


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Perle d'Or
どちらも断続的に花を咲かせる。


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Le Vesuve
あ、これも
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by sakillus | 2009-09-18 00:52 | 栽培 | Trackback | Comments(20)
珍しく寄せ植え
その鉢は元々水鉢として売られていたものだったのだが、普通に鉢として使えるようにと
その店で鉢底に穴をあけてもらった。
しかし、その穴が小さい。!
控えめな?(ウソ〜という内なる声が・・・)私は、
「もう二つぐらいあけてもらえませんか?」と言えなかったのだ。

ちょっといやな気もしたが、バラを植えていた。
しかし、さすが水鉢としてあるせいか通気性が悪そうだし、どうもダルマ形というのかな?
樽というのかな? そういう形はバラの鉢としてはふさわしくないような気もする。
案の定、生育もかんばしくない。(この際鉢のせいにしておく。)

かんばしくない鉢の土は通気性も悪そうだ。
ほかの神経質じゃない植物だったらなんとかなるだろうとおもい、
用土を多少は改良して、先日めずらしく寄せ植えをしてみた。

庭全体をひとつの大きな鉢として植栽したいという野望をもっているわたしは(目標は大きい方がいい!)
寄せ植えをする気がなくなっていたのだ。

庭全体の植栽のほうは永遠の目標ということでひとまずおいといて、センスという言葉も
この際棚にあげて・・・(ないからあげられないか・・・)

久しぶりに園芸店に行って少し仕入れてきたもの、それよりも多いうちの庭からほりあげたものなどで。

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  * 買ってきたもの
赤みを帯びているススキ
もう少し名前どうにかならなかったか? リンドウの園芸種 ’ももこりん’
コバルトセージ

  *自前
イチハツ
ホトトギス
スミレ
斑入りイワミツバ (堀りあげたばっかりなのでよろけてます。)

あるものでやったということで・・・
斑入りイワミツバのためにしばらく日陰で養生します。

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‘ももこりん’  
 花は可愛いのだけれど・・・


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コバルトセージ



もうひとつこの鉢があって、それもバラが植えられているので、そのうちそれも寄せ植えしてみようかな?
でも、そんなちいさな鉢底穴でも根が地面に伸びているので、もうちょっと後でほりあげることにしよう。
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by sakillus | 2009-09-14 16:30 | 植物 | Trackback | Comments(8)
池の平湿原 3
三方ヶ峰をくだって、また湿原の木道を歩きました。
帰りはべつの道を通って。

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ウメバチソウも見つけて感激!


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写真はやはり霧につつまれていて、わかりづらいとおもいますが、
湿原を囲む周囲の斜面では、過去の噴火の時に出たのかと思われる巨石がごろごろっとあり、
木々と下草がそれら巨石を取り囲んで見事な立派な庭園のような趣を醸し出しています。

いい仕事してるね! とおもわず言いたくなりました。


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彩りがうまいなぁとおもって写した一枚
ウメバチソウやフウロソウ、たぶん、ちいさなツツジ科の植物、クマツヅラのような植物、・・・
いちいちわからないのが残念ですが、自然の作りだす風景は、大きなところも
こんな小さなところもすごいです。
大事なものは身近にあると感じさせてくれる瞬間です。
日本って植物が本当に豊かですね。

庭の植栽にもとても勉強になります。
一種類が群生しているところももちろんありますが、数種類の混じり合う様、
一つの種類があちこちと点々としている様がなるほどなぁとつくづく感心しました。

湿原を去る頃になって、一瞬霧が晴れました。
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芝生じゃありませんよ。
これが全部植物なわけですから、ものすごい密植です。
蒸れるなんてことはないわけですね。

というわけで、湿原を後にして、帰路につきました。
さすがに駐車場に着く頃にはトレッキングシューズの重さを身に染みて感じていました。

   *****************************

ところで! どうしても欲しいと思った植物があり、そんな時は行動のはやいわたしです。

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ハクサンフウロ、3苗購入!
そしたら、白花のハクサンフウロもおまけにくれました〜♪


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マツムシソウ
あれだけ感動したと言っていたのだから当然です!

マツムシソウは種を蒔かないとだめですね。なんて話はしていたのですが、どうにも生態がよくわからない。
そこで山野草店に問い合わせてみました。
すると、「越年草」という答えが返ってきました。
聞き慣れない言葉だったのですが、
「秋に発芽して翌年咲き、枯れる。」要するに2年草と言っているものと同じのようです。
ただし、
「株に力がつくと、今の時期に株元に小さな葉が出てくる場合があり、それが翌年の
開花株になる。」ということです。

で、購入した株を見てみると、2株そのようになっているのがありました。
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by sakillus | 2009-09-12 23:10 | 自然物 | Trackback | Comments(4)
「無農薬でバラ庭を」
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ネットのバラの知りあいであるyukikoさんが11月に本を出します。
タイトルは「無農薬でバラ庭を〜米ぬかオーガニック12ヵ月〜」

長年ホームページ「庭造りの愉しみ」で無農薬でのバラ栽培のノウハウを提供してくださっていましたが、
いよいよ書籍化されるとのことです。
その中でも特に「米ぬかオーガニック12ヶ月」を膨らませて書かれてあるというこの本、
目次を見せていただいた限りにおいても、考えられる全てのことがらが盛り込まれているような充実した内容です!。わたしも早く読みたいです。

コンテンツの中には、全国のオーガニック仲間ということで7名の寄稿がありますが、
実はこのわたしも参加させていただく機会を得ていました。1ページ分だけですが。^^。

Yukikoさんとのご縁はお庭を拝見させていただいたり、「発酵肥料オフ会」と
称して、発酵肥料を作っている方々が集まり、その肥料を交換したり、
情報を提供しあうという機会があってのことでした。
その前からもネットで無農薬でのバラ栽培を検索するとほどなく出会えたのがyukikoさんのHPです。
以来、折あるごとに参考にさせていただいており、いつも前を行く方でした。

私は特にオーガニックという言葉は使っていませんが、「地域につながる自然(ビオトープ)として庭を捉え、生き物や菌などの、バランスを整えるということが大切」(これはyukikoさんの言葉を借りました。)という点で一致しています。

庭環境はそれぞれによって異なるので、最終的には自分で判断し実践していかなければならないわけですが、ベーシックなことがらはどこでも通じるものがあるとおもいます。
実践的なこの本はきっと無農薬をめざす方、これまでもそうしてきた方の強い味方になることは間違いないでしょう。

皆様がお手にとってご覧になられることを私も願ってやみません。

(残念ながらパソコンのせいなのか?リンクが貼れません。涙。
右のリンクの「Organic Roses」をご覧ください。)

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今日は満開のバラの景色が懐かしくなり、その頃のバラの風景でした。
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by sakillus | 2009-09-09 22:17 | 栽培 | Trackback | Comments(8)
ホウキグサって
こぼれ種であちこち出てましたが。
そうとうまびいたつもりでしたが・・・
ここでも、
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駐車場付近を見て  8月21日
あぁ、やれやれ、向こう側だけじゃなく、手前側にも散見されます。。。
このあと、すこしばかり抜きました。

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メインの庭 やはり8月21日
ここだってあまりありすぎると景観台無しとおもい、ずいぶん抜きました。
まだこれならかわいいものです。
これが、後日


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笑ってくださってけっこう。
ホウキグサがここまで大きくなるとは、、、初体験です。
高さ、最も高いところで145cm、直径100cmあります。
とても抱えられる大きさではありません。
後ろのヒュームズ・ブラッシュがすっかり隠れてしまい、秋の花もどれだけ咲けるか・・・
悩ましいですが、ことしはせっかくなのでこのままで。

トンブリ、大豊作だぁ!
でも、いつ収穫するかわかりません。
大きな箒も作れることでしょう。。。


        ******************************

sonota

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Cyclamen graecum
咲きました。
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空色朝顔
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ツリバナ
そろそろ赤みを帯びてきています。

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山紫陽花 富士の滝
今でもすごくきれい
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黄実のヒヨドリジョウゴ
実もできてきています。
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by sakillus | 2009-09-07 21:18 | 植物 | Trackback | Comments(16)
池の平湿原 2
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コバイケイソウの名前をはじめて聞いたのは、たしか登山の先輩から。
「芽出しの頃の若葉がギボウシに似ているから気をつけなければいけない、毒草だから。」
そう言いつつギボウシを摘んで、あとで皆でゆでて食べたことがありました。
今ではもったいなくてできませんが。


このきれいに紅葉している葉をみるだけでは、コバイケイソウ  なのか バイケイソウなのかわかりません。
成熟している葉はシランにも似ています。


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こちらの方が標高の高いところにあったにもかかわらず、紅葉していません。
花を見ると、バイケイソウのようです。

コバイケイソウの花はコップを洗うブラシのような花だからです。

毒草でなければ庭植えもおもしろいのだけれど・・・。
とはいえ、庭にも毒になる植物は案外多いのですけれどね。

三方ヶ峰にはほどなくして着きます。

それほど広くない山頂は地面の様子が一変しています。
土が洗われ、ごろごろの砂礫地になっています。


ふと見るとフェンスが!
理由がわかりました。フェンスの向こうにはコマクサが群生しているからです。
複雑な気持ちもしますが、簡単に盗掘できそうなのでやむを得ないのかもしれません。

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フェンスの所々に目の大きなところがあり、そこからカメラを向けています。


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残念ながら花は終わっています。
他の植物が育たないようなところでひっそりと咲いているこの花はまさに“高嶺の花”
高山でこそ見る価値のある花なのかもしれません。


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しかしながら、ここでもやはり私の心をとらえたのは、マツムシソウ。

こんなところでもすっくと立って咲いています。

下の湿地帯にあるマツムシソウよりも背が低いです。
実際の標高の高さ(2040m)よりももっと高山帯のようなこの場所で、
背を低くしてしっかりと耐えて、しかも普通に在る様が今思いおこしても心に残ります。

紫外線は強いだろう、吹く風も降る雨も容赦ないだろう、その中で自らのさだめを生きている
かのような姿に打たれます。


ところで、マツムシソウは基本種のマツムシソウと、高山帯に生えるタカネマツムシソウとある
とのことですが、では、両者の違いは?そして、この辺りに生えているのはどちらなのでしょう?

 
 マツムシソウ:草丈は60〜90cmが標準だが、生育環境によって20cm以下のマツムシソウでも花をつける。頭花は上向きに咲き、その大きさは4〜5cmで多数の小花からなる。
花の色は淡青紫色。

 タカネマツムシソウ:草丈は15〜40cmと低く、頭花は5cmくらいとほぼ一定している。花の特徴は基本的にマツムシソウと同じだが、「花びら」の幅が広い。マツムシソウに比べて「花びら」がつまっているように見えて隙間がほとんどない。花の色は濃紫色。

以上のようにタカネ・・・のほうが花色も濃く、豪華な感じで草丈が低いということがわかりました。

高山性のほうが目立つ色、形であるということはあきらかにポリネーター(花粉媒介者)の
注意をひくためです。
植物の生き残りをかけた戦略であります。

これを人間の世界におきかえるとなにやら興味深いのですが、
でも、人間はそういった本能だけのいきものではないでしょう。

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これは池の平湿原に至るちょっとまえの林道で撮ったもの。

高峰高原〜池の平湿原にあるものは色も淡青紫色で、草丈も50cmぐらいあり、どうもマツムシソウの
ように見えます。

三方ヶ峰のもやや低いものの花は同じなので、これもやはりマツムシソウかとおもわれるのですがどうでしょう?

というわけで、ちょっと勉強してみました。
あぁ、今回で終わらなかった!
あと一回続きます。
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by sakillus | 2009-09-05 22:36 | 自然物 | Trackback | Comments(2)
池の平湿原
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池の平湿原は、標高2000m.数万年前の三方ヶ峰火山の火口原に広がる高層湿原です。浅間山系の急峻な地形と内陸性気候のもたらす昼夜の気温差、年間の気温差がとても大きく、特色ある気候条件にあるということです。

そのため里山に生息する動植物から、本来ならば3000m級山岳地帯に見られるような高山性の動植物までが,この一帯に混在し生息しているというとてもお得な、喩えて言うなら天丼に・・・あぁ、だめです。そういう卑近な例を持ち出してはいけません。
とにかく、そのような特異な環境が、池の平湿原を多様な自然がおりなす、“高山植物の宝庫“としてくれたのだそうです。


では、湿原に降りていってみましょう!



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ここでは植物保護のため道がつくられています。
植物帯の中に人ははいれないことになっています。

霧にけむる樹木

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枝を横に伸ばすコメツガ
カッコイイですね。いっそう神秘的です。

いよいよ湿原です。
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マツムシソウ
今回、この花ほどあらためて見直した花はありません。
とにかくかわいい!愛らしい! これもあちこち、というレベルではなく、方々にた〜くさん咲いていました。
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ツリガネニンジンの白花も数は少ないけれどありました。

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お花畑です。

まことに、・・・ぼやけて残念、恐縮なのですけれど、雰囲気つかんでいただけるでしょうか?
実際はすご〜く広いのです!
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薄紫色の花がマツムシソウです。
この花はマツムシが鳴く頃に咲くからというのが由来なのですが、マツムシというのは
鈴虫のことなんだそうですね。

   追加: Wikipediaによると、「古くはスズムシのことを「マツムシ」、マツムシのことを「スズムシ」と呼んでいた、あるいは混同されることが多かったといわれる。 形態は、スズムシに似ているが体長は19〜33mmとより大型で、体色は淡褐色。」とありました。

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リンドウに笹が入り込んでいます。
乾燥してきているところにこうやって笹が茂るのだそうです。
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ヤナギラン
これもここでは有名らしいです。はじめて見ました。

人の歩くところは全て木道ができており、東御市の丁寧な管理によって、湿原も復元してきているそうです。
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木道の一つの終点にあるのは、「鏡池」です。
その日のような霧に包まれたときにはいっそう幻想的な風景が広がっていました。

  
湿原を囲む外側は外輪山があり、その一つのピークが三方ヶ峰です。
ほどなくして山頂につくのでそこも登ってみました。
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ここはハクサンシャクナゲがたくさん生えています。花の季節は見事だったでしょうね!
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右側の植物はハリブキというのでしょうか?
葉に細い針が出ています。
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ハクサンフウロの葉がこんなにきれいに紅葉しています!
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ナナカマドの葉はこんなにまだみずみずしく・・・うちのは強光のせいか落葉しちゃったというのに・・
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 ガマズミ? でいいのかな?

つづく
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by sakillus | 2009-09-02 13:47 | 自然物 | Trackback | Comments(12)