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ROSASOLIS

<   2009年 11月 ( 10 )   > この月の画像一覧
紅葉 黄葉
冬の到来に向けて、休眠期に向けて、木も草も準備に余念のないように感じられます。

葉の栄養を木本体に戻し枯れると何かの本に書かれてあったように記憶しています。

その前にひととき輝くような紅葉、 黄葉、すべてがとてもいとおしく感じます。
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コナラ

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ヒメシャラ
今年は植えたばかりなので、
紅葉する前に落ちてしまった葉が多かったけれど、
来年はきっと見事でしょう!

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そのヒメシャラの下辺り
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シランはやっぱりかっこいい。
左に小さく見えるはシモツケソウ

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ブルーベリー辺り

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イワシャジンはもう何年も育ててきてはいたのだけれど、今までの株は紅葉するまでに葉があまり残っていなかったのかな?気づかなかった。
こんなに素敵だったなんて! 渋い〜。

わたしのほうはというと、最近は移植や株分けに余念がありません。
この頃は新しい苗など買わずに、種まきや株分けで増やしまくり、また、いただきものでも増えております。

ヤマアジサイの紅葉は品種によりかなり差があり、早い時期に深い紅になったのは、その名も「紅」
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これもかなり素敵だったし、大きくなっていたので西側境界付近にもとおもい、株分けをしました。
(ていうか、2:8ぐらいの割合でふたつに分かれちゃったの)
そしたら、これにカラフトイバラの黄葉があったらいい組み合わせかなぁとおもい、
カラフトイバラのひこばえを堀りあげて移植。
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紅葉ではないけれど、ノジギクがずっと満開です。
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それと、椿「本白玉」が咲きました。
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by sakillus | 2009-11-27 23:44 | 植物 | Trackback | Comments(10)
犬走り
昨日は晴れて暖かかったので、しばらく放っておいた犬走りに手をつけました。
半分ほどの長さが残っていたいたわけですが、天気も庭日和だったので、結局全部やり終えました。
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なんだ、普通の土じゃん、と感想をもたれたあなた、それはまちがいではありません。
わたしもそう思っています。
三和土(たたき)みたいに硬くはないけれど、一応土間風ということで。。。
石灰を土に混ぜて水をかけ、突き固め、足で踏み、竹筒でたたきました。(ストレス発散にいいかも)
すっきりしてめでたしめでたしです。
あとで御影石を洗い、その水が土の上に流れると・・・水はけ、悪い、悪い!さすがに突き固めた土です。
苔がはるかもしれません。すでに兆候があります。

カルロス(fromブラジル)はしばらくは来ないかもしれないけれど(地下からやって来る雑草)
こぼれ種から発芽するやつがおりました。
「エンジェル」という名にしようとおもいます。
見つけたら抜くのだ。エンジェルにも容赦ありません。

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この竹に注目してくださいね。
コンクリート下の方に穴があり、そこから黒いチューブが出ていました。
ポロプロピレンというんですか?
そういうのが見えるの、とてもいやなんです。(わたしのちょっとしたこだわり)
ゆえに、竹の中に入れ込みました。ちょこっとだけ隠しきれませんでしたが。 
どうやって?  竹の輪を360度とすると、90度位の角度を取り除きました。
ナタで、です。
わたくし、ナタを使える女です。あはは・・

    ************************

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万年青(オモト)なんて、
一番植えたくない類の植物だと思っていたのはつい最近までのこと。
うちには元々これがあり、人間かわるもので、
オモトもいいんじゃないと思えるようになったから不思議。
常緑もののよさってありますよね。

結局、一箇所のオモトから、5箇所に増やしてしまいました〜!(株分けで)

フェンス隠しもよろしくね。
アオキまで植えてる。




晩秋〜初冬の薔薇です。
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クロマテラ  この秋はこんな色、あと蕾がいくつか

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ヨランド・ダラゴン

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スーヴニール・ドゥ・フランソワ・ゴーラン

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マリー・ヴァン・ウット 1月17日
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マリー・ヴァン・ウット 1月18日  お隣の薔薇はペルル・ドール
大きく果物みたいな花が咲きました。木に力がついてきたからななのかなぁとおもいます。
重みで垂れ下がっています。
こういうアイボリー色をした薔薇があるといいなぁとおもっていたのでとてもうれしくおもいました。
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ザ・ジェネラス・ガーデナー
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by sakillus | 2009-11-24 13:08 | 庭づくり | Trackback | Comments(4)
蘇芳染
寒くなってくると赤い色が恋しくなります。

褪せてきたスカーフ(絹)や柿渋で染めては見たものの色が薄くてあまり着る気にならなかったシャツ(麻、リネン)、また、2年前にクサギで水色に染めたもめんのスカーフ2枚のうち、一枚を蘇芳(すおう)で染めることにしました。

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30代の頃、「草木染」で有名な山崎桃麿先生に染織を習っていたので、そのやり方をほぼ踏襲しています。
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yahoo 百科事典から蘇芳の説明をいただいてきました。

「赤色系の植物染料の一種。またその色名。アジア南部に産するマメ科の小高木(学名Caesalpinia sappan L.)で、飛鳥時代から輸入され、その幹を切り砕いて煎(せん)じ、薬用や絹の染色に使われた。灰汁(あく)やミョウバンでアルミニウム媒染を行い、やや茶色みまたは紫色みのある赤色、鉄媒染して紫色に染めた。養老(ようろう)の衣服令、服色の項に、蘇芳は紫の次、緋(あけ)の上に掲げられていて、高位の者が用いる色であったことを示している。それは舶来品で貴重なものであったためであろう。鎌倉時代後期から琉球(りゅうきゅう)貿易によって盛んに輸入され、蘇芳染めの染織品が多くなった。襲色目(かさねいろめ)では、蘇芳は表裏とも蘇芳、下襲の場合に限って表白、裏蘇芳のものを蘇芳といい、また躑躅(つつじ)ということもあった。裏濃(うらこき)蘇芳は表薄蘇芳、裏濃蘇芳である。木工の発色にも用いられ、著名な正倉院の赤漆文欟木厨子(かんぼくずし)をはじめとする赤漆塗りの調度は、後世の赤漆と異なり、木地に蘇芳を塗ってから生漆をかけたもの。」


天然染料では赤みの色を染めるものは少なく、この蘇芳か茜、コチニールが鮮やかに染まります。
冬青では淡く柔らかい桃色になります。

染料店では上の画像のようにチップで売られています。

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以前2度煮出したものと初めて煮出すものをそれぞれ15分煮出しました。
20分が基本ですが、細かいチップなので、そこまでやる必要はないと感じました。
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あんまり色味は変わらないですね。 むしろ3度目(右)のほうが色が澄んでいるか?


水に入れて絞った布を染液に入れた時と火を止めた直後はムラができやすいので、特に気をつけてかきまぜます。
20分ほど染めます。

火を止めて2〜3時間は液の中に入れておきます。
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染め終わった時の色

その後媒染をします。
ここでは焼ミョウバンを使いました。
染材料(乾燥蘇芳、500g)に対して7〜8%の重量でよかったとおもいます。
だから40gの焼ミョウバンをお湯で溶かしておきます。

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媒染後の色

その後もう一度染液の中に入れて染めます。
やはり20分ほど。
その後色が出なくなるまで洗って絞り干します。
うちでは現在地下水の出るところがあるので、そこで洗いました。
以前都内に住んでいた頃にはよく湧水から水を汲んできたものでした。(その水で染めた。)

2,3日干し続けます。
その後の色
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左から木綿、絹、麻(リネン)
蘇芳の赤はとんがった赤なので、以前織りに使う糸染めをしていた頃は、その上にやまももの黄色や茜を染め重ねて柔らかくしていました。
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ちょっとチベット密教徒の僧侶の着る服みたいな色ですよね。

染材を干していると
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なぜ!?  おかしいなぁ、ハナって。
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by sakillus | 2009-11-22 11:34 | Trackback | Comments(10)
落ち葉
本日はわずかに薄日がさしたものの、ほとんど終日曇り。
気温も上がらず寒い一日となりました。
でも、着こんで外に出て作業をすれば、澄んだ大気の中働くのも気持ちのいいものです。

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大木となっているコブシの大きな葉がどんどん落ちて駐車場にも散らばっているので、
掃いて土の上においています。 あまったものは物置の生ゴミ堆肥場へ。
自然の野山と同じことです。それが微生物のすみかとなり、地面の上で腐葉土を作り土を肥やします。

中にはすでにこうじ菌の白い菌糸がはえているものがあります!
落ち葉の様子をみると今年は分解が早そう。
それだけ微生物が増えてきたということなのでしょう。
でも、次の木枯らしが吹く前に落ち葉が落ち着きますように。

ところで、わたしは生ゴミ堆肥を物置でつくっています。
中はこんな感じ。
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一応二段階にしています。

できたものといっても、7〜8割の熟成でよいのです。
それをことしは春からときおり土壌や鉢の中に埋めていました。
でも、ちいさなシャベル1杯ぐらいで、たくさんあげる必要はないのです。
それは肥料ではなく微生物の餌だから。
それで手応えを感じています。毎日生ゴミは出るのでそれなりの量になります。
この冬は発酵肥料は作らないで来年はこれだけでやるつもりです。
思い切ったことをやった方が結果がわかりやすいし。

微生物はキトサンも含んでいるということで、その効果も期待しています。
おもうに農薬をつかった葉よりも強いような気がしています。

今年は虫の発生も少なかったです。
バラゾウムシの捕殺も20匹以内で済みました。(一日じゃなくて年間ね。)
春先のアブラムシ の発生だけちょっと悩ましかったですが、それもそのうち少なくなりました。

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物置の外側 カラフトイバラも黄葉してきました。

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北側の山々も
 
       **************************

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今年の ミセス・ハーバート・スティーブンスはすごいです。
枝も伸びて、雑木の方まで手が届いてしまいました。
コナラなどの雑木のところにはバラは植えないはずだったのに、上から進出してくるとは・・・
しかたありませんわね〜。
カイナンサラサドウダンの赤は、すごい赤。

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レンガの小径辺りも。晩秋ということで。
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by sakillus | 2009-11-19 20:54 | 栽培 | Trackback | Comments(2)
「つくられた自然」と「つくる自然」
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     ヤマブドウ

鶴見俊輔(以下全て敬称略)のひととなりに興味を持ち、読みやすさと対談する相手から想定されるおもしろさから、「戦争が遺したもの」(副題 鶴見俊輔に戦後世代が聞く)を読んでいる。聞く人は上野千鶴子と小熊英二である。

鶴見の戦争体験、特に「従軍慰安婦」との関わりにおける上野の容赦のない追求はそこまで聞くかというほど徹底しているが、それだからこそ導き出せた答えもあり、鶴見の年齢を考えれば今聞かなければいつ聞けるという、上野の学者としての意気込み、いやすごみさえ感じた。
また、何でも答えると言った鶴見の言葉に嘘はなく、ひと言ひと言がとても腑に落ちるものだった。

念のために言っておくと、鶴見はジャワ島でのそう長くはない戦地での戦争体験のうち「従軍慰安婦」と交渉を持ったことは一度もなかったという。(それには理由があって。)彼は、慰安所と慰安婦の調達を命じられていたのだ。
と、ここで言いたいのは本の感想ではなく、出会ったおもしろい言葉に喚起されたことがらである。

鶴見は、おそろしく学校の成績が良く人間を成績ではかる自分の父のことを「一番病」という。日本の近代化はこういう「一番病」の人たちによってつくられた。時流に乗って簡単に転向するのもこういう人たちで、それを鶴見は「つくられた人」とよぶ。逆に学歴はないけれど自分で考える人たちがいて、そういう人たちのことを「つくる人」とよぶ。
それは、スピノザの「エチカ」に出てくる「つくられた自然」と「つくる自然」という区分になぞらえてのことである。
スピノザがどのような意味合いで語ったのか、正確にはわからないが、鶴見の
引用から推察されることはある。

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     カイナンサラサドウダンとカワラナデシコ

さて、おもしろい言葉に出くわすと、植物や庭のことと結びつけて考えてしまう傾向のあるわたしはここでもそうした。それに「自然」であるし。

「つくられた自然」といってまず思い浮かぶのは里山に植えられた針葉樹林。
次に、いかに巧妙に作られていようと、短いスパンで植物の入れ換えがある観光庭園。
さらにいえば、憧れに生まれ憧れに終始している(ように感じられる)ガーデン。
これはかなりの反発が予想されるが、人間潔くならなければならないときはあると感じている。
自分にどれほどのことができるのかという疑問はおいておいても。
それにこれはあくまでも私が感じてしまうことなので、そう思わない方はそう思わないと言い切ればよし。

庭というのはまちがいなくつくる自然であるとおもう。そして、「つくる自然」をつくりたいとわたしはおもう。

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     黄実のヒヨドリジョウゴ バラ、ファンタン・ラトゥールに絡んで。

若かりし頃、わたしは芝居の現場にいた。
所属していた学生劇団は当時指折りの有名学生劇団で有名人も多数輩出していた。
いわゆる「アングラ」と呼ばれるものだった。当然表現ということと日々向き合わされていた。
他者と向き合い、自分に向き合い、自我の重さに圧しつぶされそうになっていた。
観念が空回りし自分の無力さに嫌気がさしていた。
もちろんそれらの経験はおもしろくもあったし、自分に必要なことだったとおもう。

芝居は二十代半ばまでやっていたが、やめたらすごくすっきりした。
以後、表現の現場からほとんど遠ざかっていた自分ではあるが・・・

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     石の間にはびこるヒメツルソバ

わずかな躊躇がないわけではないが、庭づくり、バラ栽培ということも含めて「庭づくり」ということに表現としての場を感じてきた、最近。
やっとそう思えたことに、やっと表現の場に着地できたかもしれないことに安堵した。
そして、庭は自分だけではなく植物自身がつくっていること、たくさんの他者とかかわりながらつくれること、第一、頭でどうのこうの考えていようと、いざ庭に出ればほとんど無心になって作業できることに本当にありがたみを感じている。

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     たくさんのコブシの葉が降るように落ちてきた

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     ヒノミサキギク
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by sakillus | 2009-11-17 21:55 | 庭づくり | Trackback | Comments(4)
秋薔薇、まだあります
今日は写した写真をパソコンに取り込んだあと、一枚消すつもりが全部消してしまいがっかり!
せっかくそれも含めてアップしようと思っていたのに・・・

しかし、気を取り直して! 明日は晴れというので、また明日撮ろう!

今秋はティーローズがとてもいい雰囲気で咲いてくれてます。
花数としてもまずまず。
サフラノなどは第一陣が終わり、切った枝からまた芽が伸び蕾ができています。
でも、この時期できても咲けないかもしれませんが、その元気さに乾杯!
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Safrano

ティーローズの良さをあらためて感じたこの秋は、ひとつニューフェイスを加えました。


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これは分類としてはチャイナの Le Vesuve
次々咲く健康優良児
株は横張りで場所を取るけれど、いいバラです。

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The Nunもきれいによく咲いてくれました。
このバラがもうオースチン社で作られていない(たぶん)なんて残念です。

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Sombleuil


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花ではないけれど・・・

ヒメシャラ群の前には紫玉とJunoが見えます。
両方とも、特に紫玉はとても茂っていて、目隠しにぴったり!
ちょうど向かいの家の玄関が見えるので、とてもよいのです。
あんまり他人の家は覗きたくありませんものね。
我が家ももちろん隠してくれています。葉も落ちていません。



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James veitch (Moss)
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Quatre Saisons Blanc Mousseux トゲがきれい・・・
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Iceberg あんまり良い花じゃないんですが、やっと咲いたので・・・

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Marie Van Houtte (Tea)
大輪です。 これからまだ5.6輪咲きます。


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こういうのツーショット と言っていいのかな?
のべっと寝ているハナと背後に見えるミカでした。

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鳥でもいたのかなぁ?
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by sakillus | 2009-11-15 00:26 | 薔薇 | Trackback | Comments(2)
野菊の秋
昨夜からの久しぶりの雨、近くの川は流れが底をついていたので、ちょっとほっとしました。
それにしてもその川がそれほどひからびていたのを見るのは初めてのことでした。
何十年か前、人里に針葉樹ばかりを植えたことがうらめしいです。


この秋もおだやかな天候がつづき、そんな日々、野菊のありがたみをしみじみ感じる年となりました。

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3枚ともサツマノギク

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あまり生育は旺盛じゃないリュウノウギク
這うようにして伸びます。
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ピークを過ぎたアシズリノジギクに入れ替わるように咲いてきたヒノミサキギク、かわいいんだ、これが〜。

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買ってしまいました。嵯峨菊
満開を前にしてくるっとひねりがあるんですね。

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これらは名前のわからない家菊 (これもいただきもの)
右の落ち葉、アオハダはすっかり落葉しました。

こちらの地方も紅葉が始まっていますが、今年は今ひとつな感じです。
夜間の冷えも少ないですしね。
うちでは植えて年月が経っていないので、年ごとにもっときれいに紅葉してくれるのではとおもっています。

でも、うれしいもの。
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ツリバナを家から見て
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アオハダはすでに。コナラはまだ。マンサクは留まっているものが少し。
カイナンサラサドウダンツツジは紅く。

ミセス・ハーバート・スティーブンスは左の方で10輪ぐらい、灯火のように咲いています。
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by sakillus | 2009-11-11 14:43 | 植物 | Trackback | Comments(11)
もうすぐ発売
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yukikoさんこと小竹幸子さんの「無農薬でバラ庭を〜米ぬかオーガニック12ヶ月」がもうすぐ発売されます。

1ページ分寄稿させていただいたことで一足お先に届けていただいていたこの本、半分ほど読み終わりましたが、柔らかな語り口ときめ細やかな栽培手法、丁寧な説明、そして何より作者との距離が短いと感じられることが特徴かとおもいます。
バラ栽培、特に無農薬栽培は奥深く、誰しもが試行錯誤していらっしゃるかとおもいますが、他人がどのように栽培しているか?気になるところですよね。
この本は長年HPで栽培方法などバラにまつわるあれこれを発信してきた著者の集大成ともいえるもの。
一月ごとに作業を書かれていて、またその月に庭で繰り広げられている生きものの様子がとても活き活きと描かれています。
読者はまるでyukikoさんの庭にいるかのような錯覚におちいるのではないでしょうか。
私は勝手にyukikoさんに問いかけます。
「その大量の○○はいつなくなるんですか?」
そして、ページをめくると答えはかえってきます。
おだやかでしあわせオーラのただようこの本は読み物として、バラ栽培をしていない人でも楽しめるのではないでしょうか。

ただし、個人的におもうことは、バラ栽培環境はどこの家庭でも違います。
同じ地方でも100メートル離れているだけで違います。
おなじ庭でも毎年季節は同じようにはやってきません。
一番大事なことはyukikoさんも「まずは観察者たれ」と書いているように自分のバラになにが起こっているかを知る必要があります。そして、考察と実践。
とにかく自分で判断することが求められるとおもいます。
でも、自分ではわからないことがあったり、迷ったりしたとき、この本は手がかりになるかもしれません。

とまぁ、あれこれ書いていますが、書店でお手にとって見てくださいませ。
表紙の感じもいいですよ。

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Barronne Henriette de Snoyでした。
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by sakillus | 2009-11-09 21:13 | Trackback | Comments(11)
根津美術館の庭 2
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根津美術館は昭和16年、昭代根津嘉一郎の遺志によって開館したとあります。
総面積は2万平方メートル(6060坪)を越す広大な敷地。
美術館の収蔵品も国宝7件、重要文化財87件、重要美術品96件を含む約7000件の日本・東洋の古美術品によって構成されているのだそうです。
根津嘉一郎自らも茶人であり粋人、大金持ちだからこそできた蒐集であったことはまちがいないわけですが、そういった眼力を持つ時の権力者や事業家などによって文化が守られ水準を上げてきたことは、文化、美術、工芸の歴史の中でも重要な意味を持っていたと思います。

この庭の作庭は誰なのかよくわからないのですが、根津嘉一郎自身も作庭をする人だったようで、ここにも氏の意向が深く反映されていることは想像に難くありません。つまりそれは(茶)庭に対する深い知識があったということでしょう。

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その日東京の空は晴れ、汗ばむほどの陽気でしたが、この庭においては頭上高くそびえる木々がほどよく日照をさえぎり、陰影をつくりだしていました。
茶室を下った先には池があり、その幽玄とも言える気配にはおもわず息を呑むようでした。
高速に近いがため、微かに聞こえる車の音もここでは遮断されるような錯覚をあじわい、
べつの場所に導かれるようでした。

特筆すべきバランスの良さ、池に倒れかかる大木と枝垂れる枝、池の輪郭、
そのバランスに完璧な絵を描くようにおかれた船。(上の写真、中央よりやや右)
あぁこれは日本人の仕事だとこころの中でうなずきました。
池の水はかすかに動き、そこに生息する魚たちも趣を添えてくれているようでした。



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これはなんと題されていたか? わからなくなってしまいました。
いい味わいですよね。

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またべつの茶室、そして、池の対岸では落葉樹が高くそびえています。
まるで森のなかに茶庭があるようです。
品性と大らかさ。
これだけの品格がありながら、敷居の高さを感じさせることなく、なんびとをも受け入れる懐の広さ、深さ。
完全な調和。

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まるっきり平坦な土地ではなく傾斜地を利用しているというのがおわかりいただけるでしょう。

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この苔の灯籠もかわいくて!

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苔むすこの石にも実生が。

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そして、理由もなくやたら感動したのがこれ。
園路の苔が長い年月多くの人に踏まれはげています。


さて、この日本的な庭(風景)においてさえも、他国の影響はあったでしょう。
庭に限らず日本は古くから舶来趣味、それでも日本人のすごいところは、他国から流入してきた文化を千客万来のように迎え入れながらも、それを咀嚼し、自国の文化へと形を変え成熟させていきました。

そこであらためて自分の庭作りをふりかえると、おこがましいようですがわたしもこだわるところはそこです。
自分のやっていることなど未熟でへんちくりん、たいしたことではないけれど、ここ(日本)で生まれ育った私が、この場所にふさわしい庭をつくりたい、それが(自分の)日本人としての庭仕事をやる上での核になっていると思い、どうすればよいかをいつも模索しています。
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by sakillus | 2009-11-07 00:37 | 創作物 | Trackback | Comments(11)
根津美術館の庭
庭作りにおいてここのところ興味がつきなかったのはプロの作庭したものでした。
近年では雑木人気が高まり、雑木の庭を紹介している本も少なくありません。
それらはプロの作が多く勉強になります。
わたし自身も庭師さんの仕事場面を見たり話を伺ったり、また、「庭」という専門誌を見せてもらったり、古来有数の日本庭園を本で見るにつけ、日本の造園技術には感心するばかりでした。実物を見たいという願望はつのります。

しかし、簡単に京都へは行けないし・・・どこか東京近辺で適当なところはないか?
そこで庭師さんに薦められたのが根津美術館の庭でした。
東京青山にあります。
しばらく美術館の改築でじっと待つことを余儀なくされていましたが、この秋の新装オープンにあたり、先日ようやく鑑賞することができました。

そういうわけで、画像いきます。大増量の予感。

まずは灯籠

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灯籠はこれまでそんなに興味なかったのですが、すごいところにはすごいものがあります。
うしろの緑も圧巻でしょう? まだ序の口です。

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渋い・・・・・

続いて園路
園路はとっても、とっても、とっても興味があります。


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瓦の縁取りが憎い
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石(岩)の並び、そして、植物の配置
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あられこぼし
桂離宮にも芸術的なあられこぼしがありますが、とても憧れます。
あぁ、こんな石があったら!

この庭には四つの茶室があります。
まずひとつめの茶室につながるところ

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つくばいが見えます。
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もうかっこいいとしか言いようがありません。
この手水鉢の石はくりぬいてあります。

そして、茶室へ
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あぁ、やられました! 本当にまいりました。この雨落ち!
興奮が冷めやりません。

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この屋根、この壁、わび、さび、芸術ですね。ちょうど落葉する木の葉がかかって・・・
そして、背景の緑。ここでのお茶会はすばらしいでしょうね。

当然ですが樹木の管理もすばらしいです。

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圧倒されます。
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五葉松の段造りなど。
どこをとっても絵になる。どこを見ても「洗練」という言葉が浮かんできます。
こんな庭は見たことがありませんでした。
本当に感動しました。
それが東京のど真ん中にあるなんて・・・

続く
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by sakillus | 2009-11-02 22:50 | 創作物 | Trackback | Comments(11)