ROSASOLIS

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マンサク満開
初めてわずかにそのつぼみから黄色を見せてから、もうどれだけ経っただろうか?
牛の歩みのようにのろのろと開花していったマンサクもここのところの
暖かさに背中を押されて気づけばもう満開。

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紙質のような花弁から想像される印象とは違い、満開になった今朝、
まるで舞台が反転してがらっと変わるように、目の前に迫ったもの、それは瑞々しさだった!
この国は水の国、マンサクもまた、水の洗礼を受けた木なのだとおもった。

去年は植えて間もなかったこともあったのか、花数が極端に少なかったのでわからなかった。
しかし今年、やや緑味を持った黄色、緑黄色、もしくは黄檗色(四十八茶百鼠というほど茶や鼠色は多いが、黄色を示す日本語はやや寂しい)に木全体を染めたマンサクは圧倒的な瑞々しさをもって私の目に迫ってくる。
色の少なかった庭にマンサクの黄と少し遅れて枝垂れ梅の桃がなんと爽快なこと。

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梅の香りはいうまでもないことだが、マンサクの香りがこんなに強いとは!
柑橘系の香りが足を止めさせる。それもなぜか懐かしい匂い。

やっぱりわたしは木に咲く花が大好きだ。

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   椿も見てるよ

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by sakillus | 2010-02-27 00:48 | 植物 | Trackback | Comments(10)
困ったさんの剪定
といっても、困らせたのはわたしです。

生育の順調なもの、わかりやすいものは剪定でもそう迷わずに鋏を入れられるものですが、
生育の悪いもの、極端に偏ったものなどはとても困ってしまいます。

その困るというのも段階があるのかもしれません。
今わたしは、これまでの自分の薔薇栽培を振り返るにあたり、反省すべきことが多々あります。
どこをどう手助けすればもっとその薔薇の秘めている力を発揮できるか?
これからはもっと薔薇の生態を知りたいとおもうようになりました。

薔薇は肥料さえあげていればすくすく育つというようなものではありません。
もちろん、野生バラなどは地植えであれば、それほど手をかけなくてもよいのでしょうが、
栽培品種などではそうはいきません。
土壌を豊かにすることはとても大事なことであり、薔薇もそれを喜んでいることでしょうが、
それでも足りません。

剪定というのも非常に大事な取り組みであることはわかっていたことですが、
この分野にもっと切り込んでみたいとおもうようになりました。

さて、ここにひとつ、偏ったバラがあります。
恥ずかしながら・・・

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エヘヘ、、、
スーヴニール・ド・ピエール・ヴィベール (モス)です。

皆さんだったらどうお切りになりますか?



自分でも、ここかな?あそこかなと見当をつけたのですが、これはいい機会だとおもい、
最近決めた、わたしの薔薇師匠である、ROSE-SANCTUARYのK e iさんに
画像つきのメールでおたずねしました。

「購入は2004年、下の2本は数年前からあるもので、長い1本は去年出たものです。
芽はごらんのようにどの枝からも適当な間隔で出ています。長い1本の枝では、二股
のすぐ下の芽は大きいのですが、内向きになっている芽です。
用土はこの冬に取り替えました。」


それに対してとても丁寧かつ詳しく深い、<傾向と対策>を教えてくださいました!

スーヴニール・ド・ピエール・ヴィベールの剪定についてですが、
すでに6年ほど経っている現状から言えるのは、樹勢が少し落ちて
いるということです。
もしもこのまま鉢で育てるおつもりでしたら、
(1) 長く伸びているシュートは、分枝しているところから下へ
数えて、二つ目か三つ目の外向きの芽で剪定した方がよい
でしょう。やや長めに残す感じです。
(2) 残りの二本の枝は、現状の頂芽で剪定します。すでに�それ
らが伸長中である勢いを殺ぐべきではありません。

以上の二点です。わたしの講座第9回で述べている「モス」のと
ころをお読みになったでしょうか。あそこにも書いたように、こ
のグループの「衰弱へ向かいやすい敏感さ」があらわれていると
判断してよいでしょう。その傾向への対策としては、
(1) 現シュートは今年の内に、春に伸びた花梗から新しい枝を
出すはずですが、それらの中でひどく細いもののみを付け
根から切除する分枝抑制整枝を行い、そのような枝からさ
らに貧弱な枝が伸びてくるのをとめます。そして残したも
のが精一杯たくさんの葉を持つようになることが、樹勢回
復への第一歩となります。今年出るシュートではなく。順
調であれば、今年のシュートは現シュートの地際から分枝
点までの長さを超えて伸びましょう。そしてシュート処理
は行わずにおき、先端が分枝してからやはりその箇所まで
の頂芽のところで整枝します。
(2) 地際からのあとの二本からサイドシュートがもしも伸びて
来たら、樹勢の増進が確かだと言えます。それらは30cm
になったら、本葉のところであるかどうかにかまわず、先端
を摘みとって30cm程度におさめるよう�にしておきます。
おそらく今年出てくるシュートはすべて罹病しやすいでしょ
う。(1)からのものも含めて。だから予防を定期的に行っ
た方がよいと思います。
(1) の枝との関係で、今年の新シュートが出る出ないにか
かわらず、繁り方や樹形全体に偏りが見られると予想できま
すが、そのことが改善され、全体に活気が満ちてくるように
なるのは、おそらく来年になるでしょう。ポイントは、今年
のうちにどれだけそんな活気の徴候が見られるかです。決し
て新シュートの長さや本数ではありません。

※ 樹勢をよい軌道に乗せるためにも、施肥計画をご自分なりに立て
てみてください。欲張りすぎなければ、また置く場所の条件によって
も、夏から秋にかけて少しずつ繊細感が弱まってくれるでしょう。
あともうひとつ、朝陽にだけはできるだけ当ててやってあげてください。


  (*このアドバイスは、ここが山梨県だと知ってのことです。)

という返事で、とても感嘆してしまいました。


それでもって、さっそく鋏を入れました。
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切り口はあまり急な角度ではない斜めで。


K e iさんは薔薇 花壇・薔薇園等の立案・の管理、指導をしておられる、いわばプロなのですが、薔薇に対する愛情がものすごく深くて、健全に育てるための知識が半端ではなくあります。
しかも、とても科学的。
また、無農薬で、ぼかし肥料を推奨されているというのはプロではとてもめずらしいとおもいます。

日本でオールドローズが普及したのはせいぜいこの20年ぐらいかとおもいますので、HTはともかく、
オールドローズのこまかな系統だった栽培法をのべていらっしゃる方は、わたしはほとんど目にしたことがありません。

また、モスローズの場合、コツとして、整枝と整枝との間隔を必ず10日間は空ける、
というのも初めて知り驚いています。

あ、べつに、わたしは宣伝をしているわけではないのですが、薔薇愛好者の片隅に位置してる者として、
健やかに育ててあげたい、そのためにわたしにはk e iさんのような適切な指導が今必要と感じ、また、K e iさんのHPが参考になればとおもい、このやりとりを紹介したまでです。

興味のある方はHPをごらんになってくださいね。きっとためになるとおもいます。

1本の薔薇を大事にしたいですものね。
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by sakillus | 2010-02-24 23:17 | 栽培 | Trackback | Comments(2)
カニガラ、クンタンと黄色い花
極力自力での肥料でまかないところですが、畑その他の分もとなると足りなくなるのは目に見えています。
そこで、選りすぐって資材を購入。
カニガラ、くん炭です。
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まずカニガラを庭にバラバラ撒いて、その後、くん炭と米ぬかを3:1ぐらいの割合で混ぜて
カニガラの上に撒きました。

このカニガラ、すごくカニ臭くて猫がくんくん寄ってきました。
それはともかく、放線菌呼び寄せ、見え見えですね。
基本的に鉢には撒いてません。

右のバラはBelle Isis ですが、購入後3年半でなかなか立派な樹になりました。
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ガリカはうちの庭とは相性が良いようです。(剪定前)


春は黄色の花が目立ちます。
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マンサクはゆっくりゆっくり開花
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福寿草の花びらって透けてきれい!
こういうドレスはいかが?


   *番外*

その1  今日は注文した本が届きました。

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ヤマケイの『日本の高山植物』です。写真がおもったよりもきれいでした。
これで、このシリーズ、4冊になりました。

その2  冬日、午前中は猫の人気スポット

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猫日向棚

その3  これは?

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奈良〜平安初期(推定)の住居から出てきた炭なのだそうです。
種のようですね。
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by sakillus | 2010-02-20 21:40 | 栽培 | Trackback | Comments(2)
剪定気分
格子にからめているつるバラの誘因をちょっと手直しするべく二階のベランダからよくよく見ると、
Parks' Yellow の新芽はもう動き出している。
早咲きの品種については、そろそろ剪定にかからなければと、いよいよ剪定モードに突入する。

今日はそれらつるバラのはさみを入れていなかったところを入れたり、ほかのバラも数株剪定した。

この剪定という作業、バラと栽培者が一対一で向かう一大イベントだと今年は強く思う。
高揚感をたしかに感じている。

私はマニアではないし、そうなりたくもない。(マニアっぽいところはあるけれど)
庭全体としてバラの占める割合を今程度に抑えたい(3〜4割か?)
自分がきっちり一株ごとのバラと向き合える数は現在の100本ちょっとというのがいいところだともおもう。
今まで自分のバラに対する知識のなさや、技術的未熟さに枯らしてしまったバラも数知れず。
弁解するわけでもないけれど、いろいろな失敗を重ねたり、いろいろなことを経なければわからないことも多々あるとおもう。
バラのおもしろさは、そういった栽培の複雑さにもあるとおもう。
人でも植物でもなんでも、向き合うときの丁寧さは必ず結果にあらわれるようだ。
それはある意味、おそろしいことでもある。
だから、一枝の流れをきちんとみよう。
バラ以外の植物ももちろん、なにもなくしたくはない。

今日の作業の画像はなにもなしでした。

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だから、スノードロップでも。


そして、今日は少し山の中を歩いた。
木々に積もった雪が陽光でポタポタ雨のように落ちる、
その中をかまわず歩く。
血液がよく流れ、わたしも甘露のような雨をたくさん浴びて、
ぽよぽよの気分。

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by sakillus | 2010-02-14 21:29 | 栽培 | Trackback | Comments(11)
苗到着
前回の記事に書いた、注文したバラが届きました!

Fortune's Double Yellow です。
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挿し木専門店、R Aさんから。

挿し木でこれってやはりすごい!
元気でしっかりしている芽がたくさん出ています。
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クラウンのところからベーサルになる芽がもっと出ていたのですが、あまりそれが伸びても窮屈になるし、いずれつる性を発揮してもらうために、さっそく3つほど芽かきしました。(現在残っている芽よりも小さなものを)
この画像は芽かきした後のものです。
一番下の地際の芽はどうしようかしばらく様子をみようかと思っていますが。

この苗は地植えするつもりですが、おそらくR Aさんでは畑から掘り起こしてすぐに用土を替え
鉢に入れたものでしょう。
R Aさんも2ヶ月はこのまま用土を替えないことを勧めていますし、
短期間に用土を替えることはバラに混乱を招くようなので、しばらくこのままにしておきます。

地植え予定地にはこれまでほかのバラが植えてあったので、新たな赤玉などを加える必要がありそうです。(嫌地現象)

それにしてもうれしいものですね。

そして、もうすぐ剪定の時期。
今年はよくよくバラを見てイメージを膨らませて取りかかろうとおもっています!

    *********************


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ロウバイ

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福寿草もやっと顔をのぞかせて

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翁草、ふわふわ
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by sakillus | 2010-02-10 12:51 | 栽培 | Trackback | Comments(9)
想像
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今日は久しぶりにネットで1本薔薇を注文しました。

その薔薇は今も実は1本持っているのですが、引っ越しの時、植え替えが悪かったせいか、
いっこうに大きくならず、さらに最近猫同士のけんかが原因なのか、根元をボキっとおられてしまいました。
これはこれでじっくり回復を待つとして、今日注文した方は、植え場所を決めてあります。
今すぐには植えられないけれど、そのうち、そのうち....

うまくいって3年後ぐらいにはさぞかし壮観だろうと、ひとり頬を緩めています。
保証はないけれど。

あぁ、うれしいなぁ。
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by sakillus | 2010-02-07 19:17 | 薔薇 | Trackback | Comments(6)
地中深くから
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地上の枯れ草を少し整理したらすっきりと見えてくるものがあった。

シュンラン、クリスマスローズ、ゲラニウムも。


また山野草の種をたくさん播いた。
今日は夕方ヴェロニカさんに話をするために伺った。
終わりの方でその種まきの話も話題に上がる。

園芸品種と違い山野草の発芽はいっせいに行われないものも多々あるという。
それは、自然の干ばつなど不測の事態に備えて、絶滅から逃れるために種の保存をはかっているのだ。

その種のことを、我々人間の潜在意識のようだという話をした。
わたしたちの潜在意識には生まれてからこのかた、自分では忘れているようなことも
地中に埋まっている種のようにたくさん持っている。
もしかすると、自分が経験していないこと、遠い過去の記憶も積もっているかもしれない。
別の生物であったことも。

それらひとつひとつの種が何かをきっかけとして、地上に小さな芽を出す。
ほんの小さな。

既存の経済システム、価値観が大きく崩れていくこのような時代には小さな芽がひょこっと出てもおかしくはない。
苦境にあって逆に大切なことが見えることもある。

小さな芽のうちのたったひとつでもいい、豊かな実ができてくれればいい。
たとえ実がならなくても、それはそれでいい。
とにかく長い年月をともに過ごさなければいけない。ゆっくりと。


ヴェロニカさんに話したかったことは森林再生の話だった。
以前からヴェロニカさんが願っていたことである。



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去年の秋あたりからずっと咲く気満々の様子のショウジョウバカマ。
でも、本当に咲くまであとしばらく待たなければならない。
常緑の葉をロゼット状に広げて、寒さの中けなげである。
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by sakillus | 2010-02-01 22:33 | 自然物 | Trackback | Comments(6)