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大地窯〜ヴェロニカ・シュトラッサー〜作品展
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「大地窯作品展」

2013.6.21(金)― 6.30(日)
11:00am―7:00pm (月曜定休)
※会期中午後はヴェロニカ・シュトラッサー在廊予定

会場:「LIBRE」
〒113−0031
東京都文京区根津2-29-4
(東京メトロ千代田線根津駅より徒歩5分)
tel.03-3827-1925



  
今回の窯焚きは、オープンガーデンとぶつかり、わたしは自分のことで精一杯で
見に行くことができませんでした。

窯を閉じ空気を遮断し温度を下げること数日、その後入り口を開け中の器を取り出します。
そのときすべての焼き物のうち、2/3は溶けてしまったことを知りました。

ヴェロニカさんは、そのこと自体はそれほどショックではありませんでした。
残ったものはこれまでにはないものも生まれました。
わたしもとても好きな感触のものもありました。


今回、ヴェロニカさんがどうしても表したかったことがありながら成形の段階ではできず、
それが、窯で焼いて溶けてくっついたことにより偶発的に生まれたものがありました。
それが上の写真です。


ヴェロニカさんの工房でこれを見せられたとき、わたしはまず、広島、長崎に落とされた原爆を想い、次に福島原発のことを想い、最後にチェルノブイリ事故で心臓に穴が開いて生まれた子どものことを想いました。


それはまさに原発のことを表していました。
そして、その事故以来の日本人のすかすかした心のことを。



話は変わり、わたしが数年前「クレマチスの丘」を訪れ、その中で一番心に残ったのは、
ヴァンジという方の彫刻でした。

この方は第二次世界大戦を経験しており、題材は暗く重いものも多かったのです。
それがしかし、晩年、明るく突き抜けた感が生まれ、
そのことにとても感銘を受けました。


同様の明るさがヴェロニカさんの焼きものにあり、それはご本人の性質故なのかもしれませんが、そのことが救いになるような気がしました。

周りを囲む小さなものは、震災と原発事故で犠牲になった、あるいは?親をなくしたこどものことのようでした。
お地蔵さんのようです。

これは来てくれたお客様にひとつずつ持ち帰ってもらっています。


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これは「野の花シリーズ」というもので、野の花のモチーフが描かれています。
黒曜石が埋め込まれています。
私には、「曼荼羅」を描きたいのだと言っておりました。

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ヴェロニカさんからのメッセージ
作品展に寄せて

2011年3月11日に、東日本大震災とそれに伴う原発事故が起こりました。津波によって多くの命や、景観が失われ、特定のエリアには人が立ち入ることが出来なくなりました。震災に直面し、これまで当たり前のようにあった自然、いつも私の身近にあった「野の花」も、当たり前の存在ではなくなっていってしまうかのような印象を持ちました。草花が呼吸を止めてしまった大地。日本では、今も各地で原子力発電所が稼働しています。
 私はこの破れた島、ところどころ穴が開いたような島を、焼き物で何とか作りたいと考えました。そしていつものように、窯焚きに取り組んだのです。しかしこの試みは、結果として技術的になかなかうまくは出来ず、作ろうとした作品は窯の中でほとんど溶けてしまいました。そんな中、不思議なことですが、窯焚きの火の力で、いくつかの一輪挿しと、私が表現したかった不穏なイメージを感じさせるような作品が、残りました。
これは「火」が実現してくれたことでした。

 私はこれまで作品展を行うと、その売り上げの5%を森の再生の支援のために寄付していました。しかし今回の作品展では、震災によって親を失った子どもたちのために、売上の5%を支援したいと思います。


 窯焚きは1年に1回行いますが、毎回失敗するところがあり、そこから何らかの学びのプロセスがあります。今回は窯に入れた作品の3分の2が溶けてなくなってしまい、3分の1しか使える焼き物が残りませんでした。今回の展示でも、棚頭の土と、白州の土の2種類の土から焼き物を作っていますが、どちらの土の作品もこれまでに無い新鮮な表情を見せてくれました。今回は今までで一番良い色が出て、灰かぶりもとても美しいです。
 棚頭の土色はとても渋くて、失敗を続けながらこの色を追求してきました。あまり強めても、特徴が無くなってしまうのです。
白州の土色は薄めの色ですが、窯の中に配置する場所によって焼き色の変化を見せてくれたり、これまでになく珍しい焼き加減で実現されたりしました。
 窯焚きは、このように毎回、毎回新しい出会いがあり、焼き物もひとつひとつ違う表情を見せてくれます。窯からの大きなプレゼントです。わたしはこの贈りものに、いつも感謝の気持ちを持っています。
 皆さまにもそんな作品たちとの出会いを、体験して頂けたら幸いです。
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by sakillus | 2013-06-27 22:07 | 創作物 | Trackback | Comments(0)
憲法を改悪させないために 2
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  オグラセンノウ


日本国憲法の3つの大切な内容は、「国民主権」、「平和主義」、「基本的人権の尊重」
と言われています。

その中でも最も守られるべき大切なものは、「基本的人権の尊重」であるとある弁護士は述べていました。
わたしもそう思います。


第97条(基本的人権の意義)

この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。



が、自民党の改憲草案では、これをまったく削除してしまっています。

このことは、これから自民党が向かおうとしている方向をはっきりと示しているものでしょう。


現行の日本国憲法は、「国民が、時の権力者や天皇に対し、憲法を守りなさいという体系」
なのだと、澤藤統一郎弁護士は説明しています。

わたしはこれを聞いて、とても打たれました。
日本国民はその権利を持っている・・・

それが奪われようとする。このことの重要性を私たちは考えてみるべきです。

また、澤藤統一郎弁護士は自民党の改憲草案と、大日本帝国憲法の類似性を指摘しています。

大日本帝国憲法の性格は、「国民は天皇に従順であるべし」というものです。

天皇に従わせることは、その陰にいる権力者にとってとても都合の良いものであるのです。


「国体」とはなんでしょう?

「国体」とは天皇に主権がある、ということです。

「国防軍」と「自衛隊」の違いとは?

「国防軍」は、国民を守るものではありません。

「国防軍」になると戦争を想定している適地に軍事行動ができ、兵士はそのとき、
現地で命令に抗うと、死刑、無期、懲役数百年の刑に処せられることになります。


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   ホタルブクロ

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   紅ガクアジサイ
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by sakillus | 2013-06-27 06:46 | 世界、社会 | Trackback | Comments(0)
紫陽花
雨の極端に少ないこの初夏、やっとまとまった雨が降りほっとしています。
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紅ツル
富士山の近辺に自生しているのだそうです
今年は雨の少なさが影響しているのか、花が小型です。でも、これぐらいがいいかな。
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紫紅梅
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屋久島コンテリギ
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人気という点では屋久島コンテリギとともに高い 九重山
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藍姫 これも人気ありますね。
しまった色合いが良いですね。
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深山八重紫
大型になりそうな予感
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緑星 は小さな手まり咲きの紫陽花です。
枝も横に枝垂れていいような、どうなのかなぁと思ったりもしますが、
わたしは結構好きです。
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緑星
 
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庭の北側で大株になっている紫陽花が咲きました。
名前がわからないのです。
いろいろ調べましたがわかりませんでした。

そこで、最近のマイブームである命名です。
「北青天」ホクセイテンと読みます。

北側で青い天井のようになっているからです。
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  〜紫陽花以外〜

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ノハナショウブ

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クレマチス ビクター・ヒューゴ
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白花ヤツシロソウ

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ジューンベリー
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by sakillus | 2013-06-16 20:01 | 植物 | Trackback | Comments(0)
ハウスのビニール下で生まれた紫陽花
だいぶ前から変だなぁ、紫陽花っぽいんだけれど・・・
けっこう大きいんだけれど・・・とハウスの中で思っていました。

う〜ん、これは、、、やっぱり紫陽花!
どこから顔を出しているかというと、ハウスの敷きビニールからでした。。。

高さも4、50センチほどになっており、花つきも抜群。
お〜っ、そして不思議

で、引っこ抜きました。^^;
ビニール破いて掘り上げるわけにはいかないんです。
なんと小さな根っこだったでしょうか!本当にごくわずかだったんです。
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鉢にあげました。
どうみても一株なのに二種類の花♪
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1つはあっさりめ、もうひとつは優しく暖かい感じです。
「優子」と名付けました。わたしの姉の名前です。
姉は桃色のイメージ、面倒みの良い人です。
でも、とても小さな根で痛みが出て現在養生中。

もうひとつありました。これがまた良いんだなぁ・・・
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ありそうで同定できないのです。
装飾花の色が微妙に違うところが良いです。
花の大きさも5センチほどとちょうど良い感じ。
調子に乗って「咲季」と名付けました。^^;
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これもけっこう大きくなっていました。
日陰で養生中

種が落ちて発芽したのでしょうかね?

もうひとつまだ花の咲かない小さな紫陽花がビニールから出ています。
これは花が咲くまでそのままにしておきます。
だってわたしより栽培がうまいからねぇ。
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by sakillus | 2013-06-14 23:23 | 植物 | Trackback | Comments(4)
植物のまっとうさ
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写真の中央にショウジョウバカマがあります。

ショウジョウバカマは花後しばらくこの形でとどまり、
やがて花茎から水分がなくなり、茎に斜めに縦の筋が入り、ゆるやかな螺旋を描き、
ねじれるようになり折れてゆきます。

そうするとそれまで萼によって受け止められていた種が地面に落ちてゆきます。

そうやって地面に落とした種でいのちのバトンを渡すわけですね。

  オスヒナリ

それがショウジョウバカマの ヒ =根源であり、まっとうさであります。

植物や人間以外の動物はそれなりにまっとうさを通して命をついえます。

人間のまっとうさとはどういうことでしょうね?

複雑で高等な脳を持つ我々はそれを追求していかなければと
わたしは思っています。

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庭は「美」とはなにかを学ぶ場でもあります。

自分の感受を磨いてゆけば「美」も変わってゆくはず

庭は人と植物の、植物同士の調和の場であります。


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鉄器のイシダテホタルブクロも咲きました。
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by sakillus | 2013-06-09 23:53 | 自然物 | Trackback | Comments(4)
謎の薔薇は 「saki」 ということでよろしく
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モスローズというのは神秘的な薔薇です。

萼片や萼筒、花茎までモス=苔に覆われています。
この苔は分泌腺を出す腺毛で、腺毛の先端は丸くなっているそうで、
触るとべたつきます。

なぜこのようなものができるのでしょうか・・・
生物として何のためにそれを獲得したのでしょうか?
実に不思議です。


モスローズの多くはケンティフォリアローズからの突然変異の枝変わりなのだそうで、
17世紀の終わり頃に出現したと考えられているのだそうです。(「オールドローズ花図譜」より)

日本ではそれほど人気があるとも言えませんが、ヨーロッパでは人気が高く、
数多くの品種が記載されています。
かういうわたしもモスローズに魅了されているひとりです。

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ところでこの薔薇はまさしくモスローズなのですが、謎なのです。

この薔薇を友人のAちゃんからいただいたのですが、咲いてみてびっくり!
タグがまちがっていなければモスではなかったからです。

実のところAちゃんの家では薔薇が変化してしまうことがしばしばあるようで、
それはAちゃんの特殊能力?のせいだと思っています。

一説によるとモスを人間の手でつくるのは難しいらしく、
親にモスを使っても出現しない(しにくい)というようなことも聞きます。
そんなところもモスローズの神秘性を増しているのかもしれませんね。

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この写真では見えていませんが、中はシベが見えます。
おしべが弁化しているのがわかります。
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雨にも負けず
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カップ咲きで咲いて後に花弁が反り返ります。
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花弁はぱらっと落ちる。ゆえに汚くなりません。
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ぱらっ
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明るく優しく品のある色
私の想い描く薔薇色とはこんな色
香りもうっすら甘くいい香りです。

それからすばらしいのは驚くほど花保ちがよいのです。♪
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6月4日  一枚目の写真は5月29日
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6月8日
枝は弓なりになっています。

この薔薇の鉢を北側に持って行ったらほぼ緑の北側がパ〜ッと明るくなりました。
もう大好きです。


この謎の薔薇を、本当にたくさんのモスローズを育ててきたAちゃん、先日実際に見て、
思い当たる薔薇がないと言います。
その後もいろいろ調べてくれて、わたしも似ている薔薇を検証してみましたが、
ボタンアイだったり、とげの感じが違っていたりと同定できません。

なので勝手に名前をつけることにしました。
産みの親?であるAちゃんが「saki」にしましょうと言ってくれたので、
もったいないし、不釣り合いですがそうさせていただきました。^^v

この薔薇、今年うちの庭で驚愕した薔薇の3本指に入る薔薇でした。

   わぁ〜い!

こんなことになって、自分の名前を冠することができるなんて!



でも、もしも、当てはまる薔薇があったら笑って返上しませう。
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by sakillus | 2013-06-08 11:30 | 薔薇 | Trackback | Comments(6)
翌日
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5月28日夜明けまもなく外に出て庭を一回り
ベル・イジスは横から射し込む朝日をうれしそうに浴びている。

あれとそれとそっちとあっちと言葉にならない声で話しかけている。

  おはよう

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  おはよう、アリスター

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こんなに咲いているジュランビルをおおらかに抱きかかえる
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レダはでも、日陰になってしまったからすこし伸び悩んではいるけれど、
あいかわらず愛らしい
だから、「レダ、レダ、かわいいね、ごめんね。」と言う。
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わたしが特別、植物たちや庭の力、気配を感じる場所がある。
家を背に、石段を三段上がった、大きなコブシを前にしたところ、
皆に囲まれるところ
光を浴びたオノリーヌが本当に美しい

皆がこっちを見ている
  「おつかれさま。」と言っている。

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わたしは涙が止まらない

そうやって、ずっと助けられてきたのだ。

それから、毎日見ているからあまり意識していなかったけれど、
大きなコブシは見事に形を整えた。
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この場所にきた6年前、主幹をばっさり伐られていて無惨な形をしていたのだった。
下手にどうにかするとリバウンドがすごいからとにかくなにもしないようにと
庭師さんから言われていた。

先日来た友から「コブシ、サキさんに感謝しているよ。伐られたところ、どこだかわからないね。
よくたちなおったね。」と言われ、あぁ、そうなんだよね、すごいね、すごいねとひたすら感動し、
いろいろなことに感動した。



バラが、今年は庭の中で本当にいい感じで咲いていた。
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Amelia 咲き始め
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Amelia その後
ひらひらっとなる花弁、本当に好き。
どうもありがとう!

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Cosimo Ridolfi は、開きかけの色はヴィヴィッドなのだけれど、
終盤の紫に朽ちてゆく様はぐっとくる。
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by sakillus | 2013-06-03 23:13 | 植物 | Trackback | Comments(8)