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ROSASOLIS

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1年の終わりに
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一応今日は少し掃除をしてから(大はつかない)パーゴラの柿渋塗りはだいたい終える。
日中は風もなく暖かく作業がしやすかった。
3時半を過ぎた頃になると太陽の力が弱くなる。
寒さも増して来て、誘引をやり直すには気力が足りない。
年越しになるのはやむをえない。

ふと見ると夕映えの中 椿が美しかった。

紅い花がちらほらと
濃い照り葉が、枯れ行く多くの葉を尻目に健康的だ。

あぁ、椿って手間がかからずいいなぁ。



来年も優先順位を考えて行動する。


もっと強い勇気を持てますように。


  ..................................


子宮頸癌ワクチンの被害者たちの記者会見で初めて知ったことなのだが、
サーバリックスのワクチンには遺伝子組み換えが使われているのだとか。

このこと・・・気づく人は気づくだろうけれど、本当に怖い。
重篤な副反応だけじゃないんだよね。
とりあえずなにも副反応が起こらなくとも
人体を変えようとしている、もしくはどう変化するのかの人体実験の匂いがする。
「隔世遺伝の可能性もあるよね。?」と友人が言っていたけれど、
そう、劣性遺伝の可能性もある。

子宮頸癌にかかわらず、これからワクチンを接種しようと思う方はくれぐれも慎重になさっていただきたいと思う。


それから、この寒空の下、渋谷区の宮下公園ではホームレスを強制退去させているのだとか。
本当にひどい。
こういうことは昔からあったことだけれど、この国は弱者に対してなんて冷酷な国に成り下がったのだろうか。

 ☆支援している方々が応急の寝床を用意し炊き出しをしてくれているようです。



あと気になることはいろいろあるけれど、あまり人々の関心のないリニア。
南アルプスにトンネルを掘らせたくない。
そもそもリニアを作らせたくない!

JR東海の会長なんて、東電とグルになって原発を促進したい人なんだから、
まだ技術的に確立されていない超伝導なんていう必要のないことに無駄な金と大量の電気を注ぎこみ大量の電磁波を生むのだね。

南アルプスさま、ふんばってください。


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悲喜こもごもの一年ではありましたが、みなさまにおきましては来る年がよい年でありますように。


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  マンサク
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by sakillus | 2013-12-30 23:25 | Trackback | Comments(5)
パーゴラ柿渋塗り
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年内納めの仕事がやっと終わり久しぶりに庭仕事
やることはたくさんあるのだけれど、もう年内は少ししかできないので必要に迫られているところから。

パーゴラのジュランビル、この時点でもけっこうちょきちょき切ったのですが、まだまだ〜!

パーゴラ保護のため柿渋を2年ぶりに塗ろうと思います。
誘引もし直した方がよいのだけれど、この枝たちを見るとひるみます。
どうするんだー、わたし・・・

何日かかかりそうです。ふわぁ


年賀状は苦手でいずれにしても少ししか出さないのだけれど、
まだ全然手を付けていません。・・・毎年のことですが。
年末年始って苦手なんだなぁ、ちょっと。
折々の節目が嫌いなわけではないのですが、なんだか苦手です。クリスマスも。
旧暦の正月のほうがいいなぁ〜

そういえば、このインタビューは刺激的でおもしろかったです。
5時間越えですが。笑。

  キリスト教の「神話」のベールを取り去り、「史的イエス」の実像に迫る――岩上安身による上村静氏インタビュー

あたりまえと言えばあたりまえなのだけれど、キリスト自身もその弟子もユダヤ教徒だったのね。
その頃はまだキリスト教はできていなかったから。



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ポテンティラ ネパレンシス ‘ミスウィルモット’
この時期でも葉がきれいです。
ポテンティラはバラ科ギジムシロ属の植物です。和名ではキンバイと言います。
ネパレンシスは「ネパールの」という意味です。
ネパールのといっても、この品種は地植えでも安心して植えられます。
赤いさほど大きくない五枚花弁の花を咲かせます。



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おばぁちゃま猫ですが、性格は初々しくかわいいハナを咲かせます。
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by sakillus | 2013-12-29 21:15 | | Trackback | Comments(2)
原始機
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   What is this?



次なる仕事をあけてみたら、たらりと汗が・・・
一枚じゃなくて二枚なの?


あまり考えないことにしよう。電話して聞いてみよう。ははは・・



そんなわけで、あと数日で今年も終わりですが、
みなさまはいかが過ごされていますか?
年末って何かと忙しいですよね。ははは・・


そんな折ですが、なんか急に見たくなった原始機。うふふ

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以前友人のところに行ったらちょうど欲しかったものがあったので借りてきました♪

わたしがかつて織っていたのは高機なのですが、もうそれにかける情熱は植物と庭に移ってしまいできそうにありません。
着尺はなにかと時間がかかるので。

でも、こんな手軽にくるくるっとコンパクトにできるものはいいなぁ
(でもちゃんとできるだろうか?)


この布になっている部分はその友人か生徒さんが織ったもので、その先を適当に織っていいよ、
というので来年春以降になってしまうかもしれないけれどやってみようと思います。

で、一枚目の写真は「杼」です。これでうちこむのですね。

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これは「おさ」というものなのだけれど、友人のすごいところは、これを自作しちゃうってところなのです。
この、糸を通すしきりになっているのが竹製なのですが、
普通できないですよ。
普通やらないですよ。

おさ、ついに竹でつくる職人は日本から消えました。
今ではステンレス製です。残念ながら。

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原始機のいいところは織っている途中でもくるくるっと巻いてしまえること。

美しいですね!
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by sakillus | 2013-12-25 01:02 | 道具 | Trackback | Comments(4)
松本こども留学


松本市の菅谷市長は来春をめざして福島のこどもを松本市に留学させる事業を計画しています。
本来であるならば国が危険な地域に住む家族、特に子どもや若年齢のいる家庭には移住を保証すべきなのですが、国も県も放射能の影響を過小評価して留める政策をとり続けています。

独裁国家のベラルーシでさえ移住の基準はもっと厳しいですし、体調の悪いこどもを「保養」させる
政策をちゃんととっています。
日本のやっていることは本当におかしいのです。

ご存知の方はとっくのとうに知っていることですが、3週間ぐらいの短期間の保養でも放射能を体から抜くことの効果は数値的にも、こどもたちの様子からも出ており、避難できないこどもにはせめて保養を国がしてくれたらと願わずにはいられらないのですが、この政権には望めそうにありません。

フォトジャーナリストの広河隆一さんは沖縄久米島で「球美(くみ)の里」というNPO法人をたちあげて保養プロジェクトを実践しています。

わたしの友人も岐阜で保養受け入れをしていますし、調べてみればけっこうあるはずです。

今回の松本市の「留学」という形をとったのは自治体としても初めてのことで、当然松本市だけでは福島のすべての子どもを受け入れることはできませんから、ほかの自治体でも声をあげてくれればと訴えています。
教員を増やすのは財政的に難しいので、たとえば30人学級で5人とか10人とか空きのあるクラスに受け入れてもらうというやり方をとるようです。

危険なのは福島だけではないのです。近隣の県や東京、横浜なども土壌汚染はかなり厳しいです。

東京ではセシウムだけでも土壌1キログラムあたり800ベクレルという話もあります。
こどもだけでなく親御さんにもよくない兆候がけっこう出ているようです。

このベクレルという単位、1ベクレルというのはセシウムが1個あるというのではないですよ。
正確な数字は忘れましたが、1億3千万とかそういうレベルであるということです。
その中で1秒間に1個崩壊するという単位ですのでお間違えなく!


他の自治体でもこのような動きが出てくれることをわたしも強く願っています!!

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  「よろしく。」
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by sakillus | 2013-12-23 00:49 | | Trackback | Comments(0)
異次元
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ガリカ ベルイジスの葉が枝の先端のみ残っている
うっすらと紅葉した葉がきれい

ヒメコブシは来年の花をもう準備している
銀色のふっくらとした蕾が光にあたってきれい


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わたしは毎朝亡き師からいただいたお皿を胸に抱いて少しの間話しかけています。
その応えは師の声なのか、わたしのうちなる声なのかわかりません。
ただ、自分の予想だにしないことがかえってきます。

この間も、
「五次元を感じてみなさい。できるはずだから。」とおっしゃる。

おそらくたとえば五次元ということなのでしょう。
異次元はこの世界ではないところにあるのではなくてこの世界にあるのだと、おもいます。

おそらく師の言いたいことは、ステージを上げることによって見える世界は変わってくる。
そうすれば違うアプローチの仕方ができる、ということなのではないかと思いました。



木は枝先で特に、世界を感じているとおもいました。つまりアンテナになっていると。
草ものは葉先で。

わたしは毎日毎日指先を使う仕事をしているおかげで脳の鈍りが遅くなっていると感じています。
何をキャッチするか?
ヒントはふいにおとずれます。


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シモバシラに霜柱があがってきました
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by sakillus | 2013-12-22 11:08 | こころ | Trackback | Comments(0)
手すり
我が家の階段手すりは、予算のためバリアフリーの人のためのようなあじけないものでした。。。

いつかは変えようと思っていまして、ちょっと前にやっと変えることができました。

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うちのテーブルや庭のパーゴラを造ってくれた友人のスティーブ作です。

上から見るとコブラみたいですね。
この木材も流木です。

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支えは鉄

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鉄のちょっとしたオーナメントがナイス!

ただ、階段が無骨なのでこまったなぁなんです。
ま、いっかぁ。
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by sakillus | 2013-12-15 15:53 | 創作物 | Trackback | Comments(0)
保健センターにたずねる
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この間わかったことは敵があまりにも大きかったということ。
100mの高さ、厚さ10m、長さはどうかな・・・のコンクリートが目の前に立ちはだかっているような気分だ。

でも、あきらめる気持ちはない、といっても自分にできることなんてたかが知れているけれど、
コンクリートもいつかは劣化するわけだし、どこかに突破できる道があると信じている。
たとえ自分が生きている間にどこまで変わっているかわからないけれど、
次につなげられるようにしたい。次につなげる1匹のアリでありたい。(なんかしゃれっぽいな)


植物周辺のブログだったのに、ごめんなさい。
植物や庭づくりにたいする気持ちは何も変わってないばかりか、どれだけそのことが支えになってくれたかわからない。

ただ、自分が元気で心身ともに動ける時間は無限ではない、
庭に関することも今まで通りするけれど、
わたしは自分をどういうことに使うかに焦点をあてている。

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今回の「特定秘密保護法」のように
国家のものはまとまらないと、数が集まらないとなにもならない。

が、あんまり集団で動くのは苦手なので、
まずはひとりでできることで大事なこと、
言い方はなんだけれど、小さいところで潰しておけるところは潰しておくみたいな気持ちで、
子宮頸癌ワクチンの動向を探ってみた。

ということで、保健センターの方に電話で伺ってみた。
ひどい副反応の情報はテレビでもやっていたようで、国の通達もあって、
「今では積極的に薦めてはいない」とのこと。

そのうえ、今ではほとんど接種する人もいないとのことでほっとした。
センターの方はインターネットをあまり見る人ではないようで、テレビで観たことが大きく影響しているようだった。

一応、「接種を見合わせている自治体もある」ということと、
「不妊の危険性のある物質が含まれているようだ」ということを伝えておいた。

わたしも予習がなっていなかったので、それがどこの自治体でなんという物質なのかすぐに答えられなかったので、あとでネットで検索して、今度町に出る時に持っていこうと思っている。

ちなみに見合わせている自治体は千葉県野田市

不妊の危険性のある物質は、「乳化防腐剤 ポリソルベート80」と「天然アミノ酸 L ヒスチジン」である。


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薔薇はいずれも Sombleuil
冬の寒さのせいか赤味を帯びて美しい

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by sakillus | 2013-12-11 01:24 | | Trackback | Comments(4)
「くやしいね。」と寒空で言った主権をなくす日
   わたしは、チクショー、チクショーと鳴く鳥だ


    ↑あ、これは俳句ではありません。(あたりまえだのクラッカー)



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野呂 美加さんのfacebookのコメントみたら泣けてきたから勝手に拝借いたします。

野呂 美加

警察が、数人、マジな拳銃持っていたって、梶原さんがおっしゃっていましたね。私も、「国会突入」って叫んでいた。気が付いたら。
だって、子供たちを戦争に送るかもしれないのに、「ひ・み・つ・ほ・ご・ほ・う・は・ん・た・い」なんて連呼ばかりして、あそこにいる意味さえ、感じられなかった。絶対、未来の自分が責めると思った。
国会突入!ってさけんだら、まあ。暴力反対!でしょ、あなたたちは!的なおばさんが、説教しようとしてました。
まあ、夜も寝られないぐらいの恐ろしいにらみをみたかもしれません。
きれいごとじゃないんだよね。
相手は、ものすごい「欲」で動いている。
でも、一票の格差どころか、自民党最下位の比例候補は約7万7千票。
三宅洋平は100万票とらないと、みどりの党では国会には行けない。
それぐらいの不平等、卑怯をやっていて、彼らが手にしているのは、日本だけじゃない、地球全体の上層部の地位だよね。
でも、たった1票だろうとは勝ちは勝ち。
そのことを彼らは意識している。
民主主義の大前提である、公平とか、最高の情報の共有って、権力者やマスコミが悟りを開いた人でなければありえない。
今、人類は、誰がつくりだしたかわからない、「民主主義」っていうどつぼにはまっている。もちろん、暴力革命なんていやだしできやしない。
せいぜいあの横断歩道わたって、警察にこっぴどくなぐられて、あそこにとまっているバスにのっけらられて、事情聴取される。
でも、あのバス全員満席にならないと、とめられないかもよ。
世界中から反対の声があがっているという報道があったけれど、世界はそんなに日本にかまってもいられない。
いずれ、そのことさえ報道されなくなる。





WORLD ORDER "LAST DANCE"



 エネルギーは情熱とスピードなんだと感じた夜
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by sakillus | 2013-12-09 23:03 | こころ | Trackback | Comments(2)
アイヒマンにならないために
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自分の任務が大勢の人々をガス室に送り込むことだったらどうでしょう?
わたしには耐えられません。

そんな極端な例でなくても、自分のやっていることが本当はやりたくないことなのだけれど・・・
ということはあると思います。
まぁ、アイヒマンは自分のやっていることが悪であるという認識さえなかったのですけれど。

アイヒマンにならないためにはどうすればよいのでしょう?

答えは簡単です。
ナチに入らなければよいのです。


節目節目でちゃんと選べばよいのです。

そのためには、知識とカン(それには感受性を磨いておくことが大事)、それと愛情が重要。

まるでバラ栽培と同じですね。

さらに加えるならば経験と強いこころ(意思)。時には念を送るということもあるかも。

経験・・・だから、今回のようなめちゃくちゃひどいことも悪をあぶりだせたとおもえばそう悪いことではないでしょう。きっと


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by sakillus | 2013-12-08 09:55 | こころ | Trackback | Comments(3)
ハンナ・アーレント
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ひとりの男が夜道を歩いていた。
そのとき突然やって来たトラック、降りてきた二人の男に連れ去られる。
連れ去ったのはイスラエルの諜報機関‘モサド’、連れ去れた男はナチス親衛隊のアドルフ・アイヒマンだった。


この映画ハンナ・アーレントは実在していた哲学者、ハンナ・アーレント (1906~1975) のある一時期を抜き取り凝縮させた映画である。
後に米国の国籍を取得するがドイツ系ユダヤ人であり、パリに亡命した時期には強制収容所に連行されながらも脱出に成功し一命を取り留めた経験を持つ。

その後、夫らとともにアメリカに亡命し英語を学び「全体主義の起源」を上梓する。

映画はそのアーレントの、アイヒマンが逃亡先であったアルゼンチンで捕まりイスラエルで裁かれるのを傍聴し、彼がどのような人物で、悪とは何かを思考することが核となる。
実際にあったこと、つまりノンフィクションであるが、マルガレーテ・フォン・トロッタ監督の時代を超えたハンナ・アーレントへの対峙であると感じた。

アーレントの論文は「ザ・ニューヨーカー」に発表され後に本になるのだが、世間の人々、特にユダヤ人が期待していたものとはかけ離れていたため、多くの人々はそのことを受け入れることができず、彼女のことを反ユダヤであると非難する。
当然のことではあるが多くの人々は、ユダヤ人600万人をガス室に送った張本人、ユダヤ人輸送の責任者であったアイヒマンを悪魔的な怪物のような男ととらえていた。が、アーレントの見たアイヒマンはそうではなかった。
命令に従う単なる小役人だったのだ。
裁判官の質問をつまらなそうに聞くこの男には、良心もモラルも動機も信念も邪心も悪魔的な意図もない、反ユダヤでさえなかった。(裁判でのアイヒマンは当時の本当のアイヒマンの映像が使われている)
総統への忠誠、規則や命令を守ることだけが彼の行為の指針となっていた。
完全に思考停止したもの、それは人間であることの否定でもある。

それからもうひとつ、アーレントが強く攻撃されたことの理由は、ユダヤ人指導者の中にアイヒマンに協力したものがいたということを公表したことだった。
それは裁判の中で発覚したことだったが、アーレントは事実を伝えることにためらいはなかった。

思考停止した人間の、悪意さえない悪のことをアーレントは『悪の凡庸さ(陳腐さ)』と名づけた。思考を停止させ判断をなくした人間が残虐行為に走るのだ。その凡庸な悪がどこにでもあることをー仮にアイヒマンが任務を拒否しても代わりの人間がいて同じように執行されることはあきらかだった。—わかってしまった。アーレントの苦悩は深く、その後も「悪」とはなにかを生涯のテーマとしたということである。

では、そうやって思考を停止させ人間の大切な質を放棄した者に対して我々には何が有効な手段となるのか?
アーレントは言った。「考えることで人間が強くなること、危機的状況にあっても、考え抜くことで破滅にいたらぬよう。」


きわめて今日的テーマである。アイヒマンを我が国の総統、アベという男に置き換える想像を許してもらえるだろう。(石破や麻生は確信犯なのでべつ)
彼は知的でもなければ日本をよくしたいという信念もない。ただ「使える男」であることだけは確かなようである。
そして、残念ではあるが、保身のためなら我が国を崩壊させてもかまわないと思える輩が政権を担い、国民を馬鹿だと思い、だから秘密は優秀な我々が握ってさえいればよいと考える官僚がいて、民主主義が否定されているような今国会運営が成り立っているのは、凡庸な悪があまねくひろがっているからである。

その茫洋たる地平にめまいを感じるのはわたしだけではないだろう。

わたしは十代の頃から、規則だからということで、それがどういうことで、なにをもたらすことかを考えもせず守る人のことを軽蔑していた。だからこの『悪の凡庸さ』という定義に深く共感する。
それは愚かさと言ってもよいだろう。

僭越ではあるが、ハンナ・アーレントを見事に演じきったバルバラ・スコヴァ、難しい問題に深く切り込み見事な手法で優れた作品に仕上げたマルガレーテ・フォン・トロッタ監督に敬愛の念を送りたい。



  ☆「ハンナ・アーレント」は東京では岩波ホールのみの上映で12月13日(金)まで。
   その後全国展開されます。興味のある方は是非!



追記:映画の中でイスラエルのシーンにおいて、黒い服を着て小さな黒い帽子を被り、髪を伸ばしている人がときどき写ります。彼らに対する言及はありませんでしたが、彼らこそ正統派のユダヤ教徒です。彼らはとても敬虔でユダヤ人が国を作ること、イスラエルを建国することに最も反対していましした。シオニストとは対極にあるような人々です。平和主義な人々です。
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by sakillus | 2013-12-06 00:06 | 人物 | Trackback | Comments(6)