ROSASOLIS

来年のバラ栽培に向けて
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Mary Rose

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Buff Beauty

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Lady Mary Fitzwilliam

今年のバラ栽培を振り返ってみると、春の開花はだいたい予想通りで可もなく不可もなしといったところだったとおもう。
無農薬で栽培しているものにとって問題はその後の病気や虫との闘い、いや、闘いではなく、折り合いをどうつけていくかだとおもう。
ある程度の病気や虫害は致し方ないことだと覚悟はしている。
ことしは晩夏に虫の発生が例年より多かった。それはうちだけではなく近隣でもそうで、それは蜘蛛の発生が多かったことが物語る。

枯らしてしまったバラもいくつかあった。うんともすんともいわず生長がおもわしくなかったバラの栽培を断念したものもあった。
枯らした原因を探れるものとよくわからないものとがあった。
鉢増しが過湿を招き鉢土を悪くしてしまったがゆえのものがあった。
だいたいそういうものにコガネムシの幼虫が入っているものだ。コガネムシの幼虫が原因と一概には言えない気もする。
か細いながらも奮闘していたバラだったのでとても残念だ。

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Alister Stella Gray

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Le vesuve

今年は噴霧器の調子が悪く、というか使えない状態だったのでなにも撒けなかった。先日、うかつなことに中のチューブがはずれていることがわかり、それをなおし水がでるにはでるようになったものの、やはりすっきりシュワ〜ッと霧のようには出てくれない。パッキンが劣化しているのだろうか?
それでもなんとか噴霧することができるので、もうこの時期になれば(人間や植物にとって)不都合な菌の蔓延を招くことはないだろうと判断し、微生物資材や乳酸菌や木酢液を薄めたものを混ぜて庭に散布した。米ぬかもうっすらとまいた。
米ぬかの効用は微生物を増やすことだが、たくさん播く必要もないし、季節によっては不都合な菌を増やしてしまいかねないので注意が必要だ。

来年の目標は、とはいえいつも思っていることだが、一番花以降の病気の発生を少しでも多く抑え、葉をなるべく落とさないようにすることだ。

この庭は引っ越してまだ一年半。好都合な微生物が多く生息しているとは言えないだろう。それでもよく観るといつのまにか団粒化している土も見うけられる。目標は一年や二年で達成できるものでもないかもしれないが、少しづつやっていこう。



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Safrano
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つる Mrs.Herbert Stevens

この時期の薔薇は一輪一輪が胸をしめつけるほどきれい
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# by sakillus | 2008-11-13 01:23 | 薔薇 | Trackback | Comments(4)
草ぶえの丘薔薇園 秋

行こうかどうかギリギリまで迷っていたバラ園行き
行かない可能性の方がやや高かったのですが、この時期は実の季節、
今行かなければ一年後まで待たなければならないことや、九州からバラ友さんがいらっしゃることや、もうひとつ(ふたつ?みっつ?・・・果てしない?)どうしてもみたいバラがあって、急遽いくことにしました。

さわやかな秋晴れ、その日はまるで私たちを歓待するかのような気持ちの良い日でした。


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Rosa arkansana
さくらんぼみたい

今年一部のバラ愛好家の間で話題沸騰となった

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Rosa clinophylla

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この実もぜひ見てみたかったもののひとつでした。
いや〜、びっくりですよ!!
このビロードのような質感、栗のようにおいしそう!
栗のようだからクリノフィラではありませんね。
        clino... 斜めの   phyllus...葉の

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クリノフィラと近縁のカカヤンバラもやはり実がこんな感じです。
う〜む、わたしはことし入手し家で咲いたあと、花殻が妖怪っぽくこわかったので全部摘んでしまったのですが、来年は切らないようにしようとおもいます。

そして、ぜひ見たかったバラがこれ、
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Parks' Yellow Tea-scented China
四季咲きです!

わたしが見たとき、花はすでにいい状態ではありませんでしたが、やわらかないい色あいでした。
形状はブッシュで、今日私たちが目にするパークスとは違います。
ブッシュ・・・四季咲き
つる・・・ー季咲き
このバラにはよくわからないところがあって、中国からヨーロッパに渡った有名な4つのばらのうちこれだけが一季咲きでつる性であることがかの野村和子さんも不思議がっておられました。
たしかに当時ヨーロッパには一部の野生バラを除き、黄色いバラはなかったのですから、
淡い黄色でありながら珍重され交配に次々と使われたと、そのことはこのバラがいかに有意義なバラだったかを物語ります。
それにしてもこの四季咲きのパークスはどうしたのでしょう・・・?

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Mme.Antoine Mari
この状態はおそらく開花してから幾日か経っていたのでしょう。
花弁がいよいよ透明度を増し、いっそうはかなく、今にも崩れそうな様がとても印象的でした。
まいった!と言ってもいいです。

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フジイバラ

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Rosa foliolosa
やはりきれいでした!

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Rosa Virginiana
みなさんの真似をしているみたいだけれど、はずせませんでした。
こんな紅葉、なかなかないですよね。


というわけで、見事に集まった七姉妹、
次回めざすは十姉妹ですか?
もちろん男性も歓迎〜!
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# by sakillus | 2008-11-06 21:52 | 薔薇 | Trackback(1) | Comments(11)
ヴェロニカさんの展示会
近くに住み、私たち親子が懇意にさせていただいているスイス人の女性陶芸家、ヴェロニカ・シュトラッサーさんと彼女の写真を撮り続けている写真家の越智光彦氏の展示会がまもなく催されます。

今回の器は薄さに挑戦しました。
ヴェロニカさんの使う土は自ら採取した白州の土と、地元の土でありますが、
それらは粒子が粗く薄く成形することはとても難しいのです。
登り窯は三段になっており、前回窯焚きした一番上の段に入れていたやきものは火から遠いため、今回も再度焼きました。
それらは引き締まり、良い味を出しています。

そして、今年成形した分はとても軽くしあがり、さらに、手で触れるだけでさらさらととても良い音がするのです。
癒しという言葉を使うのはときにためらいを感じますが、まさにいやしなのだと感じます。
それが何故そのような音がするのか・・・?
土の成分なのか、薄さが関係しているのか、薪が良かったのか、炊き方が影響したのか、温度や焼いた時間が導いたのか、よくわからないのです。
科学的にある程度解明することも可能なのかもしれませんが、いろいろなことが複雑に絡み合い、人知を越えたところで起こったこと、説明が無力に感じる瞬間です。

ご高覧いただけたらありがたくおもいます。

         「大地窯展ー陶と写真が魅せるー」

     2008年 11.4 (火)ー11.9(日)
     11:00amー7:00pm

     会場: LIBRE (リブレ)
     〒113-0031
     東京都文京区根津2-29-4
     tel:03-3827-1925
     東京メトロ千代田線根津駅より徒歩5分

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なお、これは蛇足というか、余計なことなのですが、私の娘は、緑内障のために視力の微弱なヴェロニカさんに代わってギャラリー捜しやら、対外折衝やら、こまかないろいろな仕事をしてきました。
ほかに主たる仕事をし、勉学もしながら、また、質の高さを要求するヴェロニカさんの仕事をこなしてゆくのは並大抵のことではありませんでした。
まだ展示会は終わっていませんが、こころから お疲れ!と言いたいです。
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# by sakillus | 2008-11-02 22:56 | Trackback | Comments(6)
庭仕事の秋と色づく秋

この秋の庭仕事は極端に肉体労働と化している。

今まであまり手をかけていなかった西側、隣家との境界部分を植栽スペースにすべく
縁石を配置している。
これができていまえばたいしたことはないように見えるものなのだが、ただ置けばよいというわけではないのでたいへんに時間がかかってしまった。
そのうえ、その部分は砂利が敷いてあったのでそれを取り除くのにまた手間がかかる。
下に埋もれている部分はかなり固くなっているので、スコップや近所の方にいただいた(よかった!)バールでつついたりしてやっている。これはまだ終わっていない。

縁石を並べる際の
注意点は聞いていた。

  ・高さは揃えること
  ・線が曲がるのはあまり気にしなくてよい
  ・それより隣の石との馴染みを重要視すること
  ・高さは隣接する道よりも少し高くする程度
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     どうなんだろうなぁ・・・? (自信ないんだってば)
     でも、なんとなく苦労のあとがしのばれませんか?
     100mぐらいつくったら少しはましになるのかな?

石の仕事はとにかくおもしろい。
穴を掘ったり埋めたり、あぁでもない、こうでもないと組み合わせを考え、石が足りなければまた川原に拾いに行ったり・・・厳密なことを言えばきりがないけれど、石は何故か案外、どこか
うまくなじむ面が必ずあるのでおもしろい。
日本の庭は、古くから石を多用してきた。わたしはよその国の庭はそこでは素敵だと思うけれど、それを平行移動してきて日本にあてはめたのではやはりだめだとおもう。いろいろな意味で駄目だと思うし、世界がおなじようなものばかりできあがるのでは(これはなにも庭だけではないけれど)かなしいではないかとおもう。
わたしは日本にうまれこの国で育ってきた。この国の園芸をしたいとおもう。
そのためにはもっともっと勉強し、いろいろなことを感じなければ!

と、話はそれたが、植栽スペースは土を盛って軽く築山風にする予定。

きょうは泊まりにきていた友だちに、地面に埋まっていたコンクリート塊(じゃまだったから)を車に載せるのを手伝ってもらい、処分場に運ぶ。
再生するのだそうだ。それはとても良いことだと思う。
全部で250kg。それで150円ほどで済んだ。よかった。

肉体労働、その2は枝が暴れているクロマテラ。
ヤマボウシにすりよっていたのだけれど、ずっとそのままじゃよくないものね。
支柱を替えることにした。
それで、近くの竹藪から竹を伐らせてもらうことにする。
それがその主を見つけることにも一仕事だった・・・あはは・・・・

孟宗竹の太いのを2本いただいて運んだ。途中首がゴギゴギと鳴った。あぁ、こわい!
草ぶえのポールをなにげなく意識して立てた。

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   これでもじぶんではよくやった!ってなものですよ。。


さて、色づくこの季節は花と同じように見せ場だとしみじみおもう。
一年のうちにいろいろな表情をみせる植物ってやっぱりおもしろいしすごい。

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ホウキグサとかトウテイランとか・・・

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これはちょっと前のホウキグサ   今では枯れ色をしています。

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コナラ

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サワフタギ

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ツリバナ
ツリバナってなんて優しい色をするのだろう・・・
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# by sakillus | 2008-10-30 22:07 | 庭づくり | Trackback | Comments(5)
短所?も時には長所になる
枝がごついバラはわりと苦手である。
それを短所と言ってしまってはもうしわけないことともおもう。
でも、これを垣根にしたらさぞかし防犯に役立つだろうとか、
この照り葉は病気に強そうとか、情緒や風情などという言葉が浮かび上がってくることはない。
とはいえ、これはあくまでもわたしの感想であり、全体の姿がそうであるからといって魅力がないわけではない。これは力説したいところである。

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Generous Gardener (English Rose)

樹高は現在2.5mぐらい。
春から連続して開花するすごさ。
花は蓮のはなのよう。
シュートも続々と出て。
隣の家のひとにも開花の喜びを与えてくれる。
西向くから・・・

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蕾だって色気があるではないか。

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花なんか、うわぁ!

ちから強い枝先に咲いている花を枝ごと切り花にしてみると・・・

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これが案外いいのですよ。
実物はもっといいのです。
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柿のような実もおもしろい。



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室内で咲いた花はいっそうきれいだった。
ぶれちゃったけれど・・・

追記

活け花にしたものを見て思いだしたのが、イタリア人宣教師で清朝に仕えたジュゼッペ・
カスティリオーネ (中国名 郎世寧)の『仙萼長春図』 という絵です。

よくみると絵の方がきゃしゃな感じですが。

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これ、本の中の写真で白黒です。
カラーのはこちらで見て下さい。(なぜかリンクを貼れない)
http://j.peopledaily.com.cn/info/culture/chinapicture/qing12-2.htm
これもまた小さいですね・・・

本『花の女王との出会い』の説明によると、

   「 郎世寧は、本名ジュゼッペ・カスティリオーネというジェスイット教団のイタリア人宣教師   で、1715年に北京に来て、清朝に宮廷画家として仕えた。ローマ時代からバラを愛したイタリア出身の彼に、バラの絵が多いのは当然であるが、ヨーロッパ絵画の画法を中国に伝えた彼の絵は、極めて写実的で、素晴らしいバラの絵を残した。『 仙萼長春冊(図?)』の黄色のバラは、題に長春とあるから月季花であるが、かなり自然交雑によって多様化した園芸種のようである。」

      ・・・・・    黄色のバラです。 ・・・・・
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# by sakillus | 2008-10-26 22:26 | 薔薇 | Trackback | Comments(14)
まるい葉

え〜、新着苗です。
まるい葉です。

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Stanwell perpetual (Hybrid spinosissima)

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Red Nelly (Hybrid spinosissima)

   うふふ・・・

ついでなので、Spinoグループのみなさんに集まってもらいました。

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左から
R.sppinosissima lutea(?) , Old Yellow Scotch , その上、R.spinosissima bicolour
Barnet marbled pink , Stanwell perprtual , Red Nelly です。
Hibernicaは欠席です。理由は聞かないで下さいね〜。あ、全く大丈夫なんですよ。
ただ、葉がないだけなんです。。。

lutea(?)はどういうものなのかよくわからいためちょっと保留です。
Old Yellow Scotch 、R.spinosissima bicolour、Barnet marbled pink は自然交雑では
ないかとおもうのですが、似ていてちいさいですね。
そして、写真に見える数字は小葉の数です。
○印はそっちの方が多いということです。

Red Nellyは、Single cherry か?とも言われるようですが、Red Nelly は、ヨーロッパ
で交配されたのではないかと考えられるようです。
  
    [Red Nellyには赤色色素がありますね。]
    spinosissimaには赤色色素がないので、それのある節(セクション)のものと交配され
    たのではないかと。
http://star.ap.teacup.com/rosasolis/230.html

Red Nelly と  Stanwell perprtual 、ひとの手によって交配された(と考えられる)方が
葉が大きく、5〜9枚と幅があるようです。

  なぜかちょっとアカデミックになってますね。。。

ところで、蕾だったスタンウェルが!今朝見ると!
咲いていました。
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こんなにかわいかったっけ〜?とおもわず叫んだのでした。
今までバラ園などで見たことはあっても、ここまでかわいいとはおもっていませんでした。

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なぜ?
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なぜ、こんなにかわいいの?

理由がわかりました。
バラ園などで見たときは朝ではなかったからです。
開ききっていたのです。
やはり手元に置いて、一番愛らしい瞬間に出会えるというのは幸いですね〜。
と言うと、また「営業」の二文字がよぎります。

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香りも甘くてとっても良いんですよ〜。
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# by sakillus | 2008-10-19 21:24 | Rosa spinosissima | Trackback | Comments(14)