ROSASOLIS

山野草の苗置き場
久しぶりに栽培の話です。

関東の山間部、標高350mぐらいの当地では、高山植物は栽培可能なものと2〜3年は何とかなるがずっとは無理なもの、1年目から難しいものなど、それぞれによっていろいろあります。
高山植物となるとうちではロックガーデンはやっていないので、地植えにするとたいがい無理で鉢、ポットで育てることになります。また、得手不得手もあり、人によってやりようによってはもっとうまくできるだろうけれど、苦手なものもあります。

ウメバチソウ(ニシキギ科 になったのか!よくわからん。ウメバチソウ科、ユキノシタ科に分類されることもあり)もそのひとつで、神津ウメバチソウはウメバチソウよりも栽培が少し容易と情報ではあるので、そっちから手を出すのでありますが、これがなかなかうまくゆかず、これまでいくつもだめにしてきました。他の植物と混植するのがよいとも聞きます。ただ、販売用ともなるとそうもいきません。
ここ数年は苦手意識が強まり敬遠していましたが、そうもいかないと奮起しました。

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ならば置き場所を変えてみようということで、今までは雨の当たらない明るい日陰に置いていたのですが、今年は午前中陽の当たる雨の当たらない軒下に置いてみたところ、今のところ無事です。笑。

自生地では陽の当たる湿地でみたことがあります。
もちろん雨だってあたるし、けっこう強い日射しだったりします。
でも、それを低地でやったらいけません。
このへら型の葉は要注意、ここに水が停滞するのは良くないので、しっかり用土めがけて水やりします。

これからもまだまだ続く暑い夏を越せますように〜。

次、オサバグサです。(ケシ科 オサバグサ属)
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オサバグサは苦手というより、経験不足で、以前地植えしたら夏越しできませんでした。たぶん高温と蒸れが原因していたのでしょう。
オサバグサを自生地で見た記憶はないのですが、日陰であろうことは想像できます。

これも今回はポットで育てて様子を見ていますが、午前中陽の当たる軒下では葉焼けが発生しました。それで雨の当たる明るいほとんど日陰、不規則に陽がさす場所に移したら正解でした。
葉焼けは戻り濃いみどり葉になっています。

オサバグサは春にかわいらしい白い花を咲かせます。オサというのは織りで使う筬のことで、規則正しく葉が並んでいるところからついたのでしょう。

ちょっとした置き場で生育が変わるので難しくもありおもしろくもありです。
やはり、失敗をへて学ぶということは大きいですね。



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白花玉アジサイのつぼみもぱつんぱつんに膨らんで胸が高鳴ります。

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白花レンゲショウマもつぼみがいっぱいで楽しみ♪

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ブロンズフェンネル

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Alister stella gray

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Le Vésuve


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オオルリトラノオ
色も冴えているし、花期が長い、なにより丈夫というのはよいですね!


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蓮 粉仙子
なんか実紅里みたいな蓮だなぁ
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# by sakillus | 2017-08-04 21:45 | 山野草 | Trackback | Comments(0)
蓮 飛虹
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蓮 飛虹が咲き始めました。

「飛虹」ってなんと発音するのだろうと思い、
そういえば中国語のわかる生徒さんがいたので聞いてみました。

「フェイホン」と読むのだそうです。
ついでに意味も聞けば良かったなぁ・・・

あちこちに虹が出ているみたいじゃないですか?
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# by sakillus | 2017-07-29 00:08 | 自然物 | Trackback | Comments(2)
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はすの小さなつぼみが水面から顔を出す時はいつも驚きと喜びがあります。
このつぼみもずいぶん大きくなって見事な造形美 もうすぐ

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どんな時でも泥の中から希望がうまれるように、わたしたちの世の中にも
希望がたくさん生まれますように
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# by sakillus | 2017-07-24 06:42 | 自然物 | Trackback | Comments(2)
丸い花 丸いつぼみ
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まん丸に咲く花は珍しい。これはエキノプス ’プラチナブルー’(ルリタマアザミ)
学名:Echinops ritroruthenicus ‘Platinum Blue’
キク科ヒゴタイ属

まだつぼみだが、これから青く咲く花へと移行するこの瞬間も涼しさを持っている。
東ヨーロッパ、西アジア原産のエキノプスの園芸品種。
葉には刺があり、やや銀色がかっている。大きく背が伸びる。

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一方こちらはアジアのエキノプス
ヒゴタイ 変わった名前である。
学名:Echinops setifer
和名の漢字表示については「平江帯」(貝原益軒の大和本草)または「肥後躰」
朝鮮半島の南部と日本の愛知県、岐阜県、広島県と九州の特定箇所で見られる 。

九州中部の九重山から阿蘇山周辺の草原では、元々自生していたとあるが、実際のところはわたしはわからない。ヒゴタイ公園というのもあるようだ。
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手前にエゾクガイソウ、花は終わってこれも身長ぐらいに伸びている。その後ろにヒゴタイ
夏は大型種がのびのびしていていいねぇ



貝原益軒の「大和本草」(1709年)に「平行帯(ひんこうたい),花るり色なり,葉は敗醤(おみなえし)に似たり」とある。
葉はこちらもアザミににて刺があり、こちらのほうが痛い感じがする。

これから色づくのが楽しみだ。


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夏を告げるヤマユリ
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お初の赤実ルイヨウショウマ

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Bella Donna 二番花
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斑入り八重咲きマツモトセンノウは初めて見たけれど、予想以上に花弁数が多くてびっくりした。

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大好きな尾瀬コウホネ
尾瀬コウホネって実際見ないと良さが感じられないかもしれない。
いいんですよ。雰囲気がいい。

☆ 夏はあっという間に植物の量がすごくなる。
少しはすっきりさせたいので、時間のある時は切りまくり、鋸でも切りまくる。今日も1時間ぐらいで一輪車3回分ぐらいたまった。
のこぎりの切れ味が悪くなって切れにくくて腕に当たって、、、。バラのとげでも引っ掻き傷だらけ。でも、なんだよって気にしないでいると傷も早く治るような気がする。
わたしって強いなぁ。笑

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# by sakillus | 2017-07-15 21:28 | 植物 | Trackback | Comments(4)
zen チェアー
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その椅子との出会いはもう10年以上前になる。
河口湖を訪れた際、おそらくクラフトマップのようなものをその辺りでもらい、
木工の工房「木夢」と書かれてあったその工房兼ギャラリー兼自宅であるそこのドアをなんとなく開けてみたことから。
おしゃれでセンスの良いエントランス、建物を入ると椅子を中心とした木工の数々、椅子については
特に思い入れも希望もなかったが、既製品で納得してはいなかった。
既製品の多くは身長165cm以上を照準にしていると思われるのだが、150cm台半ばの私には合うことはなく、腿裏に圧迫を感じるので、足を組むことがしばしばだ。

木工の作り手がひとつひとつ手作業でつくる椅子は見た目も美しくさぞかし良いものだろうということは想像できたが、座ってみて驚いた!

この座り心地は! 今まで体験したことのないフィット感、背筋がシャンと立ち、少ない背面で的確に支えるべき場所で支えてくれる。

「ZENチェアーと言うんです。体に良い椅子をという視点で作っています。」
作り手の吉野さんは、穏やかに静かに語った。

忘れられなかった。その座り心地を。
これがあったらどんないいいだろう。しかし、残念ながら、当然ながら椅子1脚の値段は高く
簡単には手が出ないように思えた.贅沢でもある。
もちろん、その「高い」というのは、わたしにとって高いというだけであって、丹念に削り込まれたその精緻な仕事をなした作り手の満足を得るものかどうかはわからない。

その後小さなものをつくってもらいたいと連絡を取ったとき、奥様が出られ、吉野さんは仕事で大けがをされ、今後仕事を続けてゆけるかどうかもわからないと不安げに語る。
今までずっとその仕事をやってきてそれはさぞかしたいへんだろう。わたしの望みも費えたかに思えた。


それからしばらく椅子への想いも断念しかけていたが、まだ静かにくすぶっていた.去年の秋
未練がましくネットで検索するとHPがあった!やっていた!

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時々ある人に対し、この人はなにか使命をもっているかのように感じることがある。
吉野さんもその一人だ。
吉野さんがこういった椅子をつくるきっかけになったのは、奥様が医学では匙を投げるような難病を抱えていたからで、そのために体に良い椅子を、しゃんとできる椅子を作ろうと思ったからだと言う。そういった視点で椅子を作る方は世界広しといえどもいないだろう。

禅の思想にも基づいたしっかり座れるこの椅子は、「腰掛けるだけで、骨盤がしっかり立ち、その上に上半身が脱力して乗っかった、上虚下実の状態へ導く」(パンフより)、それはまた、精神がしっかり立つように感じられる。それを可能にするには「チェアーフィッテング」というその人本人にぴったり寄り添うように数ミリ単位で座面の高さや背を支える位置を測ってゆく。
背を支える位置は人間の背骨がS字にカーブしているうちの出っ張りから引っ込むその地点で胃の後ろあたり、のけぞるとちょうど指圧のようにツボに入る地点だ。
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つい先日できたとの連絡があり家に運び込む、座るだけで泣けてきた。吉野さんの長い道のりが感じられるようだ。地道にこつこつとやってきてやっと広く認められるようになったということ、それはわたしも職人として長い時間の先に気付くことがあるのと呼応した。

この椅子は一般的な椅子の大きさに比べると小さい。わたしはこのように小さいのだ。
小さくてうれしい。

わたしはまだまだ生きて働かなければならない。それを支えてくれるひとつの椅子というもの。
そして、もうひとつお願いしている。
それができるのまだ先のこと

材質 栗 吉野さんは極力地元の山から材を得て使っている。
バーナー仕上げ


☆工房 木夢 

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# by sakillus | 2017-07-12 23:50 | 創作物 | Trackback | Comments(4)
Belle isis
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今年もたくさん咲いてくれた。5/29
ほとんど肥料もあげていないのに、まちがいなくきれいに咲いてくれるのは
応援してくれているのか?と思う。
ありがとう!


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地味に咲いていた原種ジギタリス 
Digitalis obscura
obscuraってなんだと思って調べたら「obscurant」は「ぼかしてものをいう人」
「obscure」で「不明瞭な、あいまいな」
名づけた人もそう思っていたんだ・・・

でも、見ようによってはけっこう目立つのだけれど。
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# by sakillus | 2017-07-06 09:18 | 薔薇 | Trackback | Comments(0)