昨日、今日と温度はうなぎ上りに湿度も加わり、いよいよ厳しい夏の到来となりました。 ここ数年の政権に対し危機感をもっている人の多くはきっと選挙にいくことだろうと思います。 が、政治にまったく興味のない人や政治には期待していない人、 あきらめを感じている人も少なくはないでしょう。 投票という行動以外に、自分で社会にコミットすることができるならば、もしくは、 社会にコミットしないということで意思を表すこともありなのかもしれませんが、 たかが一票とはいえ、それが民主主義における大事な参加行動であることに変わりはなく、 今回の選挙でも自公の優勢が言われている、だからこそ一票を無駄にしてほしくないと切に思います。 「みどりの風」はできてほどない党(?)で人数も決して多くはありませんが、 骨太で行動力を持ち、具体的で実現可能なプランを持った組織であると思います。 国民主権という現行憲法に則り、人々とともに政治を動かそうとする姿勢や、細かに人々の暮らしや気持ちの中に入ろうとしている様が見てとれる、人々の中でも弱者ややむなく苦しい状況に追い込まれている人々(例えば原発事故などで)に重きを置くところはなかなかすごいと思わざるを得ません。 原発事故の収束作業にあたっている労働者に対しても準国家公務員とすることや、恩給を出す(なぜなら彼らは「戦士」だから)などという具体案には拍手を送りたい気持ちです。 園芸品種のフロックス 名前は不明 谷岡郁子議員への岩上安身氏のインタビュー(7/2)は、氏の意気込みがわかりやすく表れているよいインタビューです。 (※掲載期間終了後は、会員限定記事となります。) 最後の質問のこたえはちょっと長いですが載せてみようと思います。 岩上「なるほど。最後の最後に、本当に最後にします。1つだけ。この都議選がありました。そして、今度、参議院選なんですけれども、過去に国政選挙の前に都議選みたいなものがあった場合、だいたい結果は連動するという嫌な前例があるんですよ。それを見ていくと、昨年の衆議院選挙、そして、今回の都議選を見ても、自民圧勝という形。自公、圧勝です。 そうすると、参議院選挙も厳しいのではないか。今回、共産党は躍進いたしました。一方、自公がたいへん強い。この中道リベラルというような、各政党がたいへん落ち込んでいるわけですね。そして、投票率自体も非常に低い。 いろんな人々が政治に諦めを感じてしまっている結果、誰が得をして、誰が損をしてるのか。非常に鮮明になってきている気がいたします。 この状況について、お考えを。そして、見ている方、いらっしゃいますから、有権者の方々にも、お伝えしたいメッセージがありましたら、お話願いたいと思います」 谷岡「私、この根本原因は、やはりあれほど期待された民主党の国民に対する不誠実、裏切り。あれだけ期待して、本当にそのために、選挙に初めて行ったような人たちが多い中での、あそこでのあのひどい裏切り方。 そして、その官僚の手のひらに乗ってしまって、そして反省してるんだか、してないのか分かんないようなこの状況。これに、国民がもう本当に政治に対して絶望してしまったということであり、ある種の、組織票というものを固く持っている、例えば共産党なんかは別として、今回、中道の落ち込みが低いという状況に、まずなっているというふうに私自身は思っています。 そして、私もこの選挙で、一番最大の難しさというのは、むしろどこの政党とどういうふうに比較するのか、という問題であるよりも、そうやって閉ざしてしまった国民の心をどうやって開けることができるのか。『みどりの風』を本当に見ていただきたいのは、私たちもその国民への裏切りが許せなくって、だから、たもとを分かったものです。 私たちは、国民の代表である筋を通したくて、信念を通したくて、あの裏切る党のサラリーマンではいない、ということを決意して出た。そういう政治家もそんなに数多くないかもしれないけども、まだいるのだということを、ぜひここで皆さんに訴えたい。 そして、もう一つは、行かないということは、結局は認めるということにほかならないんだということです」 岩上「選挙に行かないという意味ですね」 谷岡「はい。そして、みなさん無力感を感じてると思います。でも、みなさん、無力じゃありません。そして、選挙という場面では、誰も有力者も無力者もいません。みんな一票という微力。この一票の微力というものが積み重なって、この国が方向性を決めるということ。 そして、それによって変えることができる、ということを信じるということ。これが民主主義なんです。総理も一票だし、みなさんも一票。あなた、一人一人が一票だと。この一票だというもの、これによって変えるしかない。 心を閉ざしても、みなさんはこれから起きる政治の犠牲者になります。水は高いところから低いところへ流れるけれども、お金は低いところから高いところに流れがちです。そして、それは必ず、1%の人たちを有利にするけれども、アベノミクスというのは、はじめから当選者が決まっている宝くじです。 99%の人はお呼びじゃない。そして、いつも大資本家だとか、大金持ちだとか、大企業だとか、外国資本だとか、その人たちが当選者になります。でも、政治はそれを再分配するためにあるんです。 そして、政治というのは政治の場面では、一億円持っている人と100万円持っている人だったら、100万円持ってる人は太刀打ちできないけれども、政治の場面ではみんな一票なんです。この政治の場面でだけ、みなさんは勝負をかけられる。どうか、そのことを思い出してください。 選挙に行ってください。そして、『みどりの風』はみなさんと共に一緒に変えて行きたいと思ってます」 ダリア‘レッドスキン’ 一応念のために・・・わたしはどこか特定の党の支持者ではありません。 ここでは「みどりの風」のことを書きましたが、これは「ここを応援しています。」という趣旨ではありません。 ☆ 谷岡郁子(くにこ)現参議院議員は来る参院選比例区に立候補が決まっています。 今回の参院選比例区では、各党で順位を決めない方式を採っています。 おのおのの党の中で個人への投票数の多い順から当選が決まります。
by sakillus
| 2013-07-09 22:56
| 世界、社会
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Comments(4)
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at 2013-07-10 17:39
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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sai
at 2013-07-10 19:37
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相変わらずよく勉強していてえらいね!おつかれさま。
参考になります。by 娘
0
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sakillus at 2013-07-10 22:56
鍵コメさん、こんにちは!
お元気ですか?ここ数日急に暑くなってきちゃって、そちらもたいへんでしょう。わたしも珍しく風邪をひいて咳が抜けずに苦労してます。 そう、微力でも無力ではない。結果も出したいですが、結果がすべての話ではなく、そのときどう動き働きかけたかは、有形無形の形で残ると思うのです。 自分が表現すると(反動が?)怖いと思うのでしょうかね? でも、表現できなくなってしまうかもしれない、そのことの方が何倍も怖いですよね。 私は後悔しないようにやりたいなぁ。べつにコメント減ってもかまわないし。笑。 この先は秋の国会で予定されている「秘密保全法」の採決があります。もし通過すると表現の自由が著しく阻害される可能性があります。 今回の選挙、何としてでも少しでも多く気骨のある人を当選させたいです。太郎ちゃんも今回こそは! はい〜、参院選投票まであと残す所10日ほど、がんがんいきましょう!
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sakillus at 2013-07-10 22:57
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