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TPPは漂流し続けるのか?
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毎日厳しい暑さが続いています。日本の暑さは湿度を伴うのでいっそうきついですね。
早朝のみ草取りなど庭仕事をしています。夏もある程度はすっきりとしていたいものです。

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赤かのこゆり
咲き始めはひとでのように広がっていますが、
しだいに反り返ります。
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つい先日、「TPP大筋合意」を目指してのTPP閣僚会合がハワイで開催されました。
日本政府側としてはなにがなんでも大筋合意にこぎつけたかったようですが、それはとりもなおさず国の財産を安売りするばかりでなく、国土の破壊から産業の破壊になる危険な判断でした。
もっとも、今参議院で審議中の戦争法案をみればこの国の権力者たちが国民の権利を守り平和と安全を約束するものでないことは誰の眼にもあきらかになりました。

いったい彼らはどこを向きなにをそう焦っているのでしょう。

結果は合意に至らず。とにかくほっと胸を撫で下ろしました。
TPP閣僚会議を現地で情報を集めていたPARC( NPO法人アジア太平洋資料センター)の内田聖子氏と元山田正彦元農水大臣の報告によると、関係12カ国のうち自国の権益を守った国が目立った中で日本の今回の外交は決定的に失態をさらしたと述べています。その(アメリカに)譲歩しまくった様子は見るに堪えないものであったことでしょう。

今回決裂した原因は知的財産あるいは関税、乳製品の分野(ニュージーランドが悪者にされた)においてと日本のニュースでは伝えていたようですが、事実はそれだけではないと、自動車部門においてメキシコが猛反発したことが大きかったということです。

12カ国といいながら実際は二国間の積み重ねだと内田氏は言います。
自動車の12カ国内での部品や労働力使用、「現地調達率」とも言うものを
日本は40%ぐらい、アメリカは55%ぐらい、その数字を聴かされたばかりのメキシコは62%と強く反発しました。
日本としてはその割合が高くなると中国やタイから輸入したものは日本製とは呼ぶことができず不利になるのですが、メキシコは高いほうが良い、メキシコは自国の利益を守ったのです。(メキシコは世界で自動車生産第7位)

それ以後日本側とメキシコ側は強い敵対の感情が生まれ、とてもすぐさままた閣僚会議を開ける状態ではないだろうと予測していました。(内田氏)
案の定日本が「8月にまた会議を行えば今度こそ」と言っていた8月末の閣僚会議は流れました。

これを受けても、今後TPPは漂流し続ける見込みが強まったのですが、それは消えるということではなく、なんとなく残り、困ったことに日米で取り交わされた二国間の約束事はそのまま残り実行される見通しがあるとのことなので、やはり喜べないのです。

それでなくても、現政権は「企業が活躍しやすい国」を掲げていて、経済特区での多国籍企業呼び込み、あるいはすでに遺伝子組み換え食品が驚くほど出回っていることや、ゆうちょがアフラックを扱うなど、さきまわりしてやられているのです。


山田元農水大臣はオーストラリアの記者にこう言われたのだそうです。
「日本は中国やASEAN諸国と協議するほうが理にかなっているのではないですか?」と。まったくそうですよね。まるで益にならないことをどうして進んでやっているのか、これは諸外国から見れば明らかなことなのです。

もうひとつひっかかったこと:マレーシアがアメリカにより人権で厳しい評価をつけられているということ。
かつてブッシュがイラン、イラク、北朝鮮のことを「悪の枢軸」と呼んだことを思い出してしまいました。
マレーシア、二度も謎の飛行機事故がありました。なぜこの国が執拗に攻撃されなければならないのかは理由がありました。あぁ、残念、記憶が薄れている。。。

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by sakillus | 2015-08-07 23:38 | 世界、社会 | Trackback | Comments(0)
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