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大地窯展−若者たちと大地窯の出会いによる作品展−
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わたしの近所に住む敬愛するヴェロニカさんと、今回は子どもと若者の野焼きで作った器の展示会をいたします。

本日9/25日からです。

まずは、大地窯ブログより抜粋させていただきます。


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秋らしい爽やかな晴れ間が見られるようになりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

根津「LIBRE」での大地窯展覧会が近づいてまいりました。
こどもとアーティストの出会いの場をつくる「もび」では、2013年より約1年2ヶ月をかけてヴェロニカさんのアトリエ訪問を行いました。子どもから大人まで様々な人がヴェロニカさんのもとに集い、土を探すところから陶器づくりを教えていただきました。
今回の大地窯展ではヴェロニカさんの作品とともに、陶器づくりにとどまらなかったこれらの活動の様子と、参加した方々の作品の一部やよせられた詩、また新美志保さんの撮ってくださった記録写真をあわせて紹介させていただきます。

ヴェロニカさんは全ての日に在廊なさる予定です。
最終日には笙奏者の大塚惇平さんと「もび」主宰の西井夕紀子による小さな演奏会(投げ銭制)を予定しております。

このような機会をくださったヴェロニカさんに感謝をいたしますとともに、皆様のご来場を心よりお待ちしております。

西井夕紀子

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「大地窯展」−若者たちと大地窯の出会いによる作品展−

2015.9.25(金)― 10.4(日)

11:00am─7:00pm(月曜定休)
最終日10.4(日)3:00 pm─ 大塚惇平(笙奏者)と西井夕紀子(作曲家)によるライブ演奏 投げ銭制

会場:「LIBRE」
〒113−0031
東京都文京区根津2-29-4
(東京メトロ千代田線根津駅より徒歩5分)
tel.03-3827-1925


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6月窯出しの日、これは毎度のことなのですが、出したものを見てほしいと言われます。
そして、正直なところを言ってもらいたいと。

ドキドキする想いで作業場に着くと、ほやほやの器たちが転がっていました。

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あぁ、またこの方は上に行ったのだと思いました。
器を成形する時は自我が出たらだめ、つくる、こわす、つくる、こわすの繰り返し。
厳しくストイックなまでに、土がどうなりたいか、それを形にしてゆく作業、
身をそいでゆくような作業です。
手びねりで形作られる器はただでさえ時間がかかる。
ひとつの器をつくるのに何日かかるかなんてわからないのです。

そうしたうえに、千数百度の炎をくぐり抜けたそれらは、
まさに大地の声を表していました。感極まる瞬間です。
わたしは驚きと感激を素直に述べました。
こういうものに触れられるからわたしは生きてゆける。


「土だけを見てほしい。」ヴェロニカさんはしばしば誤解されます。
自分の世界を作りたいのだと。
そうではない、そうではないのです。
自分の世界などつまらぬものです。
この、私たちが生きている、住まわせてもらっている地球という大地の声を
表に出すことを願っています。


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黒曜石を砕いていれたもの。このシリーズは特に好きです。
いにしえの装飾物のように素敵だと思うのです。
優しく深く胸にすとんとひびきます。

今回もまた音が高温ですばらしい。
さらさらと宝物のような音です。

若者と子どもとの1年以上にわたる作業もヴェロニカさんに驚きと学びを与えたようです。
わたしも拝見しましたが、特に子どもの作るものはすばらしい。
思いがけない形。
子どもって天才、うらやましいと思います。

よろしかったら足を運んでくださいませ。

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by sakillus | 2015-09-25 19:09 | 創作物 | Trackback | Comments(2)
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Commented by すみごん at 2015-09-25 21:18 x
こんばんは。

いろいろな事情により今日しかなかったので行ってきました。

すばらしかったです。
今までも様々な感動をいただきましたが、今回の作品は何というか・・・
今まで以上の何か、人間の思惑ではどうしようもない何かの力のような
ものを感じました。
ヴェロニカさんとお会いでき、いろいろお話できてとても嬉しかったし、
小さい器ですが手にいれることができてよかった・・・

前にうかがった時はまだ窯から出していない時で、ヴェロニカさんがひどく
不安になっていた時だと思います。
でも、あそこに行ってあそこの空気を体感した時、きっといいものができている
と感じました(思う、のではなく感じた)。

それが目の前にあり、自分の目で見られたことは幸運だったと思います。
子供たちとの作業も写真で拝見してとても楽しそうでした。
いい一日を過ごさせていただきました。
Commented by sakillus at 2015-09-26 06:51
すみごんさん、おはようございます。

そうでしたか!それは良かったです。

>今まで以上の何か、人間の思惑ではどうしようもない何かの力のような
ものを感じました。

そうでしょう!なんか、よくここまで、こんなことになったなぁっていうのもなんですが、土(素材)と、窯の火の仕事、なによりヴェロニカさんのものを作る姿勢があり、窯焚きでは他の方のお手伝いもあり、なにか自然の力があり、それから、前回から今回までは大切な方の死もあったり、ご自分でも死ぬ思いであとなんかいできるかわからないぎりぎりの仕事の上に成り立つものだと思います。

窯焚きのあとはかなり体を消耗し死にそうだと本人も言っておられますが、まだもう少し続けていただきたい。
わたしも幸運だとおもいましたが、すみごんさんのようにもの(器)から本質的なものを感じていただける方がいて本人も喜んでいると思います。
以外と少ないのです。
わたしは最終日になってしまうかもしれませんが。

きょうはこれからちょっと出かけてきます♪
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