ROSASOLIS

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帯留展 〜studio fujino~
藤野にあるstudio fujinoはこれまで2回ほどブログで書いてきましたが、今回は帯留展(11/5~13)ということで、わくわくして行ってきましたよ。
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今回も女店主であるfさんの決めの細かさ、洗練度、レベルの高さには驚きました。
この展示用の白いパネルも今回のためにつくったという。
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これは藤野では有名な白磁作家、副島さんのもの、
雪輪をイメージしたような数々にはいつか、、と思ってしまう。
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緻密な手描き、薩摩ボタン   うさぎのきものに合せたい〜〜。
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椿もねぇ、特にひだりのぼかし花弁はいいなぁ
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どれもこれも写真がくらいしぼけぼけでがくっときますが、
これはs fのご主人 藤崎均さんの緻密な木工細工

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番外ですが、古代イスラームやエジプトの銀化ガラスを彷彿とさせるガラス
fさんが今年であったイチオシのガラス作家、わたしもこういうのは大好き!
来年は展示販売がありそうなので期待

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これも繊細ですてきな江戸切子

それから、
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大好きでずっと注目しているクロヌマタカトシさんの白鳥

クロヌマさんはまだたいへんお若いのだが、そのし〜ンと静まりかえった雰囲気は写真家星野道夫さんにも通ずると私は感じていて、おおいなる自然と伏流水でつながっているような繊細さ、清らかさ、明るさがあります。
人間の木彫もいいし、動物が、なんてこう美しく現せるのだろうと本当に感心するのです。
彼のブログの数ヶ月前のチェス盤も圧巻でうわぁ!となります。実物見たいけれど、早々に売れたそう。
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この狼も、遠くの狼と対話しているような気になるのです。
なお、この狼の帯留は一緒に行った友人が買いました〜

この帯留めにはどんなきもの?ということで、妄想すると、深い緑の地色にツンドラというような針葉樹の森、あるいは遠くのやまなみに満月、帯は狼を邪魔しないようなモノトーンでと、
きものは物語をつくる楽しみもあります。

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この方は石が好きなのだそうで、私もそうよぅ♪

今回初めてであった作家さんたち、ご夫婦でアクセサリーなどをつくっておられる
初雪ポッケさんもず〜っと見ずにはいられませんでした。
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これ欲しかった。

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このそろばん動くの〜
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左のペンも欲しくてどうしようか迷った。笑


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室内の居心地の良さは写真では出せませんが、外、庭もすっきりと気持ちよい空間です。


それで結局私はどうしたかというと、
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このアメジスト(紫水晶)を買いました。

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自分の持っている「発掘」と題された個性的な帯は好きなのだが、なかなか合せにくく
一度も外にはしめて行けないでいた。
それに合せる帯留めに焦点を合わせてみました。
発掘というと本来は人間の営みを掘るものでしょうが、石も地中にあるので無関係ではないかな?



とにかく、今回の帯留展で、帯留めの奥の深さ広さにあらためて感心させられました。
作家さんも30代、40代のような若い方が多く、この時代にやってゆく意気込みも感じ、
ぜひこれからも素敵な作品をつくっていただきたいと願わずにはいられません。

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by sakillus | 2016-11-08 07:55 | 創作物 | Trackback | Comments(4)
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Commented by kusuo522 at 2016-11-08 16:07
 私には全く関係ない帯留ですけど、実際に自分の目で見てみたいですね。アメジストの帯留、一見地味でそれでも華やかで、お持ちの帯にとても会っていますよ。
 美しいものはいいですね、子どもの本も同じで、あまりにも美しくないものがあふれていて、皆、感覚が麻痺してしまっているようで、怖いです。
Commented by すみごん at 2016-11-09 08:37 x
おはようございます。
「発掘」という名前の帯と聞いてどのようなものかと思っていましたが・・・こういう帯だったんですね!
黒い亀裂からのぞいているのは何なのでしょう・・・
意外といえば意外な組み合せですが、互いを引き立てあっていてステキなコーディネートだと思いました。
私も着物のことをちょっと勉強しようかなと思い始めています。とりあえず図書館かな(^^;)
Commented by sakillus at 2016-11-09 22:45
kusuo様

今回の展示では帯留の楽しみが深まりました。といっても私はそれほど帯留めに固執はなかったんですけどね。
作家さんたちがおそらくお互いそれとなく競い合い、店主のfさんもうまいこと運んで、そういう人たちの営みがうまく表出していたように感じます。

今はおっしゃるようにテレビでもアニメ、町の中でもわざと汚かったり恐かったり刺激的なものであふれているので、
反対にこういう美を求める人の営みはよいですね。
Commented by sakillus at 2016-11-09 22:51
すみごんさん、こんばんは。

そう、この方のはもうひとつ夏の帯を持っているのですが、夏のほうはそれほどでもないのですが、これは地色も黄色くてあわせられるきものが少ないのです。着るときの気持ちもこれに負けないようなときでないとつけられないかなぁと思います。
でも、この帯留めで緩和してくれるかなぁと。

えへへ、それはよいです。昔読んだ「幸田文の箪笥の引き出し」も良かったです。その娘さんの青木玉さんの「着物あとさき」も。
先日はすみごんさんにとっても良い出会いがあってよかったです!
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