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印半纏ワークショップ 2016.秋
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海外からのゲストを招き印半纏をつくるワークショップも恒例となり、今回は8人の受講生が製作にいそしみました。
2週間の滞在期間中に2枚の印半纏をつくるというのはかなりハードですが、1枚目のジーンズ地での製作はとにかく形を知ってもらうことに重点をおくのと、なにしろ生地が堅いのでミシンを使うことにして、2日半で終え(1日は長い)、その後皆さんのデザインした柄を配置するための布の割り振りに半日、それから、その布に染めの作業、そして、縫いと、どの段階も時間的余裕のない状態でドキドキしながらやっていましたが、終わってみると意外にスムーズに行ったように思えます。

2枚目の印半纏は袷(あわせ)仕立てにして、事前に宿題としてやってもらっていた「絞り」を裏地にして、これがまた功を奏していました。
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Mrs.D これは裏側なのだけれど、リバーシブルにも着れる
背中の上の柄は猫で
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衿に鼠の柄が!
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表側の背中

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Mrs.K 表側背中はシンプルに鳥ですが、
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裏の鳥の絞りが豪華
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絞りのあまりでスカーフに

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Mrs.Sの裏はたいへん手間がかかっています。

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脇で柄がつながるという難易度の高いわざをやったMrs.J
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裏も手間がかかっています。

彼女からはたくさんお褒めの言葉をいただいた。
You are patient. (あなたは辛抱強い)と。
それが仕事ですから。
楽しんで来られる外国の方の要望に応えるのがわたしの仕事です。
その方がどれだけのことができるのかを判断し、時間内にできそうでなければ手を貸す。
しかし、基本的には、言葉の未熟さはありながら、丁寧に教えじっくり待ち、その方の達成感を満たすことができるよう導くのが私の仕事です。

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そして、 BossのBryanです。「藍 古 庵」とあります。
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裏地は和手ぬぐいを柿渋で染めたものをはいで。



      つづく
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by sakillus | 2016-11-26 23:59 | 手縫い | Trackback | Comments(2)
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Commented by すみごん at 2016-11-27 16:45 x
待ってました!!(^^;)
今回もみなさん個性的かつ自由ですばらしいものを作られて
いますね。
一生の思いでになる体験だったのではないかと思います。
教える方の苦労をもちゃんと感じ取ってくださる人がいて
sakiさんも報われる思いだったのではないかと・・・

裏に凝る、という日本特有の美意識も感じられ、参加した方々のレベルの高さを知る思いがしました。
もちろん、バックアップあってのことだとは思いますが。

それにしても藍の色はいいですね。ブライアンさんの洗いざらし感のあるグレーや柿渋の色もいい!
楽しく拝見しました。つづき、期待しています。
Commented by sakillus at 2016-11-27 22:09
すみごんさん、ありがとうございます!
そですねぇ、みなさんそれぞれユニークなもので考えたなぁと感心します。内容の濃い2週間だったのではと思います。
わたしのほうも、体力的なことも含め大丈夫かしらと(やる前は)不安がよぎるのですが、なんとかやりきれてほっとしましたし、もっと英語力があったらきものに関すること等も含めいろいろと話せるのに、、と、そういう意味でのストレスはありますが、皆さんもいろいろ気にかけてくださり感謝しています。

そうですね、裏地の絞りはおのおの来日する前にやって来られ、手間ひまかけたものなので、それにも日が当たるようリバーシブルに着ているところが微笑ましかったです。
お一人だけ、裏に使うのがもったいないと使わずじまいの方がおられました(苦笑)

ブライアンの灰色は藍に染めたあとで「墨」をのせたんです.(書いとこう)彼はすでにたくさんつくりましたが、今回のが一番好きです。

次からは出来上がりが夕方以降だったので写真が暗いのが残念!
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