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種子法廃止でどうなる 1
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グレープ色のシングル、シンプルなまん丸な形で引き締まった感じで良いです。


クリスマスローズの分野にはモンサントや住友化学は参入してこないでしょう。ふふん。


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宮沢賢治(1896~1933)は周知のように詩人であり童話作家であり、農学校の先生でもあり、自らも農業を営み農民の相談にものっていた人でした。

宮沢賢治の生きていた時代は、明治の中頃から昭和の初期まで。寒さの厳しい岩手で作物を安定して育てることは決して容易ではなかったでしょう。特に稲作はもっと暖かい地方で栽培されていたものだったので岩手では大変だったはずです。「ひでりのときはなみだをながしさむさのなつはオロオロあるき」(雨ニモマケズより)

童話「グスコーブドリの伝記」では、深刻な冷害に見舞われたことをきっかけに主人公のブドリはあることを試みます。

 【グスコーブドリの伝記 あらすじ】

グスコーブドリ(ブドリ)はイーハトーブの森に暮らす樵(きこり)の息子として生まれた。冷害による飢饉で両親を失い、妹と生き別れ、工場に労働者として拾われるも火山噴火の影響で閉鎖するなどといった苦難を経験するが、農業に携わったのち、クーボー大博士に出会い学問の道に入る。課程の修了後、彼はペンネン老技師のもとでイーハトーブ火山局の技師となり、噴火被害の軽減や人工降雨を利用した施肥などを実現させる。前後して、無事成長し牧場に嫁いでいた妹との再会も果たすのであった。

ところが、ブドリが27歳のとき、イーハトーブはまたしても深刻な冷害に見舞われる。カルボナード火山を人工的に爆発させることで大量の炭酸ガスを放出させ、その温室効果によってイーハトーブを暖められないか、ブドリは飢饉を回避する方法を提案する。しかし、クーボー博士の見積もりでは、その実行に際して誰か一人は噴火から逃げることができなかった。犠牲を覚悟したブドリは、彼の才能を高く評価するが故に止めようとするクーボー博士やペンネン老技師を冷静に説得し、最後の一人として火山に残った。ブドリが火山を爆発させると、冷害は食い止められ、イーハトーブは救われたのだった。



ブドリが淡々と火山に残った時の描写には何度読んでも泣かされます。その方法=火山を爆発させ大量の炭酸ガスを放出させ、その温室効果によって大気を温めるというのは、本当に有効なのかという疑問もありますが、宮沢賢治は現実の場でも農民の肥料計算に乗ってあげたり、肥料としての石灰の販売に与したりして、病弱な体にもかかわらず東奔西走していたようです。


そんな苦労の時代から時を経て、1952年(昭和27年)5月主要作物種子法、通称「種子法」が制定されました。

主要農作物種子法(しゅようのうさくぶつしゅしほう)、通称「種子法」は、主要農作物の優良な種子の生産及び普及を促進するため、種子の生産についてほ場審査その他の措置を行うことを目的として制定された法律です。主要農作物とは稲、大麦、はだか麦、小麦及び大豆を指します。

今現在米が食味よく安定した品質や収穫を持ち北国でも育てられるようになったは、各都道府県における
指定種子生産者や農業試験場のたゆまぬ努力の成果ゆえであり、各県の風土にあった稲が生まれ農家に安価で安定供給できるようになったおかげです。


それが昨年の3月、国会において満足な議論もせぬまま「主要農作物種子法を廃止する法律」が成立し,
種子法が2018年4月より廃止されることになってしまいました。

  続く
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by sakillus | 2018-03-01 21:20 | 世界、社会 | Trackback | Comments(7)
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Commented by kusuo522 at 2018-03-02 18:18
箱根つりがねツツジ1本お取りおきください。お願いします。
Commented by sakillus at 2018-03-02 21:13
kusoさん、了解いたしました。
どうもありがとうございます!

3月、もうじき春苗もいろいろ出てくるかなと思います。^^。
Commented by kusuo522 at 2018-03-08 20:10
私の所にはサカタの種のカタログが届くのですが、その中で、淡いピンクのアスチルベ数株と、ホスタジューンというあまり大きくない黄緑でふちが緑のホスタが二株ほど欲しいのですが先ほど注文したものと一緒にお送りいただければと思うのですが・・・もちろんそれに似たものであればそれで構いません。春の新苗のなかにいいものがあればそれを待った方がいいのでしょうか?一応希望をお伝えしてみました。








































Commented by sakillus at 2018-03-08 22:18
kusuo様

うちでは園芸品種のアスチルベの扱いはないのです。
仲間のサラシナショウマの一種でタンゴサラシナショウマというのはございます。アスチルベより花は楚々としています。
ホスタジューンは明るい色ですね。それはないのですが、今あるのではオレンジマーマレードというのがありまして、あんまり大きくならないタイプのようです。これの色は結構明るいです。http://sakisansou.ocnk.net/product/1612


明日あたり春苗が結構くると思います。ネット更新はそれからになります。今しばしお待ちくださると嬉しいです。

どうぞよろしくお願い致します。


Commented by kusuo522 at 2018-03-09 12:59
承知いたしました。春苗のご紹介まで待ってみます。
Commented by kusuo522 at 2018-03-09 16:45

今年、大量に増えた玄関前のトクサを引き抜きました。冬は日当たりがよく、夏はヤマボウシやヤマモミジの陰になって、日陰に強い植物に良い環境になっています。
 一番目立つここを、ホスタや、あまり大きくならないヤマアジサイ、クリスマスローズ、グラスなどで、よみがえらせようと画策しています。ヤマアジサイ、九重山はどうでしょうね。
Commented by sakillus at 2018-03-10 07:12
kusuoさん、こんばんは。

そうですか。環境の良いところなのですね。
九重山はあまり背丈は伸びずよく枝分かれし、なぜか2回咲きます。2回目は夏頃です。一番花よりは少なめですが。

そういえば、アスチルベ チョコレートショーグンというのを発注していました。

あと、ご注文はもしkusuoさまがメールをするようでしたら、
私のこちらのメールアドレスあてになさってくださった方が良いかもしれません。もちろんここでも構いませんが。
sakisansou@ypost.plala.or.jp

どうぞよろしくお願いいたします。
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