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ハゴロモキンポウゲ
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ハゴロモキンポウゲを夏越しさせたのは初めてでした。
夏に休眠するタイプで、地上部はなくなります。
地表から太い根が出ていたのは見えていたので、それを見る限り生きているのだろうと思ってはいたのですが、自信がない。
本当に生きているのだろうか?

そんな疑問がしばし続いた後、秋に葉が伸びてきた時には感動しました!
蕾らしきものものぞいています。

ハゴロモキンポウゲ Ranunculus calandrinioides
                           ラナンクルス・カランドリニオイデス キンポウゲ科 

原産地は北アフリカのモロッコからチュニジアにかけて横たわるアトラス山脈 北アフリカとはいえ高山植物ということで、寒さに強いのは花期が冬でもありわかってはいたけれど、耐暑性がどうなのかはよくわからなかったのです。

以前似たような感触を持つ、ウメバチキンポウゲを鉢栽培した時は、夏越しもすんなり行きましたが、3年ぐらいで消えてしまいました。 
環境が違うせいなのか、私の栽培が未熟なのか、そもそも短命種なのかはわかりません。ウメバチキンポウゲ Ranunculus parnassifoliusは、ヨーロッパアルプスやピレネー山脈の標高1900〜2900mの石灰岩地に自生します。


ハゴロモキンポウゲはとても繊細な花弁を持つ美しい花です。葉だけを見るととてもキンポウゲ科とは思えないような肉厚さを持っています。
キンポウゲ科のファンは多いと思うのですが、考えてみると不思議ですよね。何を以ってキンポウゲ科と分類したのだろう?
花の感じ?

ラナンクルスといえば、園芸品種のラナンキュラスを思い浮かべる方もいるかもしれません。
あのぎゅうぎゅうな幾百もの花弁、ケンティフォリアも真っ青な。よくぞそこまで花弁を増やしたなと思います。

日本に自生しているキンポウゲは控えめな5枚花弁、どちらもそれぞれの良さがありますが、私は結構ひっそりとした一重咲き、好きです。


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我が庭の最後の紅葉はモミジ、雨後にしずくがきれいでした。
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椿 紅妙蓮寺は今年も愛らしいです。



by sakillus | 2019-12-16 23:30 | Comments(0)
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