ROSASOLIS

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ヴェロニカさんの展示会
近くに住み、私たち親子が懇意にさせていただいているスイス人の女性陶芸家、ヴェロニカ・シュトラッサーさんと彼女の写真を撮り続けている写真家の越智光彦氏の展示会がまもなく催されます。

今回の器は薄さに挑戦しました。
ヴェロニカさんの使う土は自ら採取した白州の土と、地元の土でありますが、
それらは粒子が粗く薄く成形することはとても難しいのです。
登り窯は三段になっており、前回窯焚きした一番上の段に入れていたやきものは火から遠いため、今回も再度焼きました。
それらは引き締まり、良い味を出しています。

そして、今年成形した分はとても軽くしあがり、さらに、手で触れるだけでさらさらととても良い音がするのです。
癒しという言葉を使うのはときにためらいを感じますが、まさにいやしなのだと感じます。
それが何故そのような音がするのか・・・?
土の成分なのか、薄さが関係しているのか、薪が良かったのか、炊き方が影響したのか、温度や焼いた時間が導いたのか、よくわからないのです。
科学的にある程度解明することも可能なのかもしれませんが、いろいろなことが複雑に絡み合い、人知を越えたところで起こったこと、説明が無力に感じる瞬間です。

ご高覧いただけたらありがたくおもいます。

         「大地窯展ー陶と写真が魅せるー」

     2008年 11.4 (火)ー11.9(日)
     11:00amー7:00pm

     会場: LIBRE (リブレ)
     〒113-0031
     東京都文京区根津2-29-4
     tel:03-3827-1925
     東京メトロ千代田線根津駅より徒歩5分

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なお、これは蛇足というか、余計なことなのですが、私の娘は、緑内障のために視力の微弱なヴェロニカさんに代わってギャラリー捜しやら、対外折衝やら、こまかないろいろな仕事をしてきました。
ほかに主たる仕事をし、勉学もしながら、また、質の高さを要求するヴェロニカさんの仕事をこなしてゆくのは並大抵のことではありませんでした。
まだ展示会は終わっていませんが、こころから お疲れ!と言いたいです。
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by sakillus | 2008-11-02 22:56 | Trackback | Comments(6)
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Commented by seedsbook at 2008-11-03 15:42 x
おはようございます。素敵な展覧会のようですね。
ヴェロニカさんもSakiさんSakiさんのお嬢様の暖かい友を持って幸せです。
展覧会というのは作家一人が行なうものではありませんね。さまざまな人たちの尽力で成り立ちます。

近くならぜひ伺いたいところですが、毎度ながら残念です。
(これが来年だったら。。。。ひょっとして。。。もあったのですが。)

Commented by sakillus at 2008-11-03 20:51
seedsbookさん、こんばんは。
どうもありがとうございます。
成形の段階でこれでいいと形になるまでなかなかOKしないで、気に入らないとすぐに壊す方なので、
なかなか数が足りませんし、いろいろな側面から年に一度しか窯焚きはできないかもしれません。
それだけに展示会はいい雰囲気の中でうまくやれたらと祈るような気持ちです。
わたしたちもヴェロニカさんからいろいろ教わることが多いです。

展覧会というのは作家一人が行なうものではないというseedsbookさんのお言葉は重みがあります。
本当にひとはひとりではいきてゆけませんね。
助け合ったり、支え合ったり、ときには迷惑もかけたり。^^;。

おぉ、来年ですか!
来日なさるのでしょうか・・・
秋でしょうか、春でしょうか、とバラの開花シーズンで考えている自分がおかしいです。^^。
Commented by kimi at 2008-11-03 22:37 x
sakiさんのお嬢さんが着実に芸術道を進んでらっしゃる様子とても頼もしいですね!

>質の高さを要求するヴェロニカさんの仕事をこなしてゆくのは
これ、本当に大変だと思います
そしてそれがすでに出来ているというのは
若い人としてはかなり希少な存在なのではないでしょうか
というか、若いからこそ素直にそれが出来るともいえるのかな
何にしても、こうして確実に自分を磨いていくことがやがて自身の活動に活かされていくのでしょうね

いつか見せてもらったバラの絵も印象的でした
うちではかなわない夢なので余計に憧れです^^
Commented by sakillus at 2008-11-04 00:30
kimiさん、こんばんは。

いやぁ、まだ娘はこれこれになるという確定はしていないんですよ・・・
こうやって、アシスタントの仕事をしながら大人と接しながらノウハウを学んでゆくのは、
学校の授業などより実践的でもあり、勉強にはたしかになりますね。

パンフレットをひとつつくるにしても正解というのがないですから、ひとつひとつ手探りなのですが、
なにかにつけ効率よくできる人間ではないので、途中までは、はたで見ていても大丈夫なのだろうかと
気をもませられますが、これでいけるとなると粘りを見せますね。
今の仕事はパソコンでこなす部分も多いので、その意味でも若いひとは有利かもしれませんね。
いずれにしても、窯焚きなども経験もなかなかないことなので、なにか残るものは大きいとおもいます。

えぇっ、でも、kimiさんのお嬢さんもかなり絵がお上手ですよね。(うちは絵描きにはなりませんし、なれません。)
あの、鉛筆で緻密に描かれたロボットの絵なんかは忘れられませんよ〜!!
Commented by クミン at 2008-11-05 21:04 x
sakiさん、こんばんは。
最近なかなか書き込みが出来ず、ひとり悶々としています(笑)。
ヴェロニカさんの作品、実際に見てみたいです!
きっと色んな事を感じる作品なんだろうな~と思います。
それから、一番下の写真、特に好きです。
ヴェロニカさんの器がすっかり森の一部になっていて・・・。
Commented by sakillus at 2008-11-05 22:09
クミンさん、こんばんは。

書き込みも(自分自身の)波がありますよね。時間の余裕がないときは特に読み逃げになりがちです。

そうですね、実際に見ていただけたらなぁとおもいます・・・
展示会はなかなかよい雰囲気のうちにやっているようですよ。
わたしも急遽きのう見にいったのですが、お客様もじっくり見ていただける方が多かったです。
不思議なことにひとりひとり好みが違うというのが如実にでるところがおもしろいです。
手で持ってみて、しっくり落ち着くのがそれぞれ違うというのもわかっておもしろいです。

その写真の背景の森はヴェロニカさんちの山なんですよ。^^。
ほんと、山裾に住んでいるんです。
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